問1:ある作業の正味時間と余裕率が下記のとおりである。外掛け法で求めた標準時間として、最も適切なものはどれか。
資料:正味時間 10分/余裕率 20%(外掛け)
- A:12.0分
- B:12.5分
- C:8.0分
- D:10.2分
【第1問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】標準時間(外掛け法)【考え方】外掛け法では標準時間=正味時間×(1+余裕率)で求める。10×(1+0.2)=10×1.2=12.0分となる。内掛け法の10÷(1−0.2)=12.5分と混同しないよう注意する。【選択肢解説】正味時間10分に(1+0.2)を乗じた12.0分であり正しい。
・B
【選択肢解説】内掛け法の計算式を用いており、正しくない。
・C
【選択肢解説】余裕を差し引く方向に計算しており、正しくない。
・D
【選択肢解説】余裕率の適用を誤っており、正しくない。
関連過去問:R4,問13
問2:IE(インダストリアル・エンジニアリング)と作業研究の体系に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:方法研究は作業時間の測定を、作業測定は作業方法の改善を主目的とする。
- B:作業研究は、作業方法を改善する方法研究と、作業時間を測る作業測定に大別される。
- C:IEの目的は作業者を急がせて作業速度を最大化することにある。
- D:作業測定には工程分析と動作研究が、方法研究には時間研究が含まれる。
【第2問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】IE・作業研究の体系【考え方】作業研究は方法研究(工程分析・動作研究など)と作業測定(時間研究・稼働分析など)に大別される。方法研究は作業方法の改善、作業測定は標準時間の設定を担う。IEはムダを減らし合理的な作業方法を作ることを目的とする。【選択肢解説】方法研究と作業測定の目的が逆であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】方法研究と作業測定への区分を正しく説明しており正しい。
・C
【選択肢解説】IEは作業者を急がせることが目的ではないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】工程分析・動作研究は方法研究、時間研究は作業測定であり分類が逆であるため、正しくない。
関連過去問:R3,問12
問3:ある作業の正味時間と余裕率が下記のとおりである。内掛け法で求めた標準時間として、最も適切なものはどれか。
資料:正味時間 12分/余裕率 20%(内掛け)
- A:14.4分
- B:9.6分
- C:15.0分
- D:10.0分
【第3問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】標準時間(内掛け法)【考え方】内掛け法では標準時間=正味時間÷(1−余裕率)で求める。12÷(1−0.2)=12÷0.8=15.0分となる。外掛け法の12×1.2=14.4分と混同しないよう注意する。【選択肢解説】外掛け法の計算式を用いており、正しくない。
・B
【選択肢解説】余裕率を差し引く方向に計算しており、正しくない。
・C
【選択肢解説】正味時間12分を(1−0.2)で割った15.0分であり正しい。
・D
【選択肢解説】余裕を考慮しておらず、正しくない。
関連過去問:R4,問13
問4:工程分析で用いる基本図記号に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:「運搬」は、対象物に形状変化や性質変化を与える活動を表す。
- B:「停滞」は、品質や数量を確認する活動を表す。
- C:「加工」は、対象物を別の場所へ移動させる活動を表す。
- D:「検査」は、対象物の品質や数量を確認する活動を表す。
【第4問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】工程分析記号【考え方】工程分析では加工・運搬・検査・停滞・貯蔵を区別する。加工は形状・性質変化、運搬は場所の移動、検査は品質・数量の確認、停滞は次工程を待つ状態、貯蔵は保管状態を表す。【選択肢解説】形状・性質変化を表すのは加工であり運搬ではないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】品質・数量の確認を表すのは検査であり停滞ではないため、正しくない。
・C
【選択肢解説】場所の移動を表すのは運搬であり加工ではないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】検査が品質・数量の確認を表すという説明であり正しい。
関連過去問:R2,問12
問5:ストップウォッチ法による時間研究の結果が下記のとおりである。レイティングにより補正した正味時間として、最も適切なものはどれか。
資料:観測時間の平均 0.5分/レイティング係数 120(基準100)
- A:0.60分
- B:0.42分
- C:0.50分
- D:1.20分
【第5問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】レイティングと正味時間【考え方】正味時間は観測時間にレイティング係数の比率を乗じて求める。0.5×(120÷100)=0.5×1.2=0.60分となる。レイティング係数が100を超える作業者は基準より速いため正味時間は観測時間より長く補正される。【選択肢解説】観測時間0.5分に1.2を乗じた0.60分であり正しい。
・B
【選択肢解説】レイティング係数で割っており、正しくない。
・C
【選択肢解説】レイティング補正を行っておらず、正しくない。
・D
【選択肢解説】レイティング係数を分単位として扱っており、正しくない。
関連過去問:R4,問13

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