重要度:A 論点:限界費用価格形成原理
問16:価格を限界費用に一致させる公共料金の設定原理と、その効率性・収支への影響として正しいものはどれか。
- A:限界費用価格形成原理。資源配分は効率的(P=MC)だが、費用逓減産業では価格が平均費用を下回り赤字になる
- B:平均費用価格形成原理。収支は均衡するが価格が限界費用を上回りやや過少生産となる
- C:限界費用価格形成原理。効率的でありかつ費用逓減産業でも黒字を確保できる
【第16問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。限界費用価格形成原理はP=MCで資源配分は効率的だが、費用逓減産業では価格が平均費用を下回り赤字になる。【試験対策】P=MC→効率的だが赤字。平均費用価格形成(P=AC)は収支均衡だが過少生産。
・B:収支均衡だが過少生産となるのは平均費用価格形成原理であり、限界費用価格形成原理ではない。
・C:限界費用価格形成原理は費用逓減産業で赤字になるため、黒字確保とするのは誤り。
関連過去問:R5,問19
重要度:A 論点:平均費用価格形成原理
問17:価格を平均費用に一致させる公共料金の設定原理と、限界費用価格形成原理との違いとして正しいものはどれか。
- A:限界費用価格形成原理。資源配分は効率的だが費用逓減産業では赤字になる
- B:平均費用価格形成原理。P=MCが成立し資源配分が完全に効率的になる
- C:平均費用価格形成原理。赤字を回避でき収支均衡するが、価格が限界費用を上回るためやや過少生産となる
【第17問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:資源配分は効率的だが赤字になるのは限界費用価格形成原理であり、設定原理を取り違えている。
・B:平均費用価格形成原理ではP=ACであってP=MCは成立せず、完全に効率的とはいえない。
・C:正解はCです。平均費用価格形成原理はP=ACで収支均衡できるが、価格が限界費用を上回りやや過少生産となる。【試験対策】P=AC→収支均衡だが効率性は劣る。P=MCと対比。
関連過去問:R5,問19
重要度:B 論点:価格形成原理の効率性と収支
問18:限界費用価格形成原理の効率性と収支の関係として正しいものはどれか。
- A:費用逓減産業でも企業が黒字を確保でき、資源配分も効率的になる
- B:資源配分は非効率だが、収支は必ず均衡する
- C:資源配分は効率的(P=MC)だが、費用逓減産業では限界費用が平均費用を下回るため赤字になる
【第18問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:限界費用価格形成原理は費用逓減産業で赤字になるため、黒字確保とするのは誤り。
・B:限界費用価格形成原理は資源配分が効率的(P=MC)で、非効率とするのは誤り。
・C:正解はCです。限界費用価格形成原理は効率的(P=MC)だが費用逓減産業では赤字になる。赤字回避と収支均衡を図れるのは平均費用価格形成原理で、効率性と収支均衡はトレードオフ。【試験対策】効率性と収支は両立しにくい。
関連過去問:R5,問19
重要度:A 論点:独占の利潤最大化生産量
問19:需要がP=120−Q、限界費用が一定で20のとき、独占企業の利潤最大化の生産量と価格の組合せとして正しいものはどれか。
- A:生産量50・価格70
- B:生産量60・価格60
- C:生産量100・価格20
【第19問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。限界収入MR=120−2Q。MR=MCより120−2Q=20→Q=50、価格は需要曲線からP=120−50=70。【試験対策】MRは需要曲線の傾きの2倍。MR=MCで数量、需要曲線で価格。
・B:Q=60・P=60は総収入最大化(MR=0)の水準で、利潤最大化ではない。
・C:P=MC=20、Q=100は完全競争の均衡であり、独占の利潤最大化ではない。
関連過去問:R7,問16
重要度:B 論点:独占の死荷重
問20:需要P=120−Q、MC=20のとき、独占(Q=50,P=70)による死荷重はいくらか。ただし完全競争ではP=MC=20、Q=100となる。
- A:625
- B:1250
- C:2500
【第20問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:625は数量差または価格差を半分にした誤りで、正しくは1250である。
・B:正解はBです。死荷重=(競争数量100−独占数量50)×(独占価格70−MC20)÷2=50×50÷2=1250。過少生産による損失。【試験対策】死荷重は数量差×価格差÷2の三角形。
・C:2500は÷2をしていない値で、三角形の面積計算になっていない。
関連過去問:R3,問19

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