問1:企業が外部環境と内部資源を踏まえ、長期的な方向性と経営資源の配分を決める考え方を何というか。
- A:経営戦略
- B:経営計画
- C:業務戦略
【第1問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。外部環境と内部資源を踏まえ、長期的な方向性と資源配分を決めるのが経営戦略である。「何をするか」だけでなく「何をしないか」を決める点にも特徴がある。【試験対策】経営戦略=「長期的方向性+資源配分」。日々の作業手順(オペレーション)と混同させる誤り選択肢に注意。
・B:不適切。経営計画は、経営戦略を具体的な数値目標やスケジュールに落とし込んだものであり、長期的な方向性と資源配分の基本的な考え方そのものを指す経営戦略とは区別される。
・C:不適切。業務戦略(機能別戦略)は個々の業務領域での方針であり、企業全体の長期的方向性と資源配分を決める経営戦略とは階層が異なる。
関連過去問:R7,問1/R6,問1
問2:経営戦略における「戦略」と「戦術」の関係として適切なものはどれか。
- A:戦略と戦術は同義であり区別されない
- B:戦略は具体的な実行手段、戦術は大きな方向性を指す
- C:戦略は大きな方向性、戦術はそれを実現する具体的な実行手段を指す
【第2問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。戦略と戦術は抽象度と役割が異なり、上位・下位の階層関係にある。同義ではない。
・B:不適切。逆である。具体的な実行手段が戦術、大きな方向性が戦略である。
・C:適切。戦略は目標達成に向けた大きな方向性を、戦術はそれを実現する具体的な実行手段を指す。両者は上位・下位の階層関係にある。【試験対策】「戦略=方向性(上位)/戦術=手段(下位)」の階層関係で押さえる。
関連過去問:R7,問1/R6,問1
問3:経営資源の伝統的分類「人・物・金」に加え、近年重視される第4の資源は何か。
- A:情報的経営資源(知識・ブランド・ノウハウ等)
- B:設備
- C:土地
【第3問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。第4の資源は情報的経営資源(知識・ブランド・ノウハウなどの見えざる資産)である。模倣困難で競争優位の源泉になりやすい。【試験対策】「人・物・金+情報」。情報的資源は見えざる資産であり模倣困難性が高い点が問われる。
・B:不適切。設備も「物」に含まれる有形資源であり、見えざる資産としての情報的資源ではない。
・C:不適切。土地は「物」に含まれる有形の資源であり、新たに重視される第4の資源(情報的資源)ではない。
関連過去問:R6,問2
問4:経営理念・ミッション・ビジョンが示すものの組み合わせとして適切なものはどれか。
- A:理念=将来の到達点、ミッション=価値観、ビジョン=使命
- B:理念=根本的な価値観、ミッション=存在意義・使命、ビジョン=将来実現したい到達点
- C:三者はいずれも短期的な数値目標を示す
【第4問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。対応が入れ替わっている。理念=価値観、ミッション=使命、ビジョン=将来像が正しい。
・B:適切。経営理念は根本的な価値観、ミッションは存在意義・使命、ビジョンは将来実現したい到達点を示す。「価値観→使命→将来像」の順で戦略に方向性を与える上位概念である。【試験対策】三者の対応(理念=価値観、ミッション=使命、ビジョン=将来像)を取り違えないこと。
・C:不適切。これらは短期的な数値目標ではなく、企業の価値観・使命・将来像を示す上位概念である。
関連過去問:基礎知識
問5:経営戦略の性質として適切なものはどれか。
- A:日々の短期的な作業手順を定めるものである
- B:財務諸表の作成基準を定めるものである
- C:長期的な方向性や経営資源の配分を定めるものである
【第5問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。短期的な作業手順を定めるのはオペレーション・戦術であり、経営戦略ではない。
・B:不適切。財務諸表の作成基準は会計基準の領域であり、経営戦略の定義とは無関係である。
・C:適切。経営戦略は長期的な方向性や経営資源の配分を定めるものであり、短期的な作業手順とは異なる。【試験対策】「戦略=長期・方向性」「戦術/オペレーション=短期・手順」の対比が頻出。
関連過去問:R7,問1/R6,問1

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