問6:購入後に自分の選択が正しかったか不安や矛盾を感じる心理状態を何というか。
- A:知覚リスク
- B:認知的不協和
- C:選択的注意
【第6問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。知覚リスクは購買前に損失・失敗が生じるかもしれない不安であり、購入後の不安(認知的不協和)とは時点が異なる。
・B:適切。購入後に自分の選択が正しかったか不安や矛盾を感じる心理状態を認知的不協和という。高価格・高関与・選択肢間の差が小さい購買で生じやすい。購買前に失敗や損失を不安に感じるのが知覚リスク、購買後に選択の正しさを不安に感じるのが認知的不協和である。【試験対策】知覚リスク=購買前の不安、認知的不協和=購買後の不安。
・C:不適切。選択的注意は一部の刺激に注意を向ける知覚の作用であり、購入後の不安(認知的不協和)ではない。
関連過去問:R5,問35設問1
問7:消費者が商品や購買に対して感じる重要性・関心の高さを何といい、何によって高まりやすいか。
- A:関与度/価格の高さ・知覚リスク・自己表現との関係
- B:態度/店員の態度のみ
- C:関与度/商品の色のみ
【第7問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。消費者が商品や購買に対して感じる重要性・関心の高さが関与度である。価格が高い、失敗時の損失が大きい、自己表現に関わる、購入頻度が低い、専門知識が必要といった場合に関与度は高まりやすい。関与度が高いほど情報探索や比較検討は丁寧になりやすい。【試験対策】関与度↑=情報探索・比較検討が丁寧になりやすい。
・B:不適切。態度は対象への評価・行動傾向であり、購買への重要性・関心の高さ(関与度)とは別概念である。
・C:不適切。関与度は価格・知覚リスク・自己表現などで高まるものであり、商品の色のみで決まるものではない。
関連過去問:R7,問36/R1,問34
問8:アサエルの購買行動4類型で「高関与×ブランド間差異大」に当たるものはどれか。
- A:習慣的購買行動
- B:不協和低減型購買行動
- C:複雑な購買行動
【第8問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。習慣的購買行動は低関与×差異小の類型であり、高関与×差異大ではない。
・B:不適切。不協和低減型購買行動は高関与×差異小の類型であり、差異が大きい場合ではない。
・C:適切。アサエルの4類型では、高関与×ブランド間差異大が複雑な購買行動、高関与×ブランド間差異小が不協和低減型購買行動、低関与×ブランド間差異小が習慣的購買行動、低関与×ブランド間差異大がバラエティ・シーキング型購買行動である。【試験対策】高関与×差異大=複雑、高関与×差異小=不協和低減、低関与×差異小=習慣、低関与×差異大=バラエティ。
関連過去問:R7,問36/R1,問34/H28,問41
問9:「低価格の日用品を深く比較せず習慣で買う行動」はアサエルのどの類型か。
- A:複雑な購買行動
- B:バラエティ・シーキング型購買行動
- C:習慣的購買行動
【第9問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。複雑な購買行動は関与度が高くブランド間差異も大きい場合であり、習慣で買う行動ではない。
・B:不適切。バラエティ・シーキング型は低関与でも差異が大きく変化を求める行動であり、習慣で同じものを買う行動ではない。
・C:適切。低価格の日用品を深く比較せず、いつもと同じブランドで買う行動は、低関与×ブランド間差異小の習慣的購買行動である。低関与でもブランドを変えて気分転換する場合は、バラエティ・シーキング型購買行動に近い。【試験対策】習慣=いつもの商品、バラエティ=低関与でも変化を求める。
関連過去問:R7,問36/R1,問34/H28,問41
問10:消費者が外部刺激を受け取り意味づける心理的過程を何というか。
- A:学習
- B:態度
- C:知覚
【第10問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。学習は経験により知識・態度・行動が変化することであり、刺激を意味づける過程(知覚)ではない。
・B:不適切。態度は対象への評価・行動傾向であり、刺激を意味づける過程(知覚)ではない。
・C:適切。消費者が外部刺激を受け取り、意味づける心理的過程を知覚という。知覚には、数ある情報の一部に注意を向ける選択的注意、自分の信念に合うように解釈する選択的歪曲、自分に都合のよい情報や印象的な情報を記憶する選択的記憶がある。【試験対策】注意=見る情報を選ぶ、歪曲=解釈を変える、記憶=覚える情報を選ぶ。
関連過去問:R3,問29/R1,問34

コメント