問16:値入率の基準に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:売価値入率は、値入高を原価で割って求める。
- B:原価値入率は、値入高を売価で割って求める。
- C:売価値入率と原価値入率は、同じ商品では必ず同じ値になる。
- D:売価値入率は値入高÷売価、原価値入率は値入高÷原価で求める。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】値入率の基準【考え方】値入高は売価−原価である。売価値入率は値入高÷売価、原価値入率は値入高÷原価で求める。同じ商品でも分母が異なるため両者の値は一致しない。分母が売価か原価かを区別することが重要である。【選択肢解説】値入高を原価で割るのは原価値入率であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】値入高を売価で割るのは売価値入率であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】分母が異なるため両者は一致しないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】売価値入率と原価値入率の分母の違いを正しく説明しており正しい。
関連過去問:R3,問30
問17:ある売場の粗利益高と総労働時間が下記のとおりである。人時生産性として、最も適切なものはどれか。
資料:粗利益高 500,000円/総労働時間 100時間
- A:5,000円
- B:500円
- C:50,000円
- D:2円
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】人時生産性の計算【考え方】人時生産性は従業員1人1時間あたりの粗利益高で、粗利益高÷総労働時間で求める。500,000÷100=5,000円となる。売上高ではなく粗利益高を用いる点に注意する。【選択肢解説】粗利益高500,000円を総労働時間100時間で割った5,000円であり正しい。
・B
【選択肢解説】桁を誤って計算しており、正しくない。
・C
【選択肢解説】桁を誤って計算しており、正しくない。
・D
【選択肢解説】分子と分母を逆にしており、正しくない。
関連過去問:R4,問30
問18:人時生産性と人件費管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:人時生産性は、売上高を総労働時間で割って求める指標である。
- B:人時生産性は粗利益高を用い、人時売上高が高くても粗利益率が低ければ人時生産性は低いことがある。
- C:人件費率は、総労働時間を粗利益高で割って求める指標である。
- D:売場の人員配置は、来店客数や作業量とは無関係に固定すべきである。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】人時生産性と人件費率【考え方】人時生産性は粗利益高÷総労働時間で、売上高ではなく粗利益高を用いる。人時売上高(売上高÷総労働時間)が高くても粗利益率が低ければ人時生産性は低いことがある。人件費率は人件費÷売上高で、人員配置は来店客数や作業量に応じて調整する。【選択肢解説】売上高を用いるのは人時売上高であり人時生産性ではないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】人時生産性が粗利益高を用いる点を正しく説明しており正しい。
・C
【選択肢解説】人件費率は一般に人件費÷売上高で求める。なお、人件費÷粗利益高は労働分配率として扱われるため、人時生産性や人件費率とは区別する必要がある。したがって正しくない。
・D
【選択肢解説】人員配置は来店客数や作業量に応じて調整するため、正しくない。
関連過去問:R4,問30
問19:ある店舗の年間売上高と売場面積が下記のとおりである。売場面積1坪あたりの売上高(坪当たり売上高)として、最も適切なものはどれか。
資料:年間売上高 45,000,000円/売場面積 150坪
- A:3万円/坪
- B:300万円/坪
- C:30万円/坪
- D:15万円/坪
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】坪当たり売上高の計算【考え方】坪当たり売上高は売上高÷売場面積で求める。45,000,000円÷150坪=300,000円=30万円/坪となる。売場効率を示す指標の一つである。【選択肢解説】桁を誤って計算しており、正しくない。
・B
【選択肢解説】桁を誤って計算しており、正しくない。
・C
【選択肢解説】売上高を売場面積で割った30万円/坪であり正しい。
・D
【選択肢解説】売場面積の扱いを誤っており、正しくない。
関連過去問:R4,問30
問20:小売計数の各指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:坪当たり売上高は、在庫効率を示す指標である。
- B:商品回転率は、人員の生産性を示す指標である。
- C:人時生産性は、売場面積あたりの売上効率を示す指標である。
- D:売上効率・利益効率・在庫効率・人員効率を示す指標を区別して活用することが重要である。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】小売計数の指標の区別【考え方】小売計数では、坪当たり売上高(売上・利益効率)、商品回転率や交差比率・GMROI(在庫効率)、人時生産性や人件費率(人員効率)など、どの指標が何の効率を示すかを区別して活用する。売上高だけを見ると値下げによる利益悪化を見落とすことがある。【選択肢解説】坪当たり売上高は売場の売上効率を示す指標であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】商品回転率は在庫効率を示す指標であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】人時生産性は人員効率を示す指標であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】各指標が示す効率を区別して活用するという説明であり正しい。
関連過去問:R5,問30

コメント