重要度:A 論点:逆選択
問11:契約前に、質の悪い財やリスクの高い相手ばかりが市場に集まってしまう現象を何というか。
- A:モラルハザード。取引後(事後)の隠された行動が原因である
- B:シグナリング。情報を持つ側が質の高さを行動で示すことである
- C:逆選択。取引前(事前)の隠された情報が原因で、中古車のレモン市場や保険市場が例である
【第11問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:モラルハザードは取引後(事後)の隠れた行動の問題で、契約前の逆選択とは生じる時点が異なる。
・B:シグナリングは逆選択を緩和する手段であり、質の悪い相手が集まる現象そのものではない。
・C:正解はCです。逆選択は取引前(事前)の隠された情報が原因で、レモン市場や健康な人が加入を控える保険市場が例。【試験対策】事前・隠れた情報=逆選択。事後のモラルハザードと区別。
関連過去問:R4,問21
重要度:A 論点:モラルハザード
問12:契約後に、情報を持つ側が注意を怠るなど望ましくない行動をとる問題を何というか。
- A:逆選択。取引前(事前)の隠された情報が原因である
- B:スクリーニング。情報を持たない側が相手の属性を選別することである
- C:モラルハザード。取引後(事後)の隠された行動が原因で、保険加入後に注意が散漫になる例が典型である
【第12問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:逆選択は取引前(事前)の隠れた情報の問題で、契約後のモラルハザードとは時点が異なる。
・B:スクリーニングは属性を選別する手段であり、注意を怠る問題そのものではない。
・C:正解はCです。モラルハザードは取引後(事後)の隠された行動が原因で、保険加入後の注意散漫が典型例。【試験対策】事後・隠れた行動=モラルハザード。事前の逆選択と区別。
関連過去問:R5,問18
重要度:B 論点:逆選択とモラルハザードの区別
問13:逆選択とモラルハザードの区別として正しいものはどれか。
- A:契約前に質の悪い相手が集まるのが逆選択、契約後に隠れた行動で生じるのがモラルハザードである
- B:どちらも契約前に生じる問題で、原因が異なるだけである
- C:契約後に隠れた行動で生じるのが逆選択、契約前に質の悪い相手が集まるのがモラルハザードである
【第13問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。契約前の質の問題が逆選択、契約後の隠れた行動がモラルハザードである。【試験対策】事前=逆選択、事後=モラルハザード。時点で区別。
・B:逆選択は契約前、モラルハザードは契約後の問題であり、両方とも契約前とするのは誤り。
・C:逆選択とモラルハザードの説明が入れ替わっており、時点の対応が逆である。
関連過去問:R4,問21
重要度:A 論点:シグナリング
問14:情報を持つ側が、自らの質の高さを相手に伝えるために行動で示すことを何というか。
- A:シグナリング。学歴や品質保証など情報を持つ側が発する信号で逆選択を緩和する
- B:モニタリング。契約後に相手の行動を監視することである
- C:スクリーニング。情報を持たない側が相手の属性を選別する仕組みを用意することである
【第14問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。シグナリングは情報を持つ側が質の高さを信号で示すことで、学歴や品質保証が例。逆選択を緩和する。【試験対策】情報を持つ側が発信=シグナリング。持たない側が選別=スクリーニング。
・B:モニタリングは契約後の行動監視で、質を事前に伝えるシグナリングとは目的・時点が異なる。
・C:スクリーニングは情報を持たない側による選別で、情報を持つ側が発信するシグナリングとは主体が逆である。
関連過去問:R4,問21
重要度:B 論点:スクリーニング
問15:情報を持たない側が、相手の隠れた属性を選別するために仕組みを用意することを何というか。
- A:モラルハザード。契約後に情報を持つ側が注意を怠ることである
- B:スクリーニング(自己選択)。複数の料金プランを用意し加入者に選ばせて属性を見分ける
- C:シグナリング。情報を持つ側が質の高さを行動で示すことである
【第15問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:モラルハザードは契約後の行動の問題で、属性を選別する仕組みであるスクリーニングとは異なる。
・B:正解はBです。スクリーニング(自己選択)は情報を持たない側が仕組みを用意して相手の属性を選別することで、保険の複数プランが例。【試験対策】持たない側が選別=スクリーニング。
・C:シグナリングは情報を持つ側による発信で、持たない側による選別であるスクリーニングとは主体が逆である。
関連過去問:基礎知識

コメント