問26:組織変革を成功させるための8段階モデルを提唱し、危機意識の醸成や変革推進チームの形成などを重視した研究者は誰か。
- A:コッター
- B:レヴィン
- C:シャイン
【第26問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。組織変革の8段階モデルを提唱したのはコッターである。危機意識の醸成、変革推進チームの形成、ビジョンの策定、短期的成果の創出、変革の定着などを重視する。レヴィンは解凍・変革・再凍結の3段階モデル、シャインは組織文化の3層モデルを提唱した。【試験対策】コッター=変革の8段階、レヴィン=3段階、シャイン=文化3層。
・B:不適切。レヴィンは解凍・変革(移行)・再凍結の3段階モデルを提唱した論者であり、8段階モデルではない。
・C:不適切。シャインは組織文化の3層モデルを提唱した論者であり、変革の8段階モデルではない。
問27:組織文化をメンバーに浸透させる方法として適切なものはどれか。
- A:理念や価値観と無関係な評価制度を設計する
- B:採用、教育、評価、報酬、儀式、物語などを通じて価値観を共有する
- C:公式な規則をすべて廃止し、各人の判断に完全に任せる
【第27問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。理念や価値観と無関係な評価制度は、むしろ文化の浸透を妨げる。制度と文化が矛盾すると文化は定着しにくい。
・B:適切。組織文化は、採用、教育、OJT、評価・報酬制度、儀式、社内用語、物語、リーダーの行動などを通じて浸透する。制度と文化が一貫していることが重要である。【試験対策】文化浸透=採用・教育・評価・報酬・儀式・物語・リーダー行動。
・C:不適切。規則をすべて廃止して各人の判断に任せることは、共有された価値観の形成にはつながりにくい。
問28:組織変革への抵抗を和らげる対応として適切なものはどれか。
- A:変革の理由を説明せず、突然制度を変更する
- B:反対意見をすべて無視し、情報共有を避ける
- C:変革の必要性を説明し、参加機会や教育訓練、支援を提供する
【第28問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。理由を説明せず突然制度を変更すると、不安や不信が高まり抵抗が強まりやすい。
・B:不適切。反対意見を無視し情報共有を避けると、抵抗はかえって強まりやすい。
・C:適切。変革抵抗を和らげるには、変革の必要性の説明、情報共有、参加、教育訓練、支援、コミュニケーション、利害調整が重要である。強制だけに頼ると抵抗が強まる場合がある。【試験対策】抵抗緩和=説明・参加・教育・支援・コミュニケーション。
問29:SECIモデルにおいて、マニュアルや文書化された知識を実践を通じて身につけ、個人のノウハウとして体得するプロセスを何というか。
- A:共同化
- B:内面化
- C:表出化
【第29問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。共同化は暗黙知から暗黙知への共有であり、形式知を体得するプロセスではない。
・B:適切。内面化は形式知から暗黙知への変換である。マニュアルや文書化された知識を実践し、経験を通じて個人の技能やノウハウとして身につけるプロセスである。【試験対策】内面化=形式知→暗黙知。共同化=暗→暗、表出化=暗→形。
・C:不適切。表出化は暗黙知を形式知へ変換するプロセスであり、内面化ではない。
問30:SECIモデルにおいて、複数の文書・データ・マニュアルなどの形式知を組み合わせ、新たな形式知を生み出すプロセスを何というか。
- A:表出化
- B:共同化
- C:連結化
【第30問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。表出化は暗黙知を形式知へ変換するプロセスであり、形式知同士を組み合わせる連結化ではない。
・B:不適切。共同化は暗黙知から暗黙知への共有であり、連結化ではない。
・C:適切。連結化は形式知から形式知への変換である。既存の文書、データ、マニュアル、報告書などを組み合わせて、新しい体系的な知識を生み出す。【試験対策】連結化=形式知→形式知。共同化=暗→暗、表出化=暗→形、内面化=形→暗。

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