重要度:B 論点:需要の所得弾力性
問16:所得が1%変化したときの需要量の変化率と、この値が負になる財の組合せとして正しいものはどれか。
- A:需要の価格弾力性。負になる財は下級財である。
- B:需要の所得弾力性。負になる財は奢侈品(所得が増えると需要が減る)である。
- C:需要の所得弾力性。負になる財は下級財(所得が増えると需要が減る)である。
【第16問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:価格に対する反応は価格弾力性で、所得に対する反応(所得弾力性)ではない。
・B:所得が増えると需要が減るのは下級財で、奢侈品は所得弾力性が大きい(正の)財である。
・C:正解はCです。所得変化に対する反応が所得弾力性で、負なら下級財。【試験対策】所得弾力性が負=下級財。価格弾力性や奢侈品と混同しない。
関連過去問:基礎知識
重要度:C 論点:交差弾力性
問17:他の財の価格変化に対する需要量の反応を表す弾力性と、その符号の組合せとして正しいものはどれか。
- A:交差(需要)弾力性。代替財では正、補完財では負の符号をとる。
- B:所得弾力性。代替財では正、補完財では負の符号をとる。
- C:交差(需要)弾力性。代替財では負、補完財では正の符号をとる。
【第17問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。他の財の価格に対する反応が交差弾力性で、代替財は正・補完財は負。【試験対策】符号の向き(代替=正、補完=負)が頻出。
・B:所得弾力性は所得変化に対する反応で、他の財の価格に対する反応(交差弾力性)ではない。
・C:代替財は正、補完財は負であり、符号の対応が逆になっている。
関連過去問:R4,問13
重要度:A 論点:消費者余剰
問18:消費者が支払ってもよいと考える額(支払意思額)と実際の支払額との差を何というか。
- A:生産者余剰。需要曲線と価格線に囲まれた面積で表される、消費者が得る便益である。
- B:消費者余剰。需要曲線と価格線に囲まれた面積で表される、消費者が得る便益である。
- C:死荷重。需要曲線と価格線に囲まれた面積で表される、消費者が得る便益である。
【第18問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:生産者余剰は受取額と限界費用の差で、消費者側の便益ではない。
・B:正解はBです。支払意思額と実際の支払額の差が消費者余剰である。【試験対策】消費者余剰=需要曲線と価格線の間の面積。生産者余剰・死荷重と区別。
・C:死荷重は市場の失敗等で失われる余剰で、消費者が得る便益そのものではない。
関連過去問:R4,問11
重要度:A 論点:生産者余剰
問19:生産者が受け取った額と、供給に要した費用(限界費用)との差を何というか。
- A:消費者余剰。供給曲線と価格線に囲まれた面積で表される、生産者が得る便益である。
- B:生産者余剰。供給曲線と価格線に囲まれた面積で表される、生産者が得る便益である。
- C:総余剰。供給曲線と価格線に囲まれた面積で表される、生産者が得る便益である。
【第19問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:消費者余剰は支払意思額と支払額の差で、生産者側の便益ではない。
・B:正解はBです。受取額と限界費用の差が生産者余剰である。【試験対策】生産者余剰=供給曲線と価格線の間の面積。消費者余剰・総余剰と区別。
・C:総余剰は消費者余剰と生産者余剰の合計で、生産者余剰そのものではない。
関連過去問:R4,問12
重要度:A 論点:総余剰と死荷重
問20:消費者余剰と生産者余剰の合計(総余剰)から、市場の失敗や規制で失われる余剰を何というか。
- A:死荷重(死重的損失)。総余剰が最大化されない状態で生じる社会的な損失を表す。
- B:生産者余剰。総余剰が最大化されない状態で生じる社会的な損失を表す。
- C:外部経済。総余剰が最大化されない状態で生じる社会的な損失を表す。
【第20問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。失われる余剰が死荷重である。【試験対策】死荷重=総余剰の最大化が損なわれた分の社会的損失。
・B:生産者余剰は生産者が得る便益で、失われる余剰(損失)ではない。
・C:外部経済は市場外へ及ぶ正の効果で、失われる余剰(死荷重)ではない。
関連過去問:R5,問13

コメント