問11:購買によって損失や失敗が生じるかもしれないという不安を何というか。
- A:認知的不協和
- B:関与度
- C:知覚リスク
【第11問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。認知的不協和は購入後に選択の正しさに感じる不安であり、購買前の損失の不安(知覚リスク)とは時点が異なる。
・B:不適切。関与度は購買への重要性・関心の高さであり、損失の不安(知覚リスク)そのものではない。
・C:適切。購買によって損失や失敗が生じるかもしれないという不安が知覚リスクである。金銭的リスク、機能的リスク、身体的リスク、社会的リスク、心理的リスク、時間的リスクなどがある。保証、返品制度、試用機会、口コミ、専門家の推奨、ブランド信頼などにより低減できる。【試験対策】知覚リスク=購買前の不安。保証・返品・口コミで低減。
関連過去問:R7,問36/R1,問34
問12:経験によって消費者の知識・態度・行動が変化することを何というか。
- A:関与
- B:知覚
- C:学習
【第12問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。関与は購買への重要性・関心の高さであり、経験による知識・態度の変化(学習)ではない。
・B:不適切。知覚は外部刺激を受け取り意味づける過程であり、経験による変化(学習)ではない。
・C:適切。経験によって消費者の知識・態度・行動が変化することを学習という。広告への反復接触でブランド名を覚える、使用経験によって評価が変わる、ポイントや特典によって再購買が促される、といった例がある。【試験対策】学習=経験による知識・態度・行動の変化。
関連過去問:H28,問41/R5,問35設問2
問13:消費者の態度を構成する3要素の組み合わせとして適切なものはどれか。
- A:認知的要素・感情的要素・行動的要素
- B:発案・影響・決定
- C:注意・歪曲・記憶
【第13問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。態度は、認知的要素、感情的要素、行動的要素の3要素から成る。認知的要素は知識・信念、感情的要素は好き嫌いなどの感情、行動的要素は購入意向や行動傾向である。【試験対策】態度=認知・感情・行動。
・B:不適切。発案・影響・決定は購買に関わる役割であり、態度の3要素ではない。
・C:不適切。注意・歪曲・記憶は知覚の選択的3作用であり、態度の3要素ではない。
関連過去問:H28,問41/R5,問36設問2
問14:態度が好意的な場合の購買との関係として適切なものはどれか。
- A:価格や入手可能性によって購買に至らないこともある
- B:好意的なら必ず購買に至る
- C:態度は購買と一切関係しない
【第14問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。好意的な態度は購買意向を高めやすいが、価格、在庫、入手可能性、時間、家族の反対などの制約により、必ず購買に至るとは限らない。態度と購買行動は関連するが、完全に一致するわけではない。【試験対策】好意的態度≠必ず購買。制約条件が介在する。
・B:不適切。好意的態度でも価格や入手可能性の制約で購買に至らないことがあり、必ず購買に至るとはいえない。
・C:不適切。態度は購買意向と関連するため、まったく関係しないとはいえない。
関連過去問:H28,問41/R5,問36設問2
問15:消費者の価値観や購買行動に影響を与える集団を何というか。
- A:社会階層
- B:母集団
- C:準拠集団
【第15問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。社会階層は所得・職業・教育などで区分される階層であり、所属・願望・回避で分ける準拠集団とは別概念である。
・B:不適切。母集団は調査対象全体の集団を指す統計用語であり、購買行動に影響を与える準拠集団ではない。
・C:適切。消費者の価値観や購買行動に影響を与える集団を準拠集団という。所属集団は実際に所属している集団、願望集団は所属したい・憧れる集団、回避集団は同一視したくない集団である。可視性の高い商品や、社会的評価に関わる商品ほど影響を受けやすい。【試験対策】準拠集団=所属・願望・回避。
関連過去問:R4,問27/R5,問35設問1

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