問1:生産情報システムに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:生産情報システムは、設計・製造・購買・販売などの情報を共有し効率的な生産を支える。
- B:生産情報システムは、データを保存するだけで意思決定や現場改善には活用されない。
- C:生産情報システムを導入すれば、入力データが不正確でも適切な管理が実現する。
- D:生産情報システムは、部門ごとに情報を分断するほど計画変更に対応しやすくなる。
【第1問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】生産情報システムの基礎【考え方】生産情報システムは設計・製造・購買・販売などの情報を正確・迅速に共有して効率的な生産を実現する仕組みである。意思決定や現場改善にも活用され、入力データの正確さやマスタ整備が前提となる。情報が分断されると対応が遅れる。【選択肢解説】各部門の情報を共有し効率的な生産を支えるという説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】生産情報システムは意思決定や現場改善にも活用されるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】入力データが不正確では適切な管理は難しいため、正しくない。
・D
【選択肢解説】情報が分断されると計画変更への対応は遅れるため、正しくない。
関連過去問:R4,問9
問2:CAD・CAE・CAMに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:CADは、強度や熱、流体などを解析して設計を評価するシステムである。
- B:CAEは、コンピュータ上で解析・シミュレーションを行い設計の妥当性を検討する。
- C:CAMは、製品や部品の設計図面・3次元モデルの作成を支援するシステムである。
- D:CAEは、NC工作機械の加工プログラム作成を支援するシステムである。
【第2問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】CAD・CAE・CAMの区別【考え方】CADは設計図面・3次元モデルの作成支援、CAEは強度・熱・流体などの解析支援、CAMは加工機械の制御や加工プログラム作成支援を行う。設計・解析・製造支援のどれに当たるかを区別する。【選択肢解説】解析して設計を評価するのはCAEであるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】CAEが解析・シミュレーションで設計を検討するという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】設計図面・モデル作成を支援するのはCADであるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】加工プログラム作成を支援するのはCAMであるため、正しくない。
関連過去問:R3,問9
問3:CAPP・NC・CNCに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:CAPPは、数値情報によって工作機械を直接制御する方式である。
- B:NCは、コンピュータを用いて工程設計や加工手順の作成を支援する仕組みである。
- C:CAPPは、加工順序・使用設備・工具・加工条件などの工程設計を支援する。
- D:CNCとは、手動でハンドルを操作して加工する従来型の工作機械を指す。
【第3問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】CAPP・NC・CNC【考え方】CAPPはコンピュータで工程設計(加工順序・設備・工具・条件)を支援し、設計と製造の橋渡しをする。NCは数値情報で工作機械を制御する方式、CNCはコンピュータでNC工作機械を制御する方式である。【選択肢解説】数値情報で工作機械を制御するのはNCであるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】工程設計を支援するのはCAPPであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】CAPPが工程設計を支援するという説明であり正しい。
・D
【選択肢解説】CNCはコンピュータ制御のNC工作機械であり手動機ではないため、正しくない。
関連過去問:R3,問9
問4:CIM(コンピュータ統合生産)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:CIMは、単一のNC工作機械のみを制御する仕組みを指す。
- B:CIMは、設計・製造の情報を意図的に分断して部門ごとに最適化する考え方である。
- C:CIMは、製品データの版管理のみを目的としたシステムである。
- D:CIMは、設計・製造・販売・物流などの情報を統合し生産活動全体を管理する考え方である。
【第4問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】CIM【考え方】CIM(Computer Integrated Manufacturing)は設計・製造・販売・物流などの情報を統合し、コンピュータで生産活動全体を最適化する考え方である。CAD・CAM・生産管理システムなどの連携が重要となる。【選択肢解説】単一機械の制御にとどまらず生産全体を統合するため、正しくない。
・B
【選択肢解説】CIMは情報を統合する考え方であり分断ではないため、正しくない。
・C
【選択肢解説】版管理のみを目的とはしないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】情報を統合して生産全体を管理するというCIMの説明であり正しい。
関連過去問:R2,問9
問5:FMS(フレキシブル生産システム)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:FMSは、NC工作機械・搬送装置・制御システムを組み合わせ多品種少量生産に柔軟に対応する。
- B:FMSは、単一製品の大量生産に特化し段取り替えを一切行わないシステムである。
- C:FMSは、設計・製造・販売の情報を統合する経営管理の考え方である。
- D:FMSは、導入コストが低く高度な管理能力を必要としないシステムである。
【第5問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】FMS【考え方】FMS(Flexible Manufacturing System)は複数のNC工作機械・搬送設備・コンピュータ制御を連携させ、多品種少量生産で段取り替えや工程変更に柔軟に対応するシステムである。導入コストは高く高度な管理能力を要する。【選択肢解説】多品種少量に柔軟対応するというFMSの説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】FMSは多品種少量で柔軟に対応するシステムであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】情報統合の考え方はCIMであるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】FMSは導入コストが高く高度な管理能力を要するため、正しくない。
関連過去問:R2,問9

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