問11:組織変革に対して従業員が抵抗を示す主な要因として適切なものはどれか。
- A:不確実性への不安・既得権益の喪失・必要性の理解不足
- B:変革が容易すぎること
- C:報酬が高すぎること
【第11問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。組織変革への抵抗は、不確実性への不安、既得権益の喪失、慣れた仕事の変更、必要性の理解不足、能力不足への不安などから生じる。抵抗は単なるわがままではなく、変革によって失うものや不安があるために起こる。【試験対策】変革抵抗=不安・既得権・必要性理解不足。
・B:不適切。変革の容易さは抵抗を生む要因ではなく、むしろ抵抗の要因は不安や理解不足である。
・C:不適切。報酬の高さは変革への抵抗の主要因ではない。
関連過去問:基礎知識
問12:組織が経験や情報から知識を獲得し、行動やルーティンを改善していく過程を何というか。
- A:組織学習
- B:組織社会化
- C:組織変革
【第12問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。組織学習とは、組織が経験や情報から知識を獲得し、行動、ルーティン、判断基準を改善していく過程である。個人が学んでも組織のルールや仕組みに反映されなければ、組織学習として定着しにくい点に注意する。【試験対策】組織学習=経験から知識を得て、行動・ルーティンを改善する。
・B:不適切。組織社会化は新メンバーが組織に適応する過程であり、知識獲得・改善の過程(組織学習)とは焦点が異なる。
・C:不適切。組織変革は構造・文化を意図的に変えることであり、経験からの学習過程(組織学習)とは異なる。
関連過去問:R6,問22/R5,問20/R1,問14
問13:前提・目標そのものを問い直す学習を何といい、提唱者は誰か。
- A:ダブルループ学習/アージリス&ショーン
- B:組織学習/センゲ
- C:シングルループ学習/アージリス&ショーン
【第13問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。前提・目標・価値観そのものを問い直す学習がダブルループ学習で、提唱者はアージリス&ショーンである。たとえば、売上低下に対して営業方法だけを修正するのはシングルループ学習、そもそもの顧客ターゲットや事業方針を見直すのはダブルループ学習である。【試験対策】シングル=手段修正、ダブル=前提・目標の見直し。
・B:不適切。センゲは学習する組織の提唱者であり、シングル/ダブルループ学習の提唱者はアージリス&ショーンである。
・C:不適切。シングルループ学習は前提・目標を変えずに行動・手段を修正する学習であり、前提を問い直すダブルループとは逆である。
関連過去問:R6,問22/R5,問20/R1,問14
問14:学習の区別に関する記述として適切なものはどれか。
- A:前提を変えず手段を修正するのがシングルループ、前提を問い直すのがダブルループである
- B:前提・目標そのものを問い直す学習をシングルループ学習という
- C:両者に区別はない
【第14問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。シングルループ学習は、既存の前提や目標を維持したまま、行動や手段を修正する学習である。一方、ダブルループ学習は、前提・目標・価値観そのものを問い直す学習である。環境変化が大きい場合には、ダブルループ学習が重要になる。【試験対策】シングル=枠内改善、ダブル=枠組みの見直し。
・B:不適切。前提・目標を問い直すのはダブルループ学習であり、シングルループ学習ではない。
・C:不適切。両者は「枠内の改善」か「枠組みの見直し」かで明確に区別される。
関連過去問:R6,問22/R5,問20/R1,問14
問15:環境変化に対応するため継続的に学習し変化し続ける組織を何といい、提唱者は誰か。
- A:機械的組織/バーンズ&ストーカー
- B:学習する組織/センゲ
- C:官僚制/ウェーバー
【第15問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。機械的組織(バーンズ&ストーカー)は安定環境向きの組織であり、継続的学習の組織像(学習する組織)ではない。
・B:適切。環境変化に対応するため継続的に学習し変化し続ける組織を、センゲは学習する組織とした。代表的な5つのディシプリンとして、システム思考、自己マスタリー、メンタルモデル、共有ビジョン、チーム学習が挙げられる。【試験対策】センゲ=学習する組織、5つのディシプリンも余裕があれば押さえる。
・C:不適切。官僚制(ウェーバー)は規則・階層に基づく組織であり、継続的学習を重視する学習する組織ではない。
関連過去問:R6,問22/R5,問20/R1,問14

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