中小企業診断士 経営法務 応用編(11〜15問)|組織再編M&A事業承継

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
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問11:組織再編における反対株主の株式買取請求権に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:組織再編に反対する株主は、株主総会に出席して反対する必要がなく、事前の反対通知も不要である。
  • B:反対株主の株式買取請求における買取価格は、常に組織再編の公表前の市場価格による。
  • C:組織再編に反対する株主は、原則として株主総会に先立って反対の通知をし、かつ総会で反対したうえで、自己の有する株式を公正な価格で買い取ることを請求できる。
  • D:簡易組織再編においても、消滅会社・完全子会社の株主に常に株式買取請求権が認められる。
【第11問:正解と解説】

正解:C

・A
【論点】反対株主の株式買取請求権【考え方】反対株主は事前通知と総会での反対を経て公正な価格での買取りを請求できる。買取価格の基準や簡易組織再編での買取請求の可否を整理する。【選択肢解説】誤り。原則として事前の反対通知と総会での反対が必要であり、いずれも不要とするのは誤り。

・B
【選択肢解説】誤り。買取価格は公正な価格であり、常に公表前の市場価格とするのは誤り。

・C
【選択肢解説】正しい。反対株主は原則として事前通知と総会での反対を経て、公正な価格での買取りを請求できる。

・D
【選択肢解説】誤り。簡易組織再編では買取請求が認められない場合があり、常に認められるとするのは誤り。

関連過去問:R2,問3


問12:簡易組織再編および略式組織再編に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:簡易組織再編とは、議決権の90%以上を有する特別支配会社との間で行う組織再編をいう。
  • B:略式組織再編とは、対価等が一定規模以下である場合に株主総会の決議を省略できる手続をいう。
  • C:簡易組織再編では、いかなる場合にも反対株主の株式買取請求が生じることはない。
  • D:簡易組織再編は対価等が一定規模以下の場合に、略式組織再編は特別支配会社との間で行う場合に、それぞれ会社側の株主総会決議を省略できる制度である。
【第12問:正解と解説】

正解:D

・A
【論点】簡易組織再編・略式組織再編【考え方】簡易組織再編は規模の小ささを、略式組織再編は支配関係を理由に株主総会決議を省略できる。両者の要件を取り違えないよう対比して押さえる。【選択肢解説】誤り。特別支配会社との間で行うのは略式組織再編であり、簡易組織再編の説明として誤り。

・B
【選択肢解説】誤り。対価が小規模の場合に決議を省略するのは簡易組織再編であり、略式組織再編の説明として誤り。

・C
【選択肢解説】誤り。簡易組織再編でも一定の場合に株式買取請求が生じ得るため、一切生じないとするのは誤り。

・D
【選択肢解説】正しい。簡易組織再編は規模の小ささ、略式組織再編は特別支配関係を理由に決議を省略できる制度である。

関連過去問:R5,問3


問13:M&Aにおけるデューデリジェンスに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:デューデリジェンスとは、M&Aに先立ち、対象会社の財務・法務・税務・事業等のリスクを調査・分析する手続をいう。
  • B:デューデリジェンスは、M&Aの成立後に、買収の妥当性を事後的に検証するために行う手続である。
  • C:デューデリジェンスの結果は、買収価格の決定や契約条件に反映されることはない。
  • D:法務デューデリジェンスの主たる目的は、対象会社の将来の売上高を予測することである。
【第13問:正解と解説】

正解:A

・A
【論点】デューデリジェンス【考え方】デューデリジェンスはM&A前に対象会社のリスクを把握し、価格や契約条件、実行の可否に反映するための調査である。実施の時期と目的を正確に押さえる。【選択肢解説】正しい。デューデリジェンスは、M&Aに先立って対象会社のリスクを調査・分析する手続である。

・B
【選択肢解説】誤り。デューデリジェンスは成立前に行う調査であり、成立後の事後検証とするのは誤り。

・C
【選択肢解説】誤り。調査結果は価格や契約条件に反映され、反映されないとするのは誤り。

・D
【選択肢解説】誤り。法務デューデリジェンスは法的リスクの把握が目的であり、売上予測を主目的とするのは誤り。

関連過去問:R4,問4


問14:株式譲渡による中小企業のM&Aに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:株式譲渡によるM&Aでは、対象会社の法人格が消滅し、その許認可も失効する。
  • B:株式譲渡によるM&Aでは、対象会社の法人格や許認可・契約関係が原則としてそのまま維持され、株主が交替するにとどまる。
  • C:譲渡制限株式の譲渡によるM&Aであっても、会社による譲渡の承認は不要である。
  • D:株式譲渡によるM&Aでは、対象会社の債務は買主に一切引き継がれない。
【第14問:正解と解説】

正解:B

・A
【論点】株式譲渡によるM&A【考え方】株式譲渡では対象会社そのものは存続し、株主が交替するにとどまる。許認可・契約関係が維持される反面、会社の債務も残る点や、譲渡制限株式の承認の要否を整理する。【選択肢解説】誤り。株式譲渡では法人格は維持され消滅しないため、消滅・失効するとするのは誤り。

・B
【選択肢解説】正しい。株式譲渡では法人格・許認可・契約関係が維持され、株主が交替するにとどまる。

・C
【選択肢解説】誤り。譲渡制限株式の譲渡には会社の承認が必要であり、不要とするのは誤り。

・D
【選択肢解説】誤り。会社の債務はそのまま残るため、買主に一切引き継がれないとするのは誤り。

関連過去問:R3,問4


問15:株式譲渡によるM&Aにおける簿外債務等に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:株式譲渡では対象会社が別法人のまま存続するため、簿外債務の問題は生じない。
  • B:簿外債務を引き継ぐリスクは、事業譲渡の方が株式譲渡よりも大きい。
  • C:株式譲渡では対象会社の権利義務がそのまま残るため、偶発債務や簿外債務を引き継ぐリスクがあり、表明保証条項等で手当てすることが多い。
  • D:表明保証条項は、簿外債務のリスクを軽減する機能を有しない。
【第15問:正解と解説】

正解:C

・A
【論点】株式譲渡と簿外債務・表明保証【考え方】株式譲渡では会社の権利義務がそのまま残るため簿外債務のリスクがあり、事業譲渡より大きい。表明保証条項による手当ての意義と併せて理解する。【選択肢解説】誤り。会社の債務がそのまま残るため簿外債務の問題が生じ、生じないとするのは誤り。

・B
【選択肢解説】誤り。債務を選別できる事業譲渡よりも株式譲渡の方がリスクが大きく、記述が逆で誤り。

・C
【選択肢解説】正しい。株式譲渡では簿外債務を引き継ぐリスクがあり、表明保証条項等で手当てされる。

・D
【選択肢解説】誤り。表明保証条項は簿外債務のリスクを軽減する機能を持ち、有しないとするのは誤り。

関連過去問:R2,問4


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