重要度:A 論点:スルツキー分解
問16:「スルツキー分解」で価格変化を分ける2つの効果の名称の組合せとして正しいものはどれか。
- A:価格効果と数量効果
- B:代替効果と所得効果
- C:直接効果と間接効果
【第16問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:価格効果は分解される全体そのものであり、数量効果と組み合わせる標準的な2分解ではない。
・B:正解はBです。スルツキー分解は価格効果を、相対価格変化による代替効果と実質所得変化による所得効果に分解する分析手法。【試験対策】価格効果=代替効果+所得効果。
・C:直接効果・間接効果はスルツキー分解の標準的な分解名称ではない。
関連過去問:R7,問14
重要度:A 論点:固定費用
問17:固定費用の説明として適切なものはどれか。
- A:操業停止すると発生しない費用
- B:生産量に関わらず発生する費用
- C:生産量に比例して増える費用
【第17問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:固定費用は操業を停止しても発生し続ける費用であり、発生しなくなるのは可変費用の性質である。
・B:正解はBです。固定費用は工場の賃料や設備費など、生産量が増減しても(ゼロでも)一定額が発生する費用。【試験対策】固定費用=生産量に無関係に発生。可変費用と区別。
・C:生産量に比例して増える費用は可変費用の説明であり、固定費用とは異なる。
関連過去問:R5,問14
重要度:A 論点:独占の価格と限界費用
問18:独占企業が利潤最大化を行う場合、価格は限界費用と比較してどうなるか。
- A:価格>限界費用(P>MC)
- B:価格=限界費用(P=MC)
- C:価格=平均費用(P=AC)
【第18問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。独占はMR=MCで数量を決めるが右下がりの需要曲線ではMRが価格より低いため、価格は限界費用より高く設定される(P>MC)。【試験対策】独占=P>MC。完全競争のP=MCと区別。
・B:価格=限界費用が成立するのは完全競争の利潤最大化条件であり、独占では価格が限界費用を上回る。
・C:価格=平均費用は長期完全競争で経済利潤ゼロとなる条件であり、独占の利潤最大化条件ではない。
関連過去問:R7,問16
重要度:A 論点:補完財
問19:補完財の説明として最も適切なものはどれか。
- A:両方の財を入れ替えて消費できる
- B:片方の価格が上がるともう一方の需要が下がる
- C:片方の価格が上がるともう一方の需要も上がる
【第19問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:財を入れ替えて消費できるのは代替財の特徴であり、組み合わせて使う補完財の説明ではない。
・B:正解はBです。補完財はコーヒーと砂糖のように組み合わせて使う財で、片方の価格上昇でその需要が減ると連動して他方の需要も減る。【試験対策】補完財=一方の価格上昇で他方需要減。代替財と対。
・C:片方の価格上昇で他方の需要が上がるのは代替財の特徴であり、補完財とは異なる。
関連過去問:R4,問13
重要度:A 論点:超過需要と価格調整
問20:価格調整メカニズムにおいて、市場が超過需要の状態にあるとき価格はどうなるか。
- A:価格は変化しない
- B:価格は下落する
- C:価格は上昇する
【第20問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:市場メカニズムが機能していれば超過需要では価格調整が起こるため、変化しないは誤り。
・B:価格が下落するのは需要量が供給量を下回る超過供給の調整であり、超過需要とは逆である。
・C:正解はCです。超過需要はある価格で需要量が供給量を上回る状態で、買い手の競争により価格は均衡に向かって上昇する。【試験対策】超過需要→価格上昇、超過供給→価格下落。
関連過去問:R3,問13

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