中小企業診断士 経済学・経済政策 応用編(11〜15問)|市場構造・独占・規制

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
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問11:ラーナーの独占度に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:ラーナーの独占度は(価格−限界費用)÷価格で定義され、値が大きいほど市場支配力が強く、完全競争ではゼロとなる
  • B:ラーナーの独占度は、企業の市場占有率(シェア)そのものを指す
  • C:ラーナーの独占度は、完全競争市場で最大値をとる
  • D:ラーナーの独占度は、価格が限界費用に等しいとき最大となる
  • E:ラーナーの独占度は、需要の価格弾力性が大きいほど大きくなる
【第11問:正解と解説】

正解:A

・A
適切。ラーナーの独占度は(価格−限界費用)÷価格で定義され、値が大きいほど市場支配力が強く、価格=限界費用の完全競争ではゼロとなる。

・B
不適切。ラーナーの独占度は価格と限界費用の乖離に基づく指標であり、市場占有率そのものではない。

・C
不適切。完全競争では価格=限界費用でラーナーの独占度はゼロとなるため、最大値をとるとする記述は誤りである。

・D
不適切。価格が限界費用に等しいときラーナーの独占度はゼロとなるため、最大となるとする記述は誤りである。

・E
不適切。ラーナーの独占度は需要の価格弾力性の逆数に対応し、弾力性が大きいほど小さくなるため、大きくなるとする記述は誤りである。


問12:シュタッケルベルグ競争(先導者・追随者モデル)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:シュタッケルベルグ競争では、両企業が同時に生産量を決定する
  • B:シュタッケルベルグ競争では先導者が先に生産量を決め、追随者の反応を織り込んで行動するため、先導者は追随者より多くの生産量を確保でき先手の優位(先行者利益)を得やすい
  • C:シュタッケルベルグ競争では、先導者より追随者の方が多くの生産量を得る
  • D:シュタッケルベルグ競争は、価格を戦略変数とする同時手番の競争である
  • E:シュタッケルベルグ競争の結果は、クールノー競争と完全に一致する
【第12問:正解と解説】

正解:B

・A
不適切。両企業が同時に生産量を決定するのはクールノー競争であり、シュタッケルベルグ競争は逐次手番である。

・B
適切。シュタッケルベルグ競争では先導者が先に生産量を決め追随者の反応を織り込むため、先導者は追随者より多くの生産量を確保でき先行者利益を得やすい。

・C
不適切。シュタッケルベルグ競争では先導者の方が多くの生産量を得るため、追随者の方が多いとする記述は誤りである。

・D
不適切。シュタッケルベルグ競争は生産量を戦略変数とする逐次手番の競争であり、価格を戦略変数とする同時手番とする記述は誤りである。

・E
不適切。シュタッケルベルグ競争は逐次手番で先行者利益が生じるため、同時手番のクールノー競争と完全に一致するとする記述は誤りである。


問13:独占企業の限界収入と需要の価格弾力性の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:独占企業の限界収入は、常に価格に等しい
  • B:独占企業は、需要が非弾力的な(価格弾力性が1未満の)領域で生産することで利潤を最大化する
  • C:独占企業の限界収入は需要の価格弾力性と結びつき、需要が非弾力的な(弾力性1未満の)領域では限界収入が負となるため、独占企業は弾力性が1を超える領域で生産する
  • D:独占企業の限界収入は、需要の価格弾力性が1のとき最大となる
  • E:独占企業の限界費用が負であっても、利潤を最大化できる
【第13問:正解と解説】

正解:C

・A
不適切。独占企業は右下がりの需要曲線に直面するため限界収入は価格を下回り、常に価格に等しいとする記述は誤りである。

・B
不適切。需要が非弾力的な領域では限界収入が負となり利潤最大化点とはならないため、その領域で生産するとする記述は誤りである。

・C
適切。独占企業の限界収入は需要の価格弾力性と結びつき、弾力性1未満の領域では限界収入が負になるため、弾力性が1を超える領域で生産する。

・D
不適切。限界収入は需要曲線に沿って逓減するものであり、価格弾力性が1のときに最大となるとする記述は誤りである。

・E
不適切。限界費用が負となることは通常想定されず、記述は利潤最大化の一般的な説明として適切でない。


問14:参入障壁と市場構造に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:参入障壁が高いほど、市場は完全競争に近づく
  • B:コンテスタブル市場の理論では、参入障壁が高くても既存企業は独占的な行動をとりにくいとされる
  • C:規模の経済は、新規参入を促進する要因である
  • D:参入障壁が高い市場では既存企業が価格支配力を持ちやすく、逆に参入・退出が自由でサンクコストのないコンテスタブル市場では、少数企業でも潜在的な参入圧力によって価格が競争的水準に近づきうる
  • E:特許や規制による参入制限は、市場を競争的にする要因である
【第14問:正解と解説】

正解:D

・A
不適切。参入障壁が高いほど新規参入が妨げられ市場は独占・寡占に近づくため、完全競争に近づくとする記述は誤りである。

・B
不適切。コンテスタブル市場の理論はサンクコストがなく参入退出が自由な場合を想定するものであり、参入障壁が高くても独占的行動をとりにくいとする記述は前提が誤っている。

・C
不適切。規模の経済は大規模生産に費用面の優位を与え新規参入を困難にする参入障壁となりうるため、参入を促進するとする記述は誤りである。

・D
適切。参入障壁が高い市場では既存企業が価格支配力を持ちやすいが、サンクコストのないコンテスタブル市場では潜在的参入圧力により価格が競争的水準に近づきうる。

・E
不適切。特許や規制による参入制限は参入障壁となり市場を独占的にする要因であるため、競争的にするとする記述は誤りである。


問15:ある独占企業が直面する需要曲線が P=100−Q(Pは価格、Qは生産量)で、限界費用が一定で20であるとき、利潤を最大化する生産量として最も適切なものはどれか。

  • A:80
  • B:20
  • C:50
  • D:30
  • E:40
【第15問:正解と解説】

正解:E

・A
不適切。価格=限界費用とする完全競争の条件を用いており、独占の利潤最大化条件とは異なる。

・B
不適切。限界費用の値をそのまま生産量としており、利潤最大化条件を満たさない。

・C
不適切。需要曲線の切片に関する計算を誤っており、限界収入=限界費用の条件を満たさない。

・D
不適切。限界収入の傾きの扱いを誤っており、正しい生産量とは一致しない。

・E
適切。総収入TR=(100−Q)Qより限界収入MR=100−2Q。MR=MC すなわち100−2Q=20を解くとQ=40となる。


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