重要度:B 論点:財分類の誤り訂正
問16:共有資源の性質として正しいものはどれか。
- A:競合性がなく排除できる財である
- B:競合性がなく排除もできない財である
- C:競合性があり排除できない財である
【第16問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:競合性がなく排除できるのはクラブ財であり、共有資源には競合性がある。
・B:競合性も排除性もないのは公共財であり、共有資源には競合性がある。
・C:正解はCです。共有資源は競合性があり排除できない財である。競合性も排除性もないのは公共財、非競合で排除可はクラブ財。【試験対策】共有資源=競合あり・排除不可。
関連過去問:R3,問21
重要度:B 論点:公共財の最適供給
問17:公共財の最適供給量を求める際の各消費者の限界便益の扱いとして正しいものはどれか。
- A:最も高い限界便益を持つ消費者一人の便益だけを用いて決める
- B:各消費者の限界便益を垂直に合計し、それが限界費用に等しくなる水準で決める(サミュエルソン条件)
- C:各消費者の限界便益を水平に合計し、それが限界費用に等しくなる水準で決める
【第17問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:公共財は全消費者の限界便益を合計するのであって、一人の便益だけで決めるのではない。
・B:正解はBです。公共財は各消費者の限界便益を垂直合計し限界費用に等しくする(サミュエルソン条件)。私的財の需要の水平和とは異なる。【試験対策】公共財=限界便益の垂直和。私的財=需要の水平和。
・C:水平合計は私的財の需要集計方法であり、公共財では垂直合計を用いる。
関連過去問:基礎知識
重要度:B 論点:社会的限界費用の算出
問18:私的限界費用がP=10+Q、外部限界費用が一定で20のとき、社会的限界費用はどう表されるか。
- A:SMC=30+Q
- B:SMC=20
- C:SMC=10+Q
【第18問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。社会的限界費用=私的限界費用(10+Q)+外部限界費用20=30+Q。これと需要の交点が社会的最適。【試験対策】SMC=PMC+外部費用。定数項に外部費用を足す。
・B:20は外部限界費用のみで、私的限界費用を加えていないため社会的限界費用ではない。
・C:10+Qは私的限界費用そのもので、外部限界費用20を加えていない。
関連過去問:R7,問17
重要度:B 論点:ピグー税の水準
問19:外部不経済のある財で、社会的最適な生産量における外部限界費用が15のとき、最適なピグー税は1単位あたりいくらか。
- A:15
- B:30
- C:10
【第19問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。ピグー税は社会的最適点の外部限界費用に等しく設定する(15)。これにより私的限界費用が社会的限界費用に一致する。【試験対策】ピグー税=最適点の外部限界費用。
・B:30は外部限界費用を二重に見積もった誤りで、正しくは15である。
・C:10は外部限界費用と異なる値であり、ピグー税の水準としては誤りである。
関連過去問:R5,問17
重要度:B 論点:公共財の限界便益の合計
問20:ある公共財に対しA氏の限界便益が6、B氏が4、限界費用が10のとき、社会全体の限界便益と最適性の判定として正しいものはどれか。
- A:社会全体の限界便益は10(垂直合計6+4)で、限界費用10と等しくこの供給量が社会的最適である
- B:社会全体の限界便益は5(便益の平均)で、限界費用10を下回るため供給すべきでない
- C:社会全体の限界便益は6(高い方の便益)で、限界費用10を下回るため過大供給である
【第20問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。公共財は限界便益を垂直合計するため6+4=10。限界費用10と等しく、この供給量が社会的最適。【試験対策】垂直合計=6+4=10。高い方や平均ではない。
・B:便益の平均5をとるのは誤りで、公共財では各人の限界便益を合計する。
・C:垂直合計すべきところを高い方の便益だけとっており、6は誤りである。
関連過去問:基礎知識

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