重要度:A 論点:限界費用と平均費用
問11:限界費用(MC)が平均費用(AC)より大きいとき、生産量を増加させるとACはどうなるか。
- A:減少する
- B:増加する
- C:一定である
【第11問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:ACが減少するのはMCがACより低い場合であり、MC>ACの状況とは逆である。
・B:正解はBです。MCがACを上回るとき、追加生産のコストが平均を上回るため平均自体が押し上げられ、ACは増加する。MC曲線がAC曲線の底を上向きに通過した以降に対応。【試験対策】MC>ACならAC上昇、MC
関連過去問:R5,問14
重要度:A 論点:ギッフェン財
問12:ギッフェン財において、価格が上昇したときの需要量の変化として適切なものはどれか。
- A:需要量は減る
- B:代替効果のみが働く
- C:需要量は増える
【第12問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:価格上昇で需要量が減るのは通常の財の特徴で、ギッフェン財に特有の現象ではない。
・B:ギッフェン財では代替効果を上回る大きな所得効果が同時に働くため、代替効果のみとするのは誤り。
・C:正解はCです。ギッフェン財は価格上昇で実質所得低下の所得効果が非常に大きく、通常の代替効果を上回って需要量がむしろ増える特殊な財。【試験対策】ギッフェン財=価格上昇で需要増(所得効果>代替効果)。
関連過去問:基礎知識
重要度:A 論点:技術革新と生産関数
問13:生産関数において技術革新が起きた場合、グラフ上ではどのような変化が起きるか。
- A:生産関数が上方にシフトする
- B:労働の限界生産力が低下する
- C:生産関数が下方にシフトする
【第13問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。技術革新では同じ要素投入でより多く生産できるため、生産関数は上方(より多い生産量)にシフトする。【試験対策】技術進歩=生産関数上方シフト。
・B:技術革新は同じ労働投入でより多く生産可能にするため、労働の限界生産力はむしろ上昇する。
・C:生産関数が下方にシフトするのは生産性の悪化を意味し、技術革新とは逆方向の変化である。
関連過去問:R3,問12
重要度:A 論点:供給曲線の右方シフト
問14:ある財の供給曲線が右方にシフトする要因として適切なものはどれか。
- A:生産コストの低下
- B:原材料価格の高騰
- C:その財の流行
【第14問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。生産コストが低下すると同じ価格でより多く供給できるため供給曲線は右方にシフトする。【試験対策】コスト低下・技術進歩・補助金=供給右シフト。需要側要因と区別。
・B:原材料価格の高騰は生産コスト上昇を意味し、供給曲線は右方ではなく左方にシフトする。
・C:財の流行は需要側の要因で需要曲線をシフトさせるものであり、供給曲線のシフト要因ではない。
関連過去問:R7,問12
重要度:A 論点:規模の経済と長期平均費用
問15:規模の経済が働く企業において、生産規模が拡大したときの長期平均費用の動きはどれか。
- A:一定である
- B:右上がりになる
- C:右下がりになる
【第15問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:長期平均費用が一定なのは規模に関して収穫不変の状態で、費用が低下する規模の経済とは異なる。
・B:長期平均費用が右上がりになるのは規模の不経済であり、規模の経済とは逆の現象である。
・C:正解はCです。規模の経済は生産規模拡大につれ長期平均費用が低下する現象で、分業の効率化や固定費の分散による。【試験対策】規模の経済=長期平均費用右下がり。規模の不経済(右上がり)と対。
関連過去問:基礎知識

コメント