問16:垂直的マーケティングシステム(VMS)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:VMSとは、チャネル内の各段階が独立して個別最適を追求する仕組みである。
- B:VMSは、流通の統制や効率をむしろ低下させる仕組みである。
- C:VMSとは、卸売業者を介さずメーカーが消費者へ直接販売することを指す。
- D:VMSは、生産者・卸売業者・小売業者が連携して一つの流通システムのように機能する仕組みである。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】VMS【考え方】VMS(垂直的マーケティングシステム)は生産者・卸売業者・小売業者が連携して一つの流通システムのように機能する仕組みで、チャネル内の調整を強め流通効率や統制を高めることを狙う。【選択肢解説】各段階が独立して個別最適を追うのはVMSの趣旨に反するため、正しくない。
・B
【選択肢解説】VMSは統制や効率を高める仕組みであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】メーカーの直接販売はVMSそのものを指すわけではないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】各段階が連携し一つのシステムのように機能するというVMSの説明であり正しい。
関連過去問:R4,問29
問17:フランチャイズに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:本部が加盟店に商標やノウハウを提供し、加盟店が対価を支払って事業を行う仕組みである。
- B:本部をフランチャイジー、加盟店をフランチャイザーと呼ぶ。
- C:フランチャイズでは、本部のブランド力やノウハウは活用できない。
- D:フランチャイズは、チャネル内の利害対立を指す用語である。
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】フランチャイズ【考え方】フランチャイズは本部(フランチャイザー)が加盟店(フランチャイジー)に商標やノウハウを提供し、加盟店が対価(ロイヤルティ)を支払って事業を行う仕組みで、本部のブランド力やノウハウを活用して店舗展開しやすい。【選択肢解説】本部が商標・ノウハウを提供するというフランチャイズの説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】本部がフランチャイザー、加盟店がフランチャイジーであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】フランチャイズでは本部のブランド力やノウハウを活用できるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】チャネル内の利害対立はチャネル・コンフリクトであるため、正しくない。
関連過去問:R4,問29
問18:チャネル・コンフリクトに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:チャネル・コンフリクトとは、複数段階が連携し一体化した状態を指す。
- B:メーカー直販と既存小売店販売が競合すると、チャネル・コンフリクトが生じることがある。
- C:チャネル・コンフリクトは、価格や販売地域の調整とは無関係に発生する。
- D:チャネル・コンフリクトとは、加盟店が本部に支払う対価のことである。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】チャネル・コンフリクト【考え方】チャネル・コンフリクトはチャネル内の利害対立や摩擦で、メーカー直販と既存小売店販売が競合する場合などに生じる。チャネル管理では価格・販売地域・販促・在庫・情報共有の調整が重要となる。【選択肢解説】複数段階が連携した状態はVMSであるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】直販と既存小売の競合で生じるというチャネル・コンフリクトの説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】価格や販売地域の調整不足で生じることがあるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】加盟店が支払う対価はロイヤルティであるため、正しくない。
関連過去問:R4,問29
問19:オムニチャネルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:オムニチャネルとは、実店舗のみで顧客接点を完結させる考え方である。
- B:オムニチャネルでは、店舗在庫とEC在庫を分断して別々に管理する。
- C:オムニチャネルは、実店舗・EC・アプリ・SNSなど複数接点を統合し顧客体験を一貫させる考え方である。
- D:オムニチャネルでは、顧客情報や購買履歴の連携は不要である。
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】オムニチャネル【考え方】オムニチャネルは実店舗・EC・アプリ・SNSなど複数の販売接点を統合し、顧客体験を一貫させる考え方である。店舗在庫・EC在庫・顧客情報・購買履歴を連携することが重要で、価格・チャネル・顧客心理を一体で考える。【選択肢解説】実店舗のみで完結させるのはオムニチャネルではないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】在庫を分断するのはオムニチャネルの趣旨に反するため、正しくない。
・C
【選択肢解説】複数接点を統合し顧客体験を一貫させるという説明であり正しい。
・D
【選択肢解説】顧客情報や購買履歴の連携が重要であるため、正しくない。
関連過去問:R5,問29
問20:需要の価格弾力性と商品特性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:価格弾力性が高い商品では、価格を変えても需要量はほとんど変化しない。
- B:価格弾力性が低い商品では、価格変更が需要量に大きく影響しやすい。
- C:価格弾力性は、値入率や粗利益率と同じ意味の指標である。
- D:価格弾力性が高い商品では、価格変更が需要量に大きく影響しやすい。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】価格弾力性と商品特性【考え方】需要の価格弾力性が高い商品は価格変更が需要量に大きく影響しやすく、低い商品は価格を上げても需要が大きく減りにくい。弾力性は需要の反応度を示す指標で、値入率や粗利益率とは異なる。【選択肢解説】弾力性が高い商品は価格変更で需要が大きく変化するため、正しくない。
・B
【選択肢解説】需要量に大きく影響しやすいのは弾力性が高い商品であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】価格弾力性は値入率や粗利益率とは異なる指標であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】弾力性が高い商品は価格変更が需要量に大きく影響するという説明であり正しい。
関連過去問:R5,問29

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