問11:標本数を増やしても解消されにくい誤差はどれか。
- A:標本誤差
- B:非標本誤差(質問の誘導・記憶違い・抽出の偏りなど)
- C:偶然誤差
【第11問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。標本誤差は標本数を増やすと小さくなりやすい偶然誤差であり、増やしても解消されにくい誤差ではない。
・B:適切。標本数を増やしても解消されにくい誤差は非標本誤差である。質問文の誘導、回答者の記憶違い、回答拒否、調査員の聞き取りミス、入力ミス、標本の偏りなどが例である。標本誤差は標本調査で一部しか調べないことに伴う偶然的な誤差で、標本数を増やすと小さくなりやすい。一方、非標本誤差は調査設計や実施方法の問題であり、標本数を増やしても解消されないことがある。【試験対策】標本数増で減りやすい=標本誤差、残りやすい=非標本誤差。
・C:不適切。偶然誤差は標本誤差とほぼ同義で標本数を増やすと減るものであり、解消されにくい誤差ではない。
関連過去問:R6,問39
問12:あらかじめ用意された選択肢から選ぶ質問形式を何というか。
- A:選択回答(クローズドエンド)
- B:自由回答(オープンエンド)
- C:プリテスト
【第12問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。あらかじめ用意された選択肢から選ぶ質問形式が選択回答(クローズドエンド)である。集計・比較しやすい一方、回答の自由度は低い。自由回答(オープンエンド)は回答者が自由に記述できるため、理由や新しい気づきを得やすいが、集計・分類に手間がかかる。【試験対策】選択回答=集計しやすい、自由回答=深掘りしやすい。
・B:不適切。自由回答は文章で自由に答える形式であり、選択肢から選ぶ選択回答ではない。
・C:不適切。プリテストは本調査前に質問票を試すことであり、回答形式(選択回答)ではない。
関連過去問:R6,問39/R6,問40
問13:測定尺度のうち、絶対原点があり売上・個数などに用いる尺度を何というか。
- A:名義尺度
- B:順序尺度
- C:比例尺度
【第13問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。名義尺度は分類のみの尺度(例:性別)であり、絶対原点を持つ比例尺度ではない。
・B:不適切。順序尺度は順位はあるが間隔が不明の尺度であり、絶対原点を持つ比例尺度ではない。
・C:適切。絶対原点があり、売上額、個数、年齢、購入回数などに用いる尺度が比例尺度である。名義尺度は性別や地域など分類だけを示す尺度、順序尺度は順位や満足度段階のように順序を示す尺度、間隔尺度は温度のように差に意味があるが絶対原点がない尺度である。【試験対策】名義=分類、順序=順位、間隔=差、比例=差+比率。
関連過去問:R6,問39
問14:質問票を本調査前に試して問題点を確認することを何というか。
- A:プリテスト(予備調査)
- B:A/Bテスト
- C:クロス集計
【第14問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。質問票を本調査前に少人数で試し、質問文の分かりにくさ、選択肢の漏れ、回答時間、誘導的表現、回答しにくい項目などを確認することをプリテスト(予備調査)という。A/Bテストは複数の施策案の効果を比較する実験的手法であり、プリテストとは目的が異なる。【試験対策】プリテスト=本調査前の質問票チェック。
・B:不適切。A/Bテストは複数の施策案を比較して効果を検証する方法であり、質問票を事前に試すプリテストではない。
・C:不適切。クロス集計は複数項目を組み合わせて集計する分析手法であり、本調査前の試行(プリテスト)ではない。
関連過去問:R6,問39/R6,問40
問15:将来の売上・販売数量を予測することを何といい、その基本は何か。
- A:需要予測(販売予測)/時系列データの活用
- B:市場細分化/顧客の分類
- C:需要分析/競合数の把握
【第15問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。将来の売上・販売数量を予測することを需要予測または販売予測という。過去の時系列データを活用することが基本だが、需要予測には市場調査、回帰分析、専門家判断、テストマーケティングなども用いられる。予測は完全に当たるものではないため、前提条件や誤差を意識する必要がある。【試験対策】需要予測=将来需要の見積もり。時系列データは重要だが唯一の方法ではない。
・B:不適切。市場細分化は市場を顧客グループに分けることであり、将来の売上を予測する需要予測ではない。
・C:不適切。需要分析は市場の購入量・購入意向を分析することであり、将来の売上を予測する需要予測とは区別される。
関連過去問:R7,問34/R6,問38設問1

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