問6:新しいメンバーが組織の価値観・規範・行動様式を学び組織に適応していく過程を何というか。
- A:組織学習
- B:組織変革
- C:組織社会化
【第6問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。組織学習は組織が経験から知識を獲得し改善する過程であり、新メンバーの適応過程(社会化)ではない。
・B:不適切。組織変革は構造・文化などを意図的に変えることであり、新メンバーの適応過程ではない。
・C:適切。組織社会化とは、新しいメンバーが組織の価値観、規範、行動様式、役割期待を学び、組織に適応していく過程である。入社時研修だけでなく、上司・同僚との相互作用、OJT、職場経験を通じて進む。【試験対策】組織社会化=新人が文化・規範・役割を学び適応する過程。
関連過去問:R7,問19
問7:組織社会化が不十分な場合の影響として適切なものはどれか。
- A:文化の再生産が加速する
- B:不安や役割曖昧性を感じやすく、早期離職につながりやすい
- C:組織コミットメントが必ず高まる
【第7問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。社会化が不十分だと文化の再生産はむしろ滞りやすく、加速するとはいえない。
・B:適切。組織社会化が不十分だと、新しいメンバーは不安や役割曖昧性を感じやすく、組織へのコミットメントが高まらず、早期離職につながりやすい。一方で、社会化が過剰に働くと既存文化への同調が強まり、異質な視点が失われる場合もある。【試験対策】社会化不足=不安・役割曖昧性・早期離職。
・C:不適切。社会化が不十分だとコミットメントはむしろ低下しやすく、必ず高まるわけではない。
関連過去問:R7,問19
問8:組織の構造・文化・戦略・業務プロセスなどを意図的に変えることを何というか。
- A:組織均衡
- B:組織変革
- C:組織社会化
【第8問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。組織均衡は誘因と貢献の均衡による存続条件であり、組織を意図的に変える組織変革ではない。
・B:適切。組織変革とは、環境変化や戦略転換に対応するため、組織の構造、文化、戦略、業務プロセス、人材・制度などを意図的に変えることである。計画的に進める変革もあれば、環境変化や現場の学習に応じて創発的に進む変革もある。【試験対策】組織変革=構造・文化・戦略・プロセスの変更。
・C:不適切。組織社会化は新メンバーが組織に適応する過程であり、組織を意図的に変える組織変革ではない。
関連過去問:R7,問23/R5,問23/H29,問22/R3,問23
問9:組織変革を「解凍・変革(移行)・再凍結」の3段階で説明した研究者は誰か。
- A:レヴィン
- B:シャイン
- C:センゲ
【第9問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。組織変革を解凍・変革(移行)・再凍結の3段階で説明したのがレヴィンである。解凍は既存の行動様式や価値観を揺さぶり変革の必要性を認識させる段階、変革は新しい行動や仕組みに移行する段階、再凍結は新しい状態を定着させる段階である。【試験対策】レヴィン=解凍・変革(移行)・再凍結。
・B:不適切。シャインは組織文化の3層モデルの研究者であり、変革の3段階モデルの提唱者ではない。
・C:不適切。センゲは学習する組織の提唱者であり、変革の3段階モデルの研究者ではない。
関連過去問:H29,問22/R7,問16
問10:組織変革を推進する役割を担う人や主体を何というか。
- A:ゲートキーパー
- B:変革エバンジェリスト
- C:変革エージェント(チェンジ・エージェント)
【第10問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。ゲートキーパーは外部情報を組織に取り込む媒介者を指す語であり、変革推進役(変革エージェント)とは異なる。
・B:不適切。変革エバンジェリストは一般的な学術用語ではなく、変革推進役を指す標準的な語は変革エージェントである。
・C:適切。組織変革を推進する役割を担う人や主体を変革エージェント(チェンジ・エージェント)という。経営者、管理者、外部コンサルタント、プロジェクトチームなどが担う場合がある。変革の必要性を示し、関係者を巻き込み、抵抗を調整する役割を持つ。【試験対策】変革エージェント=変革を推進・調整する主体。
関連過去問:R7,問23/R5,問23/H29,問22

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