重要度:A 論点:デフレギャップ
問16:完全雇用国民所得を達成するのに総需要が不足している状態(の不足分)を何というか。
- A:インフレギャップ。総需要が完全雇用水準に足りず失業が生じ、拡張的財政政策が求められる。
- B:デフレギャップ。総需要が完全雇用水準に足りず失業が生じ、拡張的財政政策が求められる。
- C:GDPギャップ。総需要が完全雇用水準を超過し物価上昇が生じる。
【第16問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:インフレギャップは総需要が過大な状態の超過分で、需要不足のデフレギャップとは逆である。
・B:正解はBです。総需要の不足分がデフレギャップである。【試験対策】デフレギャップ=需要不足→失業→拡張策。インフレギャップ(需要過大)と逆。
・C:デフレギャップは需要不足による物価下押しであり、需要超過による物価上昇ではない。
関連過去問:R7,問7
重要度:B 論点:インフレギャップ
問17:完全雇用国民所得を超えて総需要が過大な状態(の超過分)を何というか。
- A:インフレギャップ。総需要が供給能力を上回り物価上昇圧力が生じ、引締政策が求められる。
- B:需給ギャップの均衡。総需要と供給能力が一致した状態である。
- C:デフレギャップ。総需要が供給能力を上回り物価上昇圧力が生じ、引締政策が求められる。
【第17問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。総需要の超過分がインフレギャップである。【試験対策】インフレギャップ=需要過大→物価上昇→引締策。デフレギャップと対。
・B:需要が供給能力を上回っている状態であり、需給が一致した均衡ではない。
・C:デフレギャップは需要不足の状態で、需要過大のインフレギャップとは逆である。
関連過去問:基礎知識
重要度:B 論点:デフレギャップの正誤
問18:デフレギャップが存在するときの総需要と完全雇用国民所得の供給の関係として正しいものはどれか。
- A:総需要が完全雇用水準の供給を上回る状態である。下回る場合はインフレギャップである。
- B:総需要と完全雇用水準の供給が一致した状態である。
- C:総需要が完全雇用水準の供給を下回る状態である。上回る場合はインフレギャップである。
【第18問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:デフレギャップは総需要が供給を下回る状態で、上回るのはインフレギャップである。
・B:デフレギャップは需要が供給に不足する状態で、両者が一致した状態ではない。
・C:正解はCです。デフレギャップは総需要が完全雇用供給を下回る状態である。【試験対策】下回る=デフレ、上回る=インフレ。向きの取り違えが定番。
関連過去問:R7,問7
重要度:A 論点:乗数効果
問19:独立支出の増加が、その何倍もの国民所得の増加をもたらす効果を何というか。
- A:加速度効果。所得増が投資の変化を何倍にも増幅する効果である。
- B:クラウディングアウト効果。支出増が金利上昇で民間投資を締め出す効果である。
- C:乗数効果。支出増→所得増→消費誘発の連鎖により初期の支出以上に所得が増える。
【第19問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:加速度効果は所得変化が投資を増幅する効果で、支出が所得を何倍にも増やす乗数効果とは異なる。
・B:クラウディングアウトは支出増が投資を締め出す打消し効果で、所得を増幅する乗数効果とは逆方向である。
・C:正解はCです。独立支出増が所得を何倍にも増やすのが乗数効果である。【試験対策】乗数効果は消費誘発の連鎖。加速度原理(投資側)と区別。
関連過去問:R5,問7
重要度:A 論点:政府支出乗数
問20:限界消費性向をcとするとき、政府支出乗数を表す式として正しいものはどれか。
- A:−c/(1−c)。政府支出を1増やすと国民所得は−c/(1−c)倍変化する。
- B:1/(1−c)。政府支出を1増やすと国民所得は1/(1−c)倍増える。cが大きいほど乗数は大きい。
- C:1/c。政府支出を1増やすと国民所得は1/c倍増える。
【第20問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:−c/(1−c)は租税乗数の式で、政府支出乗数ではない。
・B:正解はBです。政府支出乗数=1/(1−c)。【試験対策】分母は(1−c)=限界貯蓄性向。租税乗数−c/(1−c)と区別。
・C:1/cは乗数の式ではない。政府支出乗数は1/(1−c)である。
関連過去問:R4,問5/R3,問5

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