問1:人・物・金・情報などの資源を総称して何といい、無形資源の例はどれか。
- A:財務資本/現金・預金
- B:経営資源/工場・設備・土地
- C:経営資源/ブランド・ノウハウ・組織文化
【第1問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。財務資本・現金は資金(有形的資源)であり、無形資源の例ではない。
・B:不適切。工場・設備・土地は有形資源の例であり、無形資源の例ではない。
・C:適切。人・物・金・情報などを総称して経営資源という。無形資源はブランド・ノウハウ・技術・組織文化・信用などで、模倣困難で競争優位の源泉になりやすい。【試験対策】有形=模倣されやすい、無形=模倣困難、の対比。
関連過去問:R7,問3/R5,問2/R2,問1
問2:経営資源と競争優位の関係として適切なものはどれか。
- A:組織的に活用されて初めて競争優位につながる
- B:資源の多寡は競争優位に無関係である
- C:優れた資源は保有するだけで自動的に競争優位につながる
【第2問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。経営資源は組織的に活用されて初めて競争優位につながる。活用する組織(VRIOのO)が重要である。【試験対策】「保有」ではなく「活用(組織)」が優位の条件。
・B:不適切。優れた資源の有無は競争優位に大きく関わり、無関係ではない。
・C:不適切。保有するだけでは不十分で、活用体制(VRIOのO)が伴わなければ宝の持ち腐れになりかねない。
関連過去問:基礎知識
問3:企業内部の資源や能力に注目して競争優位を説明する考え方を何というか。
- A:ポジショニング論
- B:資源ベース理論(RBV)
- C:取引コスト理論
【第3問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。ポジショニング論(ポーター)は外部環境・業界内の位置取りを重視する考え方であり、内部資源重視のRBVではない。
・B:適切。企業内部の経営資源・能力を競争優位の源泉と考えるのが資源ベース理論(RBV)である。外部環境・ポジショニングを重視するポーター理論と視点が異なる。【試験対策】RBV=内部資源重視、ポーター=外部環境重視。
・C:不適切。取引コスト理論は取引の内部化・外部化を説明する理論であり、内部資源に基づく競争優位の説明枠組みではない。
関連過去問:R7,問3/R5,問2/R2,問1
問4:持続的競争優位の源泉となる資源の性質として適切なものはどれか。
- A:市場で誰でも容易に購入できる
- B:価格が最も安い
- C:価値があり、希少で、模倣困難で、組織的に活用される
【第4問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。容易に購入できる一般的資源は競合も入手でき、差別化にならず持続的優位につながりにくい。
・B:不適切。価格の安さは資源の性質ではなく、持続的優位の源泉の説明にならない。
・C:適切。価値・希少性・模倣困難性を備え、組織的に活用される資源が持続的競争優位の源泉である。一般的な資源は競合も入手でき差別化にならない。【試験対策】VRIOの4要件が持続的優位の条件。
関連過去問:R5,問2/R2,問1
問5:資源の模倣困難性をもたらす3要因の組み合わせとして適切なものはどれか。
- A:経路依存性・因果関係の不明性・社会的複雑性
- B:規模・範囲・経験
- C:価値・希少性・組織
【第5問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。模倣困難性は経路依存性(過去の選択・経験の積み重ね)・因果関係の不明性(優位の原因が外部から分かりにくい)・社会的複雑性(人間関係やチームワークから生まれる)から生じる。【試験対策】模倣困難性の3源泉を暗記。
・B:不適切。規模の経済・範囲の経済・経験曲線効果は主にコスト優位や効率性に関する概念であり、模倣困難性の3要因(経路依存性・因果関係の不明性・社会的複雑性)そのものではない。
・C:不適切。価値・希少性・組織はVRIOの他の要件であり、模倣困難性をもたらす3要因ではない。
関連過去問:R7,問3/H30,問3/H29,問3

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