中小企業診断士 経済学・経済政策 応用編(11〜15問)|IS-LM・貨幣・金融政策

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
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問11:債券価格と利子率の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:確定利付債券の価格と市場利子率は逆方向に動き、利子率が上昇すると債券価格は下落する
  • B:債券価格と利子率は同じ方向に動き、利子率が上昇すると債券価格も上昇する
  • C:将来利子率が上昇すると予想する投資家は、いま債券を積極的に購入しようとする
  • D:利子率が変化しても、既発の確定利付債券の価格は変化しない
  • E:債券価格が上昇すると、その債券の利回り(最終利回り)は上昇する
【第11問:正解と解説】

正解:A

・A
適切。確定利付債券の価格と市場利子率は逆方向に動き、利子率の上昇は債券価格の下落をもたらす。

・B
不適切。債券価格と利子率は逆方向に動くため、同じ方向に動くとする記述は誤りである。

・C
不適切。将来利子率の上昇(債券価格の下落)を予想する投資家は、いま債券を売って貨幣を保有しようとする(投機的動機)。

・D
不適切。利子率が変化すると既発の確定利付債券の価格も逆方向に変化する。

・E
不適切。債券価格が上昇するとその利回りは低下するため、上昇するとする記述は誤りである。


問12:中央銀行の金融政策手段に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:売りオペレーション(資金吸収オペ)は、市中に資金を供給し金融を緩和する手段である
  • B:公開市場操作のうち買いオペレーションは、中央銀行が市中から国債等を買い入れて資金を供給し、金融を緩和する手段である
  • C:預金準備率の引き上げは、市中銀行の貸出余力を高め金融緩和的に作用する
  • D:公開市場操作は、中央銀行が市中銀行への貸出金利を直接指定する手段である
  • E:買いオペレーションは市中の資金を吸収し、利子率を上昇させる
【第12問:正解と解説】

正解:B

・A
不適切。売りオペレーションは市中の資金を吸収して金融を引き締める手段であり、資金供給・緩和とする記述は誤りである。

・B
適切。買いオペレーションは中央銀行が市中から国債等を買い入れて資金を供給し、金融を緩和する手段である。

・C
不適切。預金準備率の引き上げは市中銀行の貸出余力を減らし金融引き締め的に作用する。

・D
不適切。公開市場操作は国債等の売買による調節であり、貸出金利を直接指定する手段ではない。

・E
不適切。買いオペレーションは資金を供給して利子率を低下させる方向に働くため、資金吸収・利子率上昇とする記述は誤りである。


問13:非伝統的金融政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:量的緩和政策は、政策金利をさらに引き下げることで景気を刺激する伝統的手段である
  • B:マイナス金利政策は、家計の預金金利をマイナスにして消費を強制的に増やす政策である
  • C:量的緩和政策は、政策金利がゼロ近傍に達し伝統的な利下げ余地が乏しい状況で、中央銀行が資産買入れ等により資金供給量を拡大しようとする政策である
  • D:量的緩和はマネタリーベースを縮小させることでデフレを抑制する政策である
  • E:フォワードガイダンスは、過去の金融政策の総括を公表する制度を指す
【第13問:正解と解説】

正解:C

・A
不適切。量的緩和は利下げ余地が乏しい局面で資金供給量を拡大する非伝統的手段であり、政策金利の引き下げによる伝統的手段ではない。

・B
不適切。マイナス金利政策は主に中央銀行当座預金の一部に適用されるものであり、家計預金金利をマイナスにして消費を強制する政策ではない。

・C
適切。量的緩和は政策金利がゼロ近傍に達した状況で、資産買入れ等を通じて資金供給量を拡大しようとする非伝統的政策である。

・D
不適切。量的緩和はマネタリーベースを拡大するものであり、縮小させるとする記述は誤りである。

・E
不適切。フォワードガイダンスは将来の金融政策方針を事前に示して期待に働きかける手段であり、過去の政策の総括公表ではない。


問14:IS-LM分析における「クラウディングアウト」の程度に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:貨幣需要の利子弾力性が大きいほど、クラウディングアウトは大きくなる
  • B:投資の利子弾力性が小さいほど、クラウディングアウトは大きくなる
  • C:流動性のわなの状況では、クラウディングアウトが最大となる
  • D:貨幣需要の利子弾力性が小さく(LM曲線が急)、投資の利子弾力性が大きい(IS曲線が緩やか)ほど、拡張的財政政策によるクラウディングアウトは大きくなる
  • E:LM曲線が水平のとき、クラウディングアウトは完全になる
【第14問:正解と解説】

正解:D

・A
不適切。貨幣需要の利子弾力性が大きい(LM曲線が緩やか)ほど利子率上昇が小さく、クラウディングアウトはむしろ小さくなる。

・B
不適切。投資の利子弾力性が小さいほど利子率上昇による投資の締め出しが小さく、クラウディングアウトはむしろ小さくなる。

・C
不適切。流動性のわなでは利子率が上がらないためクラウディングアウトはむしろ生じにくく、最大とする記述は誤りである。

・D
適切。LM曲線が急(貨幣需要の利子弾力性が小)で、IS曲線が緩やか(投資の利子弾力性が大)なほどクラウディングアウトは大きくなる。

・E
不適切。LM曲線が水平(流動性のわな)のときは利子率が上がらずクラウディングアウトが生じないため、完全になるとする記述は誤りである。


問15:本源的預金が500万円、法定準備率が5%で、銀行は超過準備を持たず、預金者は現金を引き出さないと仮定する。信用創造によって生み出される預金総額(本源的預金を含む)として最も適切なものはどれか。

  • A:525万円
  • B:2,500万円
  • C:525億円
  • D:9,500万円
  • E:1億円
【第15問:正解と解説】

正解:E

・A
不適切。1段階分の波及のみを加えた計算であり、信用創造の連鎖を反映していない。

・B
不適切。準備率の適用の仕方を誤っており、預金総額として過小である。

・C
不適切。桁の取り扱いを誤っており、正しい預金総額とは一致しない。

・D
不適切。本源的預金を差し引いた増加分のみを示しており、預金総額そのものではない。

・E
適切。預金総額=本源的預金÷法定準備率=500万円÷0.05=1億円となる。


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