重要度:B 論点:弾力性の決定要因
問11:需要の価格弾力性が大きくなりやすい財として正しいものはどれか。
- A:代替品が多い財、生活必需品、支出に占める割合が小さい財など。
- B:代替品が多い財、奢侈品、支出に占める割合が大きい財など。長期ほど代替が進み弾力性は大きくなりやすい。
- C:代替品が少ない財、生活必需品、支出に占める割合が小さい財など。
【第11問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:生活必需品や支出割合が小さい財は弾力性が小さくなりやすく、大きくなりやすい財の説明として誤り。
・B:正解はBです。代替品が多い・奢侈品・支出割合が大きい財ほど弾力性は大きい。【試験対策】代替品の多さ・奢侈品・支出割合・長期が弾力性を高める。
・C:代替品が少なく生活必需品で支出割合が小さい財は、弾力性が小さくなりやすい。
関連過去問:R7,問13/R6,問13
重要度:A 論点:弾力性と支出総額
問12:需要が弾力的(弾力性>1)な財の価格を引き下げたときの消費者の支出総額(=企業の総収入)の変化として正しいものはどれか。
- A:変化しない。価格低下率と需要量増加率がちょうど相殺されるため。
- B:減少する。価格低下率ほど需要量が増えないため。
- C:増加する。価格低下率を上回って需要量が増えるため。非弾力的な財では逆に値上げで支出総額が増える。
【第12問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:変化しないのは弾力性が1(単位弾力的)のときで、弾力的(>1)の財では増加する。
・B:弾力的な財では価格低下率を上回って需要量が増えるため、支出総額は減少しない。
・C:正解はCです。弾力的な財の値下げは支出総額を増やす。【試験対策】弾力的→値下げで総収入増、非弾力的→値上げで総収入増。
関連過去問:R7,問13
重要度:B 論点:線形需要曲線上の弾力性
問13:右下がりの直線の需要曲線上での需要の価格弾力性の変化として正しいものはどれか。
- A:価格の高い上方ほど弾力的で、中点で1、価格の低い下方ほど非弾力的になる。
- B:傾きが一定であるため、曲線上のどの位置でも弾力性は一定である。
- C:価格の低い下方ほど弾力的で、中点で1、価格の高い上方ほど非弾力的になる。
【第13問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。直線の需要曲線では上方ほど弾力的・中点で1・下方ほど非弾力的。【試験対策】傾き一定でも弾力性は位置で変わる。中点で1が要点。
・B:傾きが一定でも弾力性は位置により変わるため、一定とするのは誤り。
・C:上方ほど弾力的で下方ほど非弾力的であり、上下の対応が逆になっている。
関連過去問:R4,問14
重要度:B 論点:水平・垂直な需要曲線
問14:水平な需要曲線と垂直な需要曲線の需要の価格弾力性の組合せとして正しいものはどれか。
- A:水平も垂直も弾力性は1(単位弾力的)である。
- B:水平はゼロ(完全非弾力的)、垂直は無限大(完全弾力的)。
- C:水平は無限大(完全弾力的)、垂直はゼロ(完全非弾力的)。垂直では価格が変わっても数量が不変である。
【第14問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:水平・垂直はそれぞれ完全弾力的・完全非弾力的の極端なケースで、単位弾力的(1)ではない。
・B:水平が無限大、垂直がゼロであり、対応が逆になっている。
・C:正解はCです。水平=無限大(完全弾力的)、垂直=ゼロ(完全非弾力的)。【試験対策】水平と垂直の弾力性の対応の取り違えが定番の誤答。
関連過去問:R6,問13
重要度:B 論点:供給の価格弾力性
問15:垂直な供給曲線(供給の価格弾力性がゼロ)のもとで需要が増加したときの価格と数量の変化として正しいものはどれか。
- A:価格・数量ともに増加する。供給曲線に沿って新均衡が決まる。
- B:数量は増えず、価格だけが上昇する。供給量が固定されているため需要増はすべて価格上昇に吸収される。
- C:価格は変わらず、数量だけが増加する。需要増がすべて数量増に吸収される。
【第15問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:供給曲線が垂直のため数量は固定され、価格・数量ともに増加とはならない。
・B:正解はBです。供給が完全非弾力的だと需要増は価格上昇のみをもたらす。【試験対策】垂直な供給曲線→数量固定→需要増は価格に吸収。
・C:供給量が固定されているため数量は増えず、需要増は価格上昇に吸収される。
関連過去問:R5,問12

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