問16:環境変化に対応するため、過去に有効だった知識や慣行をあえて捨て去ることを何というか。
- A:ダブルループ学習
- B:組織社会化
- C:アンラーニング(学習棄却)
【第16問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。ダブルループ学習は前提・目標を問い直す学習であり、既存知識をあえて捨てるアンラーニングとは概念が異なる。
・B:不適切。組織社会化は新メンバーが組織に適応する過程であり、既存知識の棄却ではない。
・C:適切。アンラーニング(学習棄却)とは、環境変化に対応するため、過去に有効だった知識、成功体験、慣行、思考様式を意識的に見直し、必要に応じて捨て去ることである。単に知識を忘れることではなく、新しい学習を可能にするために古い前提を手放す点が重要である。【試験対策】アンラーニング=過去の成功体験・古い前提を手放す。
関連過去問:基礎知識
問17:個人の勘・経験に基づき言語化しにくい知識と、文章・図表で明示しやすい知識を、それぞれ何というか。
- A:データ・情報
- B:形式知・暗黙知
- C:暗黙知・形式知
【第17問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。データ・情報は知識の前段階を表す語であり、暗黙知・形式知の区別ではない。
・B:不適切。名称が逆である。言語化しにくいのが暗黙知、明示しやすいのが形式知である。
・C:適切。個人の勘、経験、技能、ノウハウなど言語化しにくい知識が暗黙知であり、文章、図表、マニュアル、データベースなどで明示しやすい知識が形式知である。SECIモデルでは、暗黙知と形式知の相互変換によって組織的知識が創造される。【試験対策】暗黙知=言語化しにくい、形式知=明示しやすい。
関連過去問:R4,問10/R3,問10/R5,問11
問18:暗黙知と形式知の相互変換により組織的知識が創造されるとするモデルを何といい、提唱者は誰か。
- A:マネジリアル・グリッド/ブレーク&ムートン
- B:SL理論/ハーシー&ブランチャード
- C:SECIモデル/野中郁次郎
【第18問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。マネジリアル・グリッドはリーダーシップの2軸理論であり、知識創造のSECIモデルではない。
・B:不適切。SL理論はリーダーシップの状況適合理論であり、知識創造のSECIモデルではない。
・C:適切。SECIモデルは、暗黙知と形式知の相互変換によって組織的知識が創造されるとするモデルで、野中郁次郎らが提唱した。4プロセスは、共同化、表出化、連結化、内面化である。【試験対策】SECI=共同化・表出化・連結化・内面化、野中郁次郎。
関連過去問:R4,問10/R3,問10/R5,問11
問19:SECIモデルの「表出化」の変換方向として適切なものはどれか。
- A:形式知→形式知
- B:形式知→暗黙知
- C:暗黙知→形式知
【第19問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。形式知→形式知は連結化の変換方向であり、表出化ではない。
・B:不適切。形式知→暗黙知は内面化の変換方向であり、表出化ではない。
・C:適切。SECIモデルにおける表出化は、暗黙知を言語・図表・概念などにより形式知へ変換するプロセスである。熟練者の勘やノウハウをマニュアル化する例が典型である。【試験対策】表出化=暗黙知→形式知。
関連過去問:R4,問10/R3,問10/R5,問11
問20:「熟練者のノウハウを言語化しマニュアル化する」のはSECIのどのプロセスか。
- A:表出化
- B:共同化
- C:連結化
【第20問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。熟練者のノウハウを言語化しマニュアル化するのは表出化である。共同化は暗黙知から暗黙知への共有、連結化は形式知から形式知への組み合わせ、内面化は形式知から暗黙知への体得である。【試験対策】共同化=暗→暗、表出化=暗→形、連結化=形→形、内面化=形→暗。
・B:不適切。共同化は暗黙知→暗黙知(現場経験の共有)であり、言語化・マニュアル化(表出化)ではない。
・C:不適切。連結化は形式知→形式知(既存資料の組み合わせ)であり、暗黙知の言語化(表出化)ではない。
関連過去問:R4,問10/R3,問10/R5,問11

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