重要度:A 論点:市場構造の分類
問1:市場を競争の度合いで分類したとき、完全競争・独占的競争・寡占とあと1つは何か。
- A:独占。売り手が1社の市場である
- B:独占的競争。差別化された製品を多数の企業が供給する市場である
- C:寡占。売り手が少数の市場である
【第1問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。残る類型は独占(売り手が1社)である。企業数・製品差別化・参入障壁の程度で市場構造が分類される。【試験対策】完全競争・独占的競争・寡占・独占の4類型。売り手1社=独占。
・B:独占的競争もすでに列挙されており、残る類型は独占である。
・C:寡占はすでに列挙されており、残る類型は独占である。
関連過去問:R4,問17
重要度:A 論点:プライステイカーとプライスメイカー
問2:独占企業のように市場価格を左右できる企業を何というか。
- A:プライスフォロワー。他社の設定価格に追随するだけの企業である
- B:プライスメイカー(価格設定者)。需要曲線に沿って価格と数量を選べる
- C:プライステイカー(価格受容者)。市場価格を与件として受け入れる
【第2問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:プライスフォロワーは追随者であり、価格を自ら設定できるプライスメイカーとは異なる。
・B:正解はBです。価格を左右できる企業はプライスメイカーで、需要曲線に沿って価格と数量を選べる。完全競争企業は価格支配力を持たないプライステイカー。【試験対策】独占=プライスメイカー、完全競争=プライステイカー。
・C:プライステイカーは価格を与件として受け入れる企業で、価格支配力を持たない。
関連過去問:R4,問17
重要度:B 論点:完全競争市場の条件
問3:完全競争市場が成立するための条件として正しいものはどれか。
- A:少数の売り手、製品差別化、参入障壁の存在、完全情報
- B:単一の売り手、独自製品、高い参入障壁、不完全情報
- C:多数の売り手・買い手、財の同質性、参入退出の自由、完全情報
【第3問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:少数の売り手・製品差別化・参入障壁は寡占や独占的競争の特徴で、完全競争の条件ではない。
・B:単一の売り手・高い参入障壁は独占の特徴であり、完全競争の条件と正反対である。
・C:正解はCです。完全競争は多数の売り手・買い手、財の同質性、参入退出の自由、完全情報が条件で、各企業はプライステイカーとなる。【試験対策】4条件を暗記。差別化や参入障壁があると完全競争ではない。
関連過去問:R4,問17
重要度:A 論点:独占企業の限界収入
問4:独占企業の限界収入と価格の関係として正しいものはどれか。
- A:販売量を増やすには価格引下げが必要なため限界収入は価格を下回り(MR
- B:限界収入は価格に等しく(MR=P)、需要曲線がそのまま限界収入曲線となる
- C:限界収入は価格を上回り(MR>P)、限界収入曲線は需要曲線より上方に位置する
【第4問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。独占では販売量を増やすのに価格引下げが必要なため限界収入は価格を下回り(MR
・C:独占の限界収入は価格を下回るのであって上回らない。MR>Pは誤り。
関連過去問:R7,問16/R3,問19
重要度:A 論点:独占の利潤最大化
問5:独占企業が利潤を最大化する生産量と価格の決め方として正しいものはどれか。
- A:価格=限界費用(P=MC)となる数量で決め、価格を限界費用に一致させる
- B:限界収入=限界費用(MR=MC)で数量を決め、価格はその数量に対応する需要曲線上(限界費用より高い水準)に設定する
- C:限界収入=0(MR=0)となる数量で決め、総収入を最大化する
【第5問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:P=MCは完全競争の条件であり、独占では価格が限界費用を上回る。
・B:正解はBです。独占はMR=MCで数量を決め、価格は需要曲線上のMCより高い水準に設定する。【試験対策】数量はMR=MC、価格は需要曲線上。P=MCは完全競争、MR=0は総収入最大。
・C:MR=0は総収入最大化の条件で、利潤最大化(MR=MC)とは一致しない。
関連過去問:R7,問16/R3,問19

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