問6:作業改善の原則ECRSに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:ECRSでは、まず作業をより簡単にする簡素化から検討することが望ましい。
- B:ECRSでは、まず不要な作業をなくせないか(排除)を最初に検討する。
- C:Cは交換(Change)を表し、作業の順序や場所を入れ替えることを指す。
- D:Rは結合(Rejoin)を表し、複数の作業をまとめることを指す。
【第6問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】ECRSの原則【考え方】ECRSはE(排除)・C(結合)・R(交換)・S(簡素化)の頭文字で、改善効果の大きい排除から順に検討する。Cは結合、Rは交換(順序・場所の入替え)を指す。【選択肢解説】最初に検討するのは簡素化ではなく排除であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】排除から順に検討するという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】Cは結合であり交換ではないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】Rは交換であり結合ではないため、正しくない。
関連過去問:R5,問13
問7:ワークサンプリング法により設備の稼働状況を観測した結果が下記のとおりである。設備の稼働率として、最も適切なものはどれか。
資料:総観測回数 200回/稼働状態が観測された回数 160回
- A:20%
- B:125%
- C:80%
- D:160%
【第7問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】ワークサンプリングによる稼働率【考え方】ワークサンプリングでは稼働状態の観測回数の割合を稼働率とみなす。160÷200=0.8で80%となる。瞬間観測をランダムに多数回行い状態の割合を推定する手法である。【選択肢解説】非稼働の割合を答えており、正しくない。
・B
【選択肢解説】分子と分母を逆にしており、正しくない。
・C
【選択肢解説】稼働観測回数160回を総観測回数200回で割った80%であり正しい。
・D
【選択肢解説】観測回数をそのまま比率としており、正しくない。
関連過去問:R3,問14
問8:動作研究およびサーブリッグ分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:サーブリッグは、工程全体の物の流れを記号で表す工程分析の手法である。
- B:動作研究は、作業者の細かな動作ではなく工場全体の配置を対象とする。
- C:サーブリッグ分析はテーラーが考案した工程順序の最適化手法である。
- D:サーブリッグは、探す・つかむ・運ぶ等の基本動作要素に作業を分解する。
【第8問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】動作研究・サーブリッグ【考え方】動作研究は作業者の身体動作を細かく分析しムダな動作を減らす。サーブリッグはギルブレス夫妻に由来し、探す・選ぶ・つかむ・運ぶ・保持するなどの基本動作要素に分解して分析する手法である。【選択肢解説】物の流れを記号で表すのは工程分析でありサーブリッグではないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】動作研究は作業者の細かな動作を対象とするため、正しくない。
・C
【選択肢解説】サーブリッグはギルブレス夫妻に由来する手法であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】基本動作要素への分解というサーブリッグの説明であり正しい。
関連過去問:R2,問13
問9:1人の作業者が複数台の同一機械を受け持つことを検討する。各時間が下記のとおりであるとき、理論上1人が受け持てる機械台数の上限として、最も適切なものはどれか。
資料:1台あたりの手作業(人の作業)時間 2分/機械の自動運転時間 6分
- A:4台
- B:3台
- C:8台
- D:6台
【第9問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】人・機械分析(担当台数)【考え方】1人が受け持てる機械台数の理論上限は(手作業時間+機械自動運転時間)÷手作業時間で求める。(2+6)÷2=4台となる。手作業時間が短く自動運転時間が長いほど多台持ちが可能になる。【選択肢解説】(2+6)÷2=4台であり正しい。
・B
【選択肢解説】自動運転時間の一部を除いて計算しており、正しくない。
・C
【選択肢解説】手作業時間の扱いを誤っており、正しくない。
・D
【選択肢解説】自動運転時間をそのまま台数としており、正しくない。
関連過去問:R3,問14
問10:動作経済の原則に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:両手はできるだけ別々のタイミングで動かし、片手ずつ順番に使うのがよい。
- B:材料や工具は作業者の近くの定位置に置き、探す・持ち替える動作を減らすのがよい。
- C:手で保持する動作を増やし、治具や重力の利用は避けるのがよい。
- D:部品箱は作業者からできるだけ遠くに置き、移動を増やすのがよい。
【第10問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】動作経済の原則【考え方】動作経済の原則では、両手を同時・対称に使い、材料や工具を作業者の近くの定位置に配置し、治具や重力を利用して保持動作を減らし、ムダな移動・持ち替え・探す動作を削減して疲労を軽減する。【選択肢解説】両手は同時・対称に動かすのが望ましいため、正しくない。
・B
【選択肢解説】工具・材料を定位置に置き探す動作を減らすという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】治具や重力を利用して保持動作を減らすのが望ましいため、正しくない。
・D
【選択肢解説】部品箱は近くに置き移動を減らすのが望ましいため、正しくない。
関連過去問:R5,問13

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