問16:段取り替えの改善に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:内段取りとは、機械を止めずに稼働中に行える段取り作業を指す。
- B:外段取りとは、機械を停止させないと実施できない段取り作業を指す。
- C:段取り改善では、外段取りを内段取りへ移すことが基本とされる。
- D:シングル段取りとは、段取り時間を1桁分(10分未満)にすることを目指す考え方である。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】段取り改善【考え方】内段取りは機械を止めて行う作業、外段取りは稼働中に行える作業。段取り改善では内段取りを外段取りへ移し、さらに各作業を短縮する。シングル段取りは段取り時間を10分未満にする考え方である。【選択肢解説】稼働中に行えるのは外段取りであるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】機械停止が必要なのは内段取りであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】基本は内段取りを外段取りへ移すことであるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】シングル段取りが10分未満を目指す考え方であるという説明であり正しい。
関連過去問:R3,問8
問17:ライン生産におけるラインバランシングとボトルネックに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:ボトルネック工程の能力が、ライン全体の生産能力を制約する。
- B:ラインバランスが良いほど、手待ちや工程間の仕掛品は増加する。
- C:サイクルタイムは、各工程作業時間のうち最小のものより短く設定できる。
- D:編成効率が高いほど、工程間の作業時間のばらつきは大きくなる。
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】ラインバランシングとボトルネック【考え方】ライン全体の生産能力は最も能力の低いボトルネック工程に制約される。ラインバランスが良いほど手待ちや仕掛品は減り、編成効率が高いほど作業時間のばらつきは小さくなる。サイクルタイムは最大工程時間以上に設定する必要がある。【選択肢解説】ボトルネック工程が全体の生産能力を制約するという説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】バランスが良いほど手待ちや仕掛品は減るため、正しくない。
・C
【選択肢解説】サイクルタイムは最大工程時間以上でなければならないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】編成効率が高いほどばらつきは小さくなるため、正しくない。
関連過去問:R4,問6
問18:生産形態の分類に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:生産形態は受注時点では分類できず、生産量の多寡のみで分類される。
- B:生産形態は、受注時点・品種と数量・生産の流れ・設備配置などの観点で分類できる。
- C:少品種大量生産では柔軟性の高い方式が、多品種少量生産では効率重視の方式が適する。
- D:効率性を重視する方式は、一般に柔軟性も同時に高まる関係にある。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】生産形態の分類軸【考え方】生産形態は受注時点(受注/見込)、品種と数量(少品種大量/多品種少量)、生産の流れ(連続/断続)、設備配置などの複数の観点で分類できる。効率性と柔軟性は一般にトレードオフの関係にある。【選択肢解説】生産形態は受注時点でも分類できるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】複数の観点で分類できるという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】少品種大量には効率重視、多品種少量には柔軟性重視が適するため、正しくない。
・D
【選択肢解説】効率性と柔軟性は一般にトレードオフであるため、正しくない。
関連過去問:R2,問3
問19:受注対応形態(デカップリングポイントの位置)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:受注設計生産(ETO)は、標準品を在庫し受注後に出荷のみを行う形態である。
- B:在庫生産(MTS)は、顧客の個別仕様に合わせて設計から始める形態である。
- C:受注組立生産(ATO)は、共通部品を見込生産し受注後に組立て最終製品にする。
- D:デカップリングポイントを顧客側に近づけるほど、受注後のリードタイムは長くなる。
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】受注対応形態【考え方】デカップリングポイントは見込生産と受注生産の分岐点。ETOは受注後に設計から行う、MTSは完成品を見込生産、ATOは共通部品を見込生産し受注後に組み立てる。分岐点を顧客側に近づけるほど受注後のリードタイムは短くなる。【選択肢解説】受注後に出荷のみを行うのはMTS(在庫生産)であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】設計から始めるのはETOであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】共通部品を見込生産し受注後に組み立てるATOの説明であり正しい。
・D
【選択肢解説】分岐点を顧客側に近づけるほど受注後リードタイムは短くなるため、正しくない。
関連過去問:R3,問4
問20:製品特性と生産方式の適合に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:需要が安定した標準品の大量生産には、ジョブショップ型が最も適する。
- B:多品種少量で仕様変更が多い製品には、専用ラインの連続生産が最も適する。
- C:同一製品でも市場環境が変化すれば、適した生産方式が変わることはない。
- D:多品種少量で柔軟性が求められる製品には、セル生産方式が適することが多い。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】生産方式の選択【考え方】標準品の大量生産にはライン生産や連続生産が、多品種少量で柔軟性を要する製品にはセル生産やジョブショップが適する。同一製品でも市場環境の変化に応じて適した方式は変わりうる。【選択肢解説】標準品の大量生産に適するのはライン生産であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】多品種少量にはセル生産等が適し専用ラインは向かないため、正しくない。
・C
【選択肢解説】市場環境が変われば適した方式も変わりうるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】多品種少量で柔軟性が求められる場合にセル生産が適するという説明であり正しい。
関連過去問:R2,問3

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