問11:標準時間が下記のとおりの作業について、指定数量を生産するのに必要な標準工数(人・時間)として、最も適切なものはどれか。
資料:1個あたり標準時間 6分/生産数量 400個
- A:24時間
- B:2,400時間
- C:40時間
- D:66.7時間
【第11問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】標準工数の算定【考え方】必要な標準工数は1個あたり標準時間×生産数量で求め、時間に換算する。6分×400個=2,400分。2,400÷60=40時間となる。【選択肢解説】時間換算の段階を誤っており、正しくない。
・B
【選択肢解説】分を時間に換算しておらず、正しくない。
・C
【選択肢解説】総所要2,400分を60で割った40時間であり正しい。
・D
【選択肢解説】生産数量を時間で割っており、正しくない。
関連過去問:R4,問13
問12:工程分析・流れ分析における分析対象の選択に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:製品の運搬距離が長い場合は、作業者の動きを対象とする作業者工程分析が最も適する。
- B:作業者が長距離を歩いている場合は、物の流れを対象とする分析が最も適する。
- C:分析対象を物か人かで区別する必要はなく、どの手法でも結果は同じになる。
- D:作業者が長距離を歩く問題には作業者工程分析、物の運搬が長い問題には製品工程分析が適する。
【第12問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】流れ分析の対象選択【考え方】物の流れが問題なら製品(物)を対象とする工程分析、作業者の移動や手待ちが問題なら作業者工程分析、作業者と機械の関係なら人・機械分析を用いる。分析対象を誤ると適切な改善手法を選べない。【選択肢解説】運搬距離が長い場合は物を対象とする分析が適するため、正しくない。
・B
【選択肢解説】作業者の移動が長い場合は作業者工程分析が適するため、正しくない。
・C
【選択肢解説】対象により適切な手法は異なるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】問題の性質に応じた対象選択を正しく説明しており正しい。
関連過去問:R2,問12
問13:標準時間の構成に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:標準時間は、正味時間に余裕時間を加えて求められる。
- B:正味時間は、標準時間から観測時間を差し引いて求められる。
- C:観測時間とは、正味時間に余裕時間を加えた時間のことである。
- D:余裕時間とは、熟練者が最速で作業した場合の時間のことである。
【第13問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】標準時間の構成要素【考え方】標準時間=正味時間+余裕時間で求められる。正味時間は観測時間をレイティングで補正した時間。余裕時間は疲労・用便・避けられない遅れなどを考慮した時間で、最速作業時間ではない。【選択肢解説】標準時間が正味時間に余裕時間を加えたものであるという説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】正味時間は観測時間をレイティング補正した時間であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】観測時間は測定した実測値であり余裕を含む標準時間ではないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】余裕時間は最速作業時間ではないため、正しくない。
関連過去問:R4,問13
問14:複数の主体が関わる作業の分析手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:連合作業分析は、1人の作業者の身体動作を細かく分解する手法である。
- B:連合作業分析は、複数の作業者が協力して行う作業の手待ちや分担を分析する。
- C:人・機械分析は、2つの特性の相関関係を散布図で分析する手法である。
- D:人・機械分析は、作業者同士の会話の頻度を記録する手法である。
【第14問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】連合作業分析・人機械系分析【考え方】連合作業分析は複数作業者が協働する作業の手待ちや作業分担を分析する。人・機械分析は作業者と機械の作業・手待ちの関係を時間軸で示し、1人で複数台の機械を担当できるかの検討に役立つ。【選択肢解説】身体動作を細かく分解するのは動作研究であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】複数作業者の手待ちや分担を分析するという連合作業分析の説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】散布図による相関分析は人・機械分析ではないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】人・機械分析は作業と手待ちの時間関係を扱うため、正しくない。
関連過去問:R3,問12
問15:PTS法(既定時間標準法)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:PTS法は、ストップウォッチで観測時間を測定しレイティングで補正する方法である。
- B:PTS法は、ランダムな時点で状態を観測して稼働率を推定する方法である。
- C:PTS法は、あらかじめ定めた基本動作の時間値を組み合わせて標準時間を設定する。
- D:PTS法の代表例には、パレート図やヒストグラムがある。
【第15問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】PTS法【考え方】PTS法は基本動作ごとに定められた時間値を組み合わせて標準時間を設定する手法で、代表例にMTM法やWF法がある。ストップウォッチ観測やレイティングを要さず、作業設計段階でも時間見積りができる。【選択肢解説】ストップウォッチ観測とレイティングを用いるのは時間研究であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】ランダム観測で稼働率を推定するのはワークサンプリングであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】基本動作の時間値を合成して標準時間を設定するというPTS法の説明であり正しい。
・D
【選択肢解説】パレート図等はQC手法でありPTS法の代表例ではないため、正しくない。
関連過去問:R3,問14

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