問6:基準生産計画(MPS)と資材所要量計画(MRP)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:MRPは最終製品をいつどれだけ生産するかを示す計画で、部品展開は行わない。
- B:MPSは最終製品の生産予定を示し、MRPで部品・材料の必要量を展開する。
- C:MRPは部品表を用いず、需要予測のみから直接部品必要量を算出する。
- D:MPSは在庫情報と部品表から従属需要品目の正味所要量を計算する計画である。
【第6問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】MPSとMRP【考え方】MPSは最終製品をいつどれだけ作るかを示す基準生産計画。MRPはMPS・部品表(BOM)・在庫情報を用いて部品や材料の必要量を計算し正味所要量へ展開する。【選択肢解説】最終製品の生産予定を示すのはMPSであるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】MPSが最終製品計画、MRPが部品展開という説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】MRPは部品表を用いて必要量を計算するため、正しくない。
・D
【選択肢解説】正味所要量を計算するのはMRPであるため、正しくない。
関連過去問:R4,問8
問7:あるプロジェクトの作業と先行関係、所要日数が下記のとおりである。プロジェクト全体の最短完了日数として、最も適切なものはどれか。
資料:作業A(先行なし,4日)→C、作業B(先行なし,3日)→C・D、作業C(先行A・B,5日)→E、作業D(先行B,6日)→E、作業E(先行C・D,2日)。経路:A→C→E=11日/B→C→E=10日/B→D→E=11日
- A:10日
- B:9日
- C:11日
- D:13日
【第7問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】クリティカルパス【考え方】各経路の所要日数を比較し最長の経路がクリティカルパスとなる。A→C→Eは4+5+2=11日、B→C→Eは3+5+2=10日、B→D→Eは3+6+2=11日。最長は11日であり、これが最短完了日数となる。【選択肢解説】最短の経路を選んでおり、正しくない。
・B
【選択肢解説】所要日数の集計を誤っており、正しくない。
・C
【選択肢解説】最長経路11日を最短完了日数とした値であり正しい。
・D
【選択肢解説】全作業日数を単純合計しており、正しくない。
関連過去問:R5,問4
問8:部品表(BOM)とMRPの前提に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:部品表は最終製品の販売予測を品目別に示した需要予測表である。
- B:MRPでは、基準生産計画が頻繁に大きく変わっても部品手配は安定する。
- C:MRPで対象とする部品の需要は、他の品目と独立した独立需要である。
- D:部品表は製品を構成する部品・材料の親子関係と必要数量を示す表である。
【第8問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】部品表とMRP【考え方】部品表(BOM)は製品を構成する部品・材料の親子関係と必要数量を表す。MRPはこれと基準生産計画・在庫情報から従属需要品目の必要量を計算する。基準生産計画が頻繁に変わると部品手配が混乱する。【選択肢解説】部品表は需要予測表ではなく構成表であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】基準生産計画が変動すると部品手配は混乱するため、正しくない。
・C
【選択肢解説】MRP対象部品の需要は従属需要であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】部品表が親子関係と必要数量を示す表であるという説明であり正しい。
関連過去問:R4,問8
問9:あるプロジェクトのネットワークにおいて、ある作業の時刻情報が下記のとおりである。この作業のトータルフロート(総余裕時間)として、最も適切なものはどれか。
資料:最早開始時刻 6日/最遅開始時刻 9日/作業所要日数 4日
- A:3日
- B:0日
- C:7日
- D:4日
【第9問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】トータルフロート【考え方】トータルフロートは最遅開始時刻から最早開始時刻を差し引いて求める。9−6=3日となる。フロートが0の作業はクリティカルパス上にある。【選択肢解説】最遅開始9日から最早開始6日を引いた3日であり正しい。
・B
【選択肢解説】余裕がないと判断しており、正しくない。
・C
【選択肢解説】作業所要日数を加えており、正しくない。
・D
【選択肢解説】作業所要日数をフロートとしており、正しくない。
関連過去問:R5,問4
問10:負荷計画・能力計画(山積み・山崩し)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:能力とは各工程や設備にかかる作業量を、負荷とは処理できる作業量を指す。
- B:山積みは工程・期間別に作業負荷を積み上げ、能力との過不足を把握する手法である。
- C:負荷が能力を大きく下回る場合でも、設備や人員の遊休は生じない。
- D:山崩しとは、能力を超える負荷をあえて特定工程に集中させることをいう。
【第10問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】負荷計画・能力計画【考え方】負荷は各工程にかかる作業量、能力は処理できる作業量。山積みは負荷を積み上げて能力との過不足を把握し、山崩しは能力超過分を日程変更や外注でならす。負荷が能力を下回れば遊休が生じる。【選択肢解説】負荷と能力の定義が逆であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】山積みが負荷を積み上げ過不足を把握する手法であるという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】負荷が能力を下回れば遊休が生じるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】山崩しは負荷を平準化する手法であり集中させるものではないため、正しくない。
関連過去問:R3,問9

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