問6:以下の資料に基づき、3年後の元利合計(将来価値)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・元本 1,000
・年利率 5%(複利)
・期間 3年
- A:1,150
- B:1,157.6
- C:1,102.5
- D:150
【第6問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】複利による将来価値(元本×(1+利率)ⁿ)を求める複合問題。単利計算と取り違えない点に注意する。【考え方】将来価値=1,000×(1+0.05)³=1,000×1.157625≒1,157.6。【選択肢解説】単利で計算した誤りで、1,000×(1+0.05×3)=1,150。
・B
【選択肢解説】正しい。1,000×1.05³≒1,157.6。
・C
【選択肢解説】2年分で計算した誤りで、1,000×1.05²=1,102.5。
・D
【選択肢解説】利息のみを答えた誤りで、150。
関連過去問:R6,問16
問7:以下の資料に基づき、定率法を採用する場合の初年度の営業キャッシュ・フローとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・設備の取得原価 1,000
・定率法の償却率 0.4(初年度の減価償却費は取得原価×償却率)
・減価償却費控除前の現金営業利益 500
・実効税率 30%
- A:350
- B:500
- C:470
- D:750
【第7問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】定率法初年度の減価償却費を求め、減価償却の節税効果を反映した営業CFを算定する複合問題。営業CF=現金営業利益×(1-税率)+減価償却費×税率で求められる。【考え方】初年度減価償却費=1,000×0.4=400。営業CF=現金営業利益500×(1-0.3)+減価償却費400×0.3=350+120=470。【選択肢解説】減価償却費の節税額120を加えなかった誤りで、500×0.7=350。
・B
【選択肢解説】現金営業利益をそのまま営業CFとした誤りで、500。
・C
【選択肢解説】正しい。350+120=470。
・D
【選択肢解説】減価償却費を全額足し戻した誤りで、500×0.7+400=750。
関連過去問:R6,問16
問8:以下の資料に基づき、平均投資額を基準とした会計的投資利益率(ARR)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・投資額 1,000(残存価額0、耐用年数5年、定額法)
・毎年の税引後利益 120
- A:12%
- B:60%
- C:120%
- D:24%
【第8問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】平均投資額を基準とした会計的投資利益率を求める複合問題。当初投資額ではなく平均投資額(当初投資額÷2)を用いる点に注意する。【考え方】平均投資額=1,000÷2=500。ARR=毎年の税引後利益120÷平均投資額500=24%。【選択肢解説】当初投資額1,000で計算した誤りで、120÷1,000=12%。
・B
【選択肢解説】5年間の総利益600を当初投資額で割った誤りで、600÷1,000=60%。
・C
【選択肢解説】5年間の総利益600を平均投資額で割った誤りで、600÷500=120%。
・D
【選択肢解説】正しい。120÷500=24%。
関連過去問:R6,問16
問9:以下の資料に基づき、この投資案の正味現在価値(NPV)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・初期投資額 700(うち運転資本への投資を含む)
・各年末の税引後営業CF 300(3年間)、3年の年金現価係数 2.487
・3年目末に回収される運転資本 50、3年の現価係数 0.751
- A:83.7
- B:46.1
- C:96.1
- D:170.5
【第9問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】各年の営業CFの現在価値に、期末に回収される運転資本の現在価値を加えてNPVを求める複合問題。運転資本の回収も割り引いて現在価値にする点に注意する。【考え方】NPV=営業CFの現在価値(300×2.487)+運転資本回収の現在価値(50×0.751)-初期投資700=746.1+37.55-700≒83.7。【選択肢解説】正しい。746.1+37.55-700≒83.7。
・B
【選択肢解説】3年目末の運転資本回収50を含め忘れた誤りで、746.1-700=46.1。
・C
【選択肢解説】運転資本回収を割り引かず名目額50を加算した誤りで、746.1+50-700=96.1。
・D
【選択肢解説】運転資本回収を毎年発生と誤り50×2.487を加算した誤りで、170.5。
関連過去問:R6,問16
問10:以下の資料に基づき、リース案における税引後のリース料の現在価値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・毎年末のリース料 200(3年間)
・3年の年金現価係数 2.487
・実効税率 30%(リース料は損金算入され節税効果がある)
- A:497.4
- B:348.2
- C:149.2
- D:420
【第10問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】リース料の節税効果を反映した税引後リース料の現在価値を求める複合問題。リース料に(1-税率)を乗じてから割り引く。【考え方】税引後リース料=200×(1-0.3)=140。現在価値=140×年金現価係数2.487≒348.2。【選択肢解説】税引前のリース料で計算した誤りで、200×2.487=497.4。
・B
【選択肢解説】正しい。140×2.487≒348.2。
・C
【選択肢解説】リース料に税率を乗じた節税額で計算した誤りで、200×0.3×2.487≒149.2。
・D
【選択肢解説】割り引かず税引後リース料を3年分単純合計した誤りで、140×3=420。
関連過去問:R6,問16

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