問6:発起人の出資に関する義務として正しいものはどれか。
- A:引き受けた株式について金銭の払込みまたは現物の給付という出資の履行義務を負う
- B:定款に署名すれば足り、出資の履行義務はない
- C:出資は会社成立後に履行すればよい
【第6問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。発起人は引き受けた設立時発行株式について出資の履行義務を負う。【試験対策】払込み・現物給付を設立登記前に行う必要がある。
・B:発起人は出資の履行義務を負うため、署名すれば足りるとするのは誤り。
・C:出資は設立登記前に履行する必要があり、会社成立後でよいとするのは誤り。
関連過去問:R5,問5
問7:発起人の資格に関する記述として正しいものはどれか。
- A:自然人でなければ発起人になれない
- B:成年者に限り発起人になれる
- C:未成年者や法人も発起人になれる
【第7問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:法人も発起人になれるため、自然人に限るとするのは誤り。
・B:未成年者も発起人になれるため、成年者に限るとするのは誤り。
・C:正解はCです。発起人の資格に特段の制限はなく、未成年者や法人も発起人になれる。【試験対策】資格制限がない点を押さえる。
関連過去問:R5,問5
問8:設立手続における発起人の任務懈怠責任として正しいものはどれか。
- A:第三者に対しては軽過失でも常に責任を負う
- B:発起人は任務を怠った場合、会社に対して損害賠償責任を負うことがあり、悪意・重過失がある場合には第三者に対しても責任を負うことがある
- C:いかなる場合も責任を負わない
【第8問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:第三者に対する責任は、悪意または重大な過失がある場合に問題となるため、軽過失でも常に責任を負うとするのは誤り。
・B:正解はBです。発起人が任務を怠ったときは会社に対して損害賠償責任を負うことがあり、悪意・重大な過失があるときは第三者に対しても責任を負うことがある。【試験対策】会社に対する責任と第三者に対する責任で要件が異なる点を押さえる。
・C:発起人は設立手続に関して責任を負うことがあるため、いかなる場合も責任を負わないとするのは誤り。
関連過去問:R5,問5
問9:会社の組織や運営に関する基本的なルールを定めたもので、設立時に発起人が作成するものを何というか。
- A:定款
- B:株主名簿
- C:議事録
【第9問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。定款は会社の基本的ルールを定めたもので、設立時定款は発起人が作成し署名する。【試験対策】会社の根本規則である。
・B:株主名簿は株主を記載する帳簿であり、会社の基本的ルールを定めた定款とは異なるため誤り。
・C:議事録は会議の記録であり、会社の基本的ルールを定めた定款とは異なるため誤り。
関連過去問:R6,問6
問10:定款に記載しないと定款自体が無効となる事項を何というか。
- A:絶対的記載事項
- B:相対的記載事項
- C:任意的記載事項
【第10問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。絶対的記載事項は記載を欠くと定款自体が無効となる事項。【試験対策】目的・商号・本店所在地・出資財産の価額等・発起人の氏名等が該当する。
・B:相対的記載事項は記載しなければその事項の効力が生じないものであり、定款全体を無効とするものではないため誤り。
・C:任意的記載事項は記載しなくても効力に影響しない事項であり、定款無効とは無関係のため誤り。
関連過去問:R6,問6

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