重要度:B 論点:非競合性
問11:ある人が消費しても、他の人が消費できる量が減らない性質を何というか。
- A:非排除性。対価を払わない人の利用を排除できない性質である
- B:競合性。ある人の消費が他者の消費可能量を減らす性質である
- C:非競合性。追加的な利用者が増えても他者の便益を損なわない性質である
【第11問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:非排除性は対価を払わない人を排除できない性質で、消費量が減らない非競合性とは別の軸である。
・B:競合性はある人の消費が他者の消費可能量を減らす性質で、非競合性とは正反対である。
・C:正解はCです。非競合性は追加利用者が増えても他者の便益を損なわない性質。国防や混雑していない道路が例で、混雑すれば競合性が生じる。【試験対策】消費が減らない=非競合性。排除の可否とは別軸。
関連過去問:R6,問19
重要度:A 論点:非排除性とフリーライダー
問12:対価を支払わない人の利用を排除できない性質(非排除性)が生む問題を何というか。
- A:フリーライダー(ただ乗り)問題。負担せず便益だけ得ようとする人が生じ市場では過少供給になる
- B:モラルハザード。契約後に情報を持つ側が注意を怠る問題である
- C:逆選択。契約前に質の悪い相手ばかりが集まる問題である
【第12問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。非排除性はフリーライダー(ただ乗り)問題を生み、負担せず便益を得ようとする人が生じて公共財は市場で過少供給になる。【試験対策】非排除性→フリーライダー→過少供給。情報の非対称性の問題と区別。
・B:モラルハザードは契約後の隠れた行動の問題で、公共財の非排除性が生む問題ではない。
・C:逆選択は契約前の隠れた情報の問題で、公共財の非排除性が生むフリーライダー問題とは別である。
関連過去問:R3,問21
重要度:A 論点:財の4分類
問13:財を「競合性」と「排除可能性」の2軸で分類したとき、私的財・公共財・クラブ財とあと1つは何か。
- A:公共財。競合性も排除可能性もない財である
- B:クラブ財。非競合的だが排除可能な財である
- C:共有資源(コモンズ)。競合性はあるが排除できない財である
【第13問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:公共財もすでに列挙されており、残る類型は共有資源である。
・B:クラブ財はすでに列挙されており、残る類型は共有資源である。
・C:正解はCです。残る類型は共有資源(コモンズ)で、競合性はあるが排除できない財(漁場・共有牧草地など)。【試験対策】競合あり・排除不可=共有資源。クラブ財(非競合・排除可)と対。
関連過去問:R6,問19/R3,問21
重要度:A 論点:コモンズの悲劇
問14:競合性はあるが排除できない共有資源が、過剰に利用されて枯渇する現象を何というか。
- A:コモンズの悲劇。各人が自己利益を追求して乱獲・乱用し資源が持続不能になる
- B:フリーライダー問題。負担せず便益だけ得ようとする人が生じる問題である
- C:囚人のジレンマ。各自の合理的選択が全体で非効率な結果を招くゲームである
【第14問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。コモンズの悲劇は共有資源が過剰利用で枯渇する現象で、利用制限や所有権設定で対処する。【試験対策】共有資源の枯渇=コモンズの悲劇。フリーライダー(公共財)と区別。
・B:フリーライダー問題は公共財の過少供給に関わる問題で、共有資源の枯渇そのものを指す名称ではない。
・C:囚人のジレンマはゲーム理論の均衡概念で、共有資源の枯渇現象の固有名称ではない。
関連過去問:R6,問19
重要度:B 論点:クラブ財
問15:非競合的だが料金で利用者を排除できる財(有料放送や混雑しない有料道路など)を何というか。
- A:公共財。非競合的でかつ排除もできない財である
- B:共有資源。競合性はあるが排除できない財である
- C:クラブ財。料金で利用者を排除できるため料金徴収で供給できる
【第15問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:公共財は排除できない財であり、料金で排除できるクラブ財とは異なる。
・B:共有資源は競合性があり排除できない財で、非競合・排除可のクラブ財とは正反対である。
・C:正解はCです。クラブ財は非競合的だが料金で排除できる財で、料金徴収により供給できる。混雑すると競合性が生じる。【試験対策】非競合・排除可=クラブ財。共有資源・公共財と区別。
関連過去問:R6,問19

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