問1:以下の資料に基づき、為替予約を付した場合に受け取ることのできる円貨額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・3か月後に受け取る輸出代金 10,000ドル
・為替予約レート 1ドル148円
・取引時の直物レート 1ドル150円
・(参考)仮に予約しなかった場合の決済時の直物レートは1ドル145円と予想される
- A:1,480,000円
- B:1,500,000円
- C:1,450,000円
- D:20,000円
【第1問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】為替予約を付した場合、受取円貨額は予約レートで確定する複合問題。直物レートや予想決済レートは予約により無関係となる紛れの資料である。【考え方】受取円貨額=外貨建金額10,000ドル×予約レート148円=1,480,000円。予約により直物・決済レートの影響を受けない。【選択肢解説】正しい。10,000×148=1,480,000円。
・B
【選択肢解説】取引時の直物レート150で換算した誤りで、1,500,000円。
・C
【選択肢解説】予想決済レート145で換算した誤りで、予約により無関係である。
・D
【選択肢解説】予約レートと直物レートの差(150-148)×10,000を答えた誤りで、20,000円。
関連過去問:R6,問18
問2:以下の資料に基づき、コール・オプションの買い手の満期時の損益として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・権利行使価格 100
・満期時の原資産価格 130
・支払ったオプション料 8
- A:30
- B:22
- C:△8
- D:38
【第2問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】コール買い手の損益(max(原資産価格-権利行使価格,0)-オプション料)を求める複合問題。オプション料を控除する点に注意する。【考え方】コール買い手の損益=max(130-100,0)-オプション料8=30-8=22。【選択肢解説】オプション料を控除しなかった誤りで、30。
・B
【選択肢解説】正しい。30-8=22。
・C
【選択肢解説】権利行使せずオプション料のみ損失とした誤りで、△8。
・D
【選択肢解説】オプション料を加算した誤りで、30+8=38。
関連過去問:R6,問18
問3:以下の資料に基づき、満期時のプット・オプションの価値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・権利行使価格 120
・満期時の原資産価格 90
- A:0
- B:210
- C:30
- D:90
【第3問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】プット・オプションの価値(max(権利行使価格-原資産価格,0))を求める複合問題。コールと権利の方向を取り違えない点に注意する。【考え方】プットの価値=max(120-90,0)=30。【選択肢解説】コールのように原資産価格-権利行使価格で判定した誤りで、0。
・B
【選択肢解説】両者を加算した誤りで、120+90=210。
・C
【選択肢解説】正しい。max(120-90,0)=30。
・D
【選択肢解説】原資産価格そのものを答えた誤りで、90。
関連過去問:R6,問18
問4:以下の資料に基づき、金利スワップにおいて固定金利支払側が当期に支払う差額決済額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・想定元本 1億円
・固定金利(支払) 年3.0%
・当期の変動金利(受取) 年2.2%
・当期の計算期間 半年(0.5年)
・(参考)前期の変動金利は年1.8%であった
- A:600,000円
- B:800,000円
- C:1,500,000円
- D:400,000円
【第4問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】金利スワップの差額決済額(想定元本×(固定金利-変動金利)×期間)を求める複合問題。当期の変動金利と計算期間を正しく用い、前期の変動金利は紛れの資料である。【考え方】差額決済額=1億円×(0.03-0.022)×0.5=1億円×0.008×0.5=400,000円(固定支払側が支払う)。【選択肢解説】前期の変動金利1.8%で計算した誤りで、1億×(0.03-0.018)×0.5=600,000円。
・B
【選択肢解説】計算期間0.5年を1年とした誤りで、1億×0.008×1=800,000円。
・C
【選択肢解説】変動金利を差し引かず固定金利のみで計算した誤りで、1億×0.03×0.5=1,500,000円。
・D
【選択肢解説】正しい。1億×0.008×0.5=400,000円。
関連過去問:R6,問18
問5:以下の資料に基づき、外貨建の売掛金について決算時に計上される為替差損益として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・外貨建売掛金 20,000ドル(取引時1ドル142円)
・決算時レート 1ドル148円
・外貨建前受金 5,000ドル(取引時1ドル140円)
- A:為替差益120,000円
- B:為替差損120,000円
- C:為替差益160,000円
- D:2,960,000円
【第5問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】外貨建の貨幣項目である売掛金を決算時レートで換算替えして為替差損益を求める複合問題。前受金は非貨幣項目であり換算替えしない紛れの資料である。【考え方】売掛金の為替差損益=20,000×(148-142)=120,000円(円安により外貨建債権は差益)。前受金は非貨幣項目のため換算替えしない。【選択肢解説】正しい。20,000×(148-142)=為替差益120,000円。
・B
【選択肢解説】為替差損益の方向を逆にした誤りで、為替差損120,000円。
・C
【選択肢解説】前受金も換算替えして5,000×(148-140)=40,000を加算した誤りで、為替差益160,000円。
・D
【選択肢解説】決算時の換算額そのものを答えた誤りで、20,000×148=2,960,000円。
関連過去問:R6,問18

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