問21:製品開発を複数段階に区切り、各段階の終わりで継続・修正・中止を判断する開発管理手法を何というか。
- A:コンカレント・エンジニアリング
- B:ステージゲート法
- C:リーン・スタートアップ
【第21問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。コンカレント・エンジニアリングは複数部門の並行関与であり、段階ごとの継続可否判断を主眼とする手法ではない。
・B:適切。ステージゲート法は、製品開発を複数のステージに分け、各ゲートで評価基準に基づき継続・修正・中止を判断する。開発投資のムダを抑える一方、運用が硬直的になるとスピードを損なう可能性もある。【試験対策】ステージゲート=関門ごとにGo/No-Goを判断。
・C:不適切。リーン・スタートアップは最小製品で仮説検証を繰り返す起業手法であり、段階的関門管理のステージゲート法とは異なる。
関連過去問:R5,問30/R7,問10
問22:顧客の声(要求品質)を製品の設計・品質特性へ体系的に変換していく手法を何というか。
- A:コンジョイント分析
- B:品質機能展開(QFD)
- C:VE(価値工学)
【第22問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。コンジョイント分析は、顧客が製品属性をどう評価するかを統計的に分析する手法であり、顧客要求を設計品質へ体系的に変換するQFDとは目的が異なる。
・B:適切。品質機能展開(QFD)は、顧客の声を要求品質として整理し、それを設計品質・品質特性に変換する手法である。単なる市場調査ではなく、顧客要求を技術的な設計要素へ橋渡しする点が重要である。【試験対策】QFD=顧客の声→設計特性への変換。
・C:不適切。VE(価値工学)は機能とコストの関係から価値向上を図る手法であり、顧客の声を設計特性へ変換するQFDとは異なる。
関連過去問:R5,問30/R7,問10
問23:手持ちの手段から出発し、予測よりもコントロール可能な行動を重視して事業機会を作り出す思考を何といい、提唱者は誰か。
- A:デザイン思考/ブラウン
- B:コーゼーション/サラスバシー
- C:エフェクチュエーション/サラスバシー
【第23問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。デザイン思考は課題解決の発想法であり、エフェクチュエーション/コーゼーションの区別とは別概念である。
・B:不適切。コーゼーションは目的(結果)から出発し予測に基づく思考であり、手段起点のエフェクチュエーションとは逆である。
・C:適切。エフェクチュエーションは、手持ちの手段から出発し、予測よりもコントロール可能な行動を重視して事業機会を作り出す思考であり、提唱者はサラス・サラスバシーである。目的を先に定め、予測に基づいて最適手段を選ぶ思考はコーゼーションである。【試験対策】エフェクチュエーション=手段起点・コントロール、コーゼーション=目的起点・予測。
関連過去問:R6,問13/R4,問8/R3,問8
問24:エフェクチュエーションの原則のうち「許容可能な損失の範囲で行動する」原則を何というか。
- A:許容可能な損失(アフォーダブル・ロス)の原則
- B:クレイジーキルトの原則
- C:レモネードの原則
【第24問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。損失を許容できる範囲に抑えて行動するのが許容可能な損失(アフォーダブル・ロス)の原則である。提携相手を巻き込み共に事業を作るのがクレイジーキルトの原則。【試験対策】アフォーダブル・ロス=損失許容範囲での行動。
・B:不適切。クレイジーキルトの原則は提携相手を巻き込み共に事業を作る原則であり、損失許容範囲での行動を指すものではない。
・C:不適切。レモネードの原則は予期せぬ事態を好機として活用する原則であり、損失許容の原則ではない。
関連過去問:R3,問8
問25:エフェクチュエーションの原則のうち「予期せぬ事態を好機として活用する」原則を何というか。
- A:クレイジーキルトの原則
- B:飛行機のパイロットの原則
- C:レモネードの原則
【第25問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。クレイジーキルトの原則は提携相手を巻き込む原則であり、予期せぬ事態の活用ではない。
・B:不適切。飛行機のパイロットの原則は将来をコントロール可能と捉える原則であり、予期せぬ事態の活用を指すものではない。
・C:適切。予期せぬ事態を好機として活用するのがレモネードの原則である。将来を予測ではなくコントロールできると捉えるのが飛行機のパイロットの原則。【試験対策】原則名と内容の対応が頻出。レモネード=逆境を好機に。
関連過去問:R3,問8

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