問11:ある工程の負荷と能力が下記のとおりである。負荷率として、最も適切なものはどれか。
資料:ある週の負荷(必要作業時間) 264時間/能力(利用可能作業時間) 240時間
- A:約90.9%
- B:約81.8%
- C:110%
- D:24%
【第11問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】負荷率【考え方】負荷率は負荷÷能力で求める。264÷240=1.1で110%となる。100%を超えるため能力不足であり、残業や外注などの対応が必要になる。【選択肢解説】能力を負荷で割っており、正しくない。
・B
【選択肢解説】負荷と能力の差を能力で割っており、正しくない。
・C
【選択肢解説】負荷264時間を能力240時間で割った110%であり正しい。
・D
【選択肢解説】負荷と能力の差をそのまま比率としており、正しくない。
関連過去問:R3,問9
問12:ガントチャートに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:ガントチャートは作業間の複雑な先行関係を最も精緻に表現する手法である。
- B:ガントチャートは、クリティカルパスや余裕時間を直接算出するための図である。
- C:ガントチャートは需要予測の誤差を統計的に分析するための管理図である。
- D:ガントチャートは作業の開始・終了時刻を時間軸上に示し、進捗把握に用いられる。
【第12問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】ガントチャート【考え方】ガントチャートは作業の開始・終了時刻を時間軸上に帯で示す図で、計画と実績の比較や進捗把握に使える。複雑な先行関係の表現やクリティカルパスの算出にはネットワーク図(PERT)が適する。【選択肢解説】複雑な先行関係の表現にはネットワーク図が適するため、正しくない。
・B
【選択肢解説】クリティカルパスの算出はPERTの役割であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】予測誤差の統計分析は管理図等の役割であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】作業の時間軸表示と進捗把握に用いるという説明であり正しい。
関連過去問:R2,問4
問13:2工程フローショップ(工程1→工程2の順に全ジョブが流れる)で、各ジョブの各工程の作業時間が下記のとおりである。ジョンソン法により総所要時間(メイクスパン)を最小化する処理順序として、最も適切なものはどれか。
資料:ジョブP(工程1:5,工程2:2)/ジョブQ(工程1:1,工程2:6)/ジョブR(工程1:4,工程2:3)
- A:Q→R→P
- B:P→Q→R
- C:R→Q→P
- D:P→R→Q
【第13問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】ジョンソン法【考え方】ジョンソン法は最小の作業時間を探し、それが工程1側なら前方から、工程2側なら後方から順に並べる。最小はQの工程1(1)→先頭。次はPの工程2(2)→末尾。残るRを中央に置きQ→R→Pとなる。【選択肢解説】最小作業時間の位置に基づき並べたQ→R→Pであり正しい。
・B
【選択肢解説】工程1・工程2の時間を考慮せず入力順に並べており、正しくない。
・C
【選択肢解説】並べ方の前後を取り違えており、正しくない。
・D
【選択肢解説】中間ジョブの配置を誤っており、正しくない。
関連過去問:R5,問4
問14:現場のディスパッチング(優先順位)ルールに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:EDD(最早納期順)は、処理時間の短い作業を優先するルールである。
- B:SPT(最短処理時間順)は、平均滞留時間の短縮に効果があるとされる。
- C:FCFS(先着順)は、納期遅れの最小化を第一の目的とするルールである。
- D:SPTでは、処理時間の長い作業ほど先に処理される傾向がある。
【第14問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】ディスパッチングルール【考え方】SPTは処理時間の短い作業を優先し平均滞留時間の短縮に効果がある一方、長い作業は後回しになりやすい。EDDは納期の早い作業を優先し納期遅れ抑制に用いる。FCFSは到着順に処理する。【選択肢解説】処理時間の短い作業を優先するのはSPTであるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】SPTが平均滞留時間の短縮に効果があるという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】FCFSは到着順のルールで納期最小化を主目的としないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】SPTでは処理時間の短い作業が先に処理されるため、正しくない。
関連過去問:R4,問4
問15:1台の機械で処理する3つのジョブの処理時間が下記のとおりである。SPT(最短処理時間順)で処理したときの平均完了時間(平均滞留時間)として、最も適切なものはどれか(すべて時刻0に到着)。
資料:ジョブX 2時間/ジョブY 4時間/ジョブZ 6時間
- A:12.0時間
- B:4.0時間
- C:約6.7時間
- D:約9.3時間
【第15問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】SPTの平均滞留時間【考え方】SPTでは処理時間の短い順にX→Y→Zで処理する。各ジョブの完了時刻はX=2、Y=2+4=6、Z=6+6=12。平均完了時間は(2+6+12)÷3=20÷3≒6.7時間となる。【選択肢解説】最後のジョブの完了時刻(メイクスパン)を答えており、正しくない。
・B
【選択肢解説】処理時間の単純平均を用いており、正しくない。
・C
【選択肢解説】完了時刻2・6・12の平均約6.7時間であり正しい。
・D
【選択肢解説】処理時間の長い順で処理した場合の平均であり、正しくない。
関連過去問:R4,問4

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