問6:アンゾフの4類型のうち、一般に最もリスクが高いとされるのはどれか。
- A:市場浸透戦略
- B:市場開拓戦略
- C:多角化戦略
【第6問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。市場浸透は既存市場×既存製品で、既存の知識を活かせるため相対的にリスクは低い。
・B:不適切。市場開拓は既存製品を新市場に展開するもので、製品知識は活かせるため多角化ほどリスクは高くない。
・C:適切。多角化戦略は新製品と新市場の両方に不確実性があり、既存の製品知識も市場知識も活かしにくいため最もリスクが高いとされる。【試験対策】多角化=最もリスク大(新×新)の理由を押さえる。
関連過去問:R7,問2
問7:「国内の既存商品を海外市場へ展開する」のはアンゾフのどの戦略にあたるか。
- A:新製品開発戦略
- B:市場浸透戦略
- C:市場開拓戦略
【第7問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。新製品開発は既存市場に新商品を投入する戦略であり、新市場への展開ではない。
・B:不適切。市場浸透は既存市場で既存商品の販売量を増やす戦略であり、新市場への展開ではない。
・C:適切。既存製品を新しい市場(海外)へ展開するのは市場開拓戦略である。【試験対策】「既存製品×新市場=市場開拓」。事例判断は頻出。
関連過去問:R7,問2
問8:多角化戦略が分類されるアンゾフの象限として適切なものはどれか。
- A:既存市場×新製品
- B:既存市場×既存製品
- C:新市場×新製品
【第8問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。既存市場×新製品は新製品開発戦略である。
・B:不適切。既存市場×既存製品は市場浸透戦略である。
・C:適切。多角化戦略は新市場×新製品の組み合わせに分類される。【試験対策】多角化=新×新。既存×既存(市場浸透)と取り違えない。
関連過去問:R7,問2
問9:既存事業との関連性の有無で多角化を2つに分けると何と何か。
- A:内部多角化・外部多角化
- B:関連多角化・非関連多角化
- C:前方多角化・後方多角化
【第9問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。内部・外部は成長の源泉(自社かM&Aか)による区分であり、関連性による分類ではない。
・B:適切。既存事業と関連性が高いものを関連多角化、低いものを非関連多角化という。【試験対策】関連=シナジー重視、非関連=リスク分散重視、と目的で対比。
・C:不適切。前方・後方は垂直統合の方向を表す語であり、多角化の関連性による分類ではない。
関連過去問:R7,問2
問10:関連多角化と非関連多角化の主な目的の組み合わせとして適切なものはどれか。
- A:両者とも規模の経済のみ
- B:関連=リスク分散、非関連=シナジー
- C:関連=シナジー、非関連=リスク分散
【第10問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。規模の経済のみが目的ではなく、シナジーとリスク分散という異なる狙いがある。
・B:不適切。目的が逆である。関連多角化がシナジー、非関連多角化がリスク分散を主眼とする。
・C:適切。関連多角化は、技術・顧客・販売チャネル・ブランドなどの共通性を活かしたシナジーを重視する。一方、非関連多角化は、既存事業との関連性は低いが、事業リスクの分散や財務的なポートフォリオ効果を狙うことが多い。ただし、両者を完全に一つの目的だけで区切るのではなく、主目的の違いとして理解する。【試験対策】関連=シナジー重視、非関連=リスク分散・財務的管理重視。
関連過去問:R6,問3/R3,問1

コメント