問1:4Pのうち価格が持つ特徴として適切なものはどれか。
- A:主にコスト要素である
- B:収益とは無関係である
- C:唯一直接的に収益を生む要素である
【第1問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。主にコスト要素なのは製品・流通・プロモーションであり、価格は収益を生む要素である。
・B:不適切。価格は売上・利益に直結する要素であり、収益と無関係ではない。
・C:適切。4Pのうち価格は、唯一直接的に収益を生む要素である。製品、流通、プロモーションは主に費用を伴う活動だが、価格は売上高や利益に直接影響する。また、価格は需要量、ブランドイメージ、顧客の知覚価値、競争上のポジションにも影響する。【試験対策】価格=収益を直接生む4P要素。ただし需要・イメージにも影響。
関連過去問:R7,問30/R6,問37/R5,問4
問2:価格決定方法のうち、原価に利益を加えて決める志向を何というか。
- A:価値志向型価格設定
- B:コスト志向型価格設定
- C:競争志向型価格設定
【第2問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。価値志向型は顧客が感じる価値を基準にする方法であり、原価に利益を加えるコスト志向型ではない。
・B:適切。原価に一定の利益を加えて価格を決める考え方はコスト志向型価格設定である。価格設定には、原価を基準にするコスト志向型、競合価格を基準にする競争志向型、顧客の知覚価値や需要の強さを基準にする需要志向・価値志向型がある。【試験対策】コスト志向=原価基準、競争志向=競合基準、価値志向=顧客価値基準。
・C:不適切。競争志向型は競合価格を基準にする方法であり、原価に利益を加えるコスト志向型ではない。
関連過去問:R7,問30/R6,問37/R5,問4
問3:顧客層や購買状況ごとの需要の強さ・価格感度の違いに応じて価格を変える設定方法を何というか。
- A:需要志向型価格設定
- B:競争志向型価格設定
- C:コスト志向型価格設定
【第3問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。顧客層、購買状況、需要の強さ、価格感度の違いに応じて価格を変える考え方は需要志向型価格設定である。顧客が感じる価値や支払意思額を重視する価値志向型価格設定とも関連が深い。ただし、不合理な差別や顧客の不信感につながらないよう注意が必要である。【試験対策】需要志向=需要・価格感度に応じる。
・B:不適切。競争志向型は競合価格を基準に決める方法であり、需要の強さに応じて変える需要志向型ではない。
・C:不適切。コスト志向型は原価を基準に価格を決める方法であり、需要の強さに応じて変える需要志向型ではない。
関連過去問:基礎知識
問4:コスト志向型のうち、原価に一定の利幅を上乗せする方法を何というか。
- A:目標利益価格設定
- B:マークアップ価格設定
- C:威光価格
【第4問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。目標利益価格設定は目標利益を達成できるよう決める方法であり、一定の利幅を上乗せするマークアップ価格設定ではない。
・B:適切。原価に一定の利幅を上乗せして価格を決める方法をマークアップ価格設定という。小売業などでよく用いられる。目標利益価格設定は、目標とする利益や投資収益率を達成できるよう価格を設定する方法である。威光価格は高価格により高級感や品質感を訴求する心理的価格設定である。【試験対策】マークアップ=原価+利幅、目標利益=目標利益から逆算。
・C:不適切。威光価格は高価格で高級感を訴求する心理的価格設定であり、原価に利幅を上乗せするコスト志向型ではない。
関連過去問:R6,問37/R5,問4
問5:ブランド・ロイヤルティが高い商品の価格弾力性はどうなるか。
- A:常にゼロになる
- B:高くなる(価格が上がると需要が大きく減る)
- C:低くなる(価格が上がっても需要が減りにくい)
【第5問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。価格弾力性がゼロになることは一般的でなく、ロイヤルティが高いと低くなる。
・B:不適切。ロイヤルティが高いと需要が減りにくいため弾力性はむしろ低くなり、高くなるわけではない。
・C:適切。価格弾力性とは、価格が変化したときに需要量がどの程度変化するかを示す概念である。ブランド・ロイヤルティが高い商品は、価格が上がっても顧客が離れにくいため、一般に価格弾力性は低くなりやすい。ただし、必ずゼロになるわけではない。代替品の有無、必需性、支出割合、ブランドへの愛着などによって弾力性は変わる。【試験対策】価格弾力性が低い=価格が変わっても需要が動きにくい。
関連過去問:R7,問30/R7,問34

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