問1:消費者行動に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 消費者行動とは、商品を店頭で購入するその瞬間の行為のみを指し、購入前の情報探索や購入後の使用・処分は含まない。
b 消費者行動は、消費者が商品・サービスを認知し、評価し、購入し、使用し、処分する一連の過程として捉えられる。
c 製品の購買者と使用者が異なる場合、購買を決める人と実際に使う人の双方に配慮したマーケティングが必要になる。
d 贈答品などでは、購入を決める人と実際に使用する人が別であることが多い。
〔解答群〕
- A:ア a:正 b:正 c:誤 d:正
- B:イ a:正 b:正 c:正 d:誤
- C:ウ a:誤 b:正 c:正 d:正
- D:エ a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- E:オ a:誤 b:誤 c:正 d:誤
【第1問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】
消費者行動の定義と購買者・使用者の相違
【考え方】
消費者行動は、認知・評価・購入・使用・処分に至る一連の過程として広く捉えられ、購入の瞬間だけを指すのではない。「店頭での購入の瞬間のみを指し、購入前の探索や購入後の使用・処分を含まない」とする記述は、消費者行動を購入行為に狭めており誤り。購買者と使用者が異なる場合への配慮もあわせて押さえる。
【選択肢解説】
本肢はa・cの正誤の判定を誤っている。aは本来「誤」(誤り記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はa・dの正誤の判定を誤っている。aは本来「誤」(誤り記述)、dは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:誤 b:正 c:正 d:正)を正しく判定しており、正解である。誤りはaで、消費者行動は認知から処分までの一連の過程を指すものであり、購入の瞬間のみとする記述は誤りである。
・D
【選択肢解説】
本肢はb・cの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はb・dの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)、dは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問2:購買に関わる役割に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 一つの購買には、提案者・影響者・決定者・購買者・使用者など、複数の役割が関与することがある。
b 影響者とは、情報や助言を通じて意思決定に影響を及ぼす役割を担う人を指す。
c 決定者とは、製品を実際に使用する役割の人を必ず指し、購入するかどうかの最終判断を行う人とは無関係である。
d これらの役割は、一人の人物が兼ねることもあれば、複数の人物に分かれることもある。
〔解答群〕
- A:ア a:正 b:正 c:誤 d:正
- B:イ a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- C:ウ a:正 b:誤 c:誤 d:正
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:正
- E:オ a:誤 b:正 c:正 d:正
【第2問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】
購買に関わる複数の役割
【考え方】
決定者とは、購入するかどうかの最終的な判断を行う役割の人を指す。実際に製品を使用するのは使用者であり、決定者と使用者は別の役割である。「決定者は必ず使用者であり、最終判断を行う人とは無関係」とする記述は、決定者と使用者を取り違えており誤り。複数の役割が一人に集まる場合も分かれる場合もある点が要点。
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:誤 d:正)を正しく判定しており、正解である。誤りはcで、決定者は購入の最終判断を行う役割であり、必ず使用者を指し最終判断とは無関係とする記述は取り違えである。
・B
【選択肢解説】
本肢はa・dの正誤の判定を誤っている。aは本来「正」(正しい記述)、dは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている。cは本来「誤」(誤り記述)。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はa・cの正誤の判定を誤っている。aは本来「正」(正しい記述)、cは本来「誤」(誤り記述)。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問3:購買意思決定プロセスに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 購買意思決定プロセスは、一般に問題認識・情報探索・代替案評価・購買・購買後行動の段階で捉えられる。
b 問題認識は、理想と現実のギャップに気づくことで購買の必要性を感じる段階である。
c 情報探索には、自分の記憶や経験から情報を引き出す内部探索と、外部から情報を集める外部探索がある。
d 購買意思決定プロセスは、購入の段階で完結し、購入後の消費者の評価や行動は含まれない。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- B:イ a:誤 b:正 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:誤 c:正 d:正
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:誤
- E:オ a:正 b:誤 c:誤 d:誤
【第3問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】
購買意思決定プロセスの5段階
【考え方】
購買意思決定プロセスは、購入で終わりではなく、購入後の評価・満足・不満・再購買・口コミなどの購買後行動までを含む。「購入の段階で完結し、購入後の評価や行動は含まれない」とする記述は、購買後行動という段階を欠いており誤り。問題認識から購買後行動までの流れを押さえる。
【選択肢解説】
本肢はa・cの正誤の判定を誤っている。aは本来「正」(正しい記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている。aは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はb・dの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)、dは本来「誤」(誤り記述)。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdで、購買意思決定プロセスは購買後行動まで含むものであり、購入の段階で完結するとする記述は誤りである。
・E
【選択肢解説】
本肢はb・cの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問4:認知的不協和に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 認知的不協和とは、購入後に、自分の選択が正しかったのか不安や矛盾を感じる心理状態を指す。
b 認知的不協和は、価格の安い日用品を習慣的に買う場面で最も強く生じ、高価で重要な買い物ではほとんど生じない。
c 認知的不協和を和らげるために、消費者は自分の選択を支持する情報を集めようとすることがある。
d 企業は、購入後のフォローや情報提供を通じて、消費者の認知的不協和を軽減しようとすることがある。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:正
- C:ウ a:誤 b:正 c:正 d:正
- D:エ a:正 b:正 c:誤 d:正
- E:オ a:正 b:誤 c:正 d:誤
【第4問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】
認知的不協和
【考え方】
認知的不協和は、高価で重要な買い物や関与度の高い購買など、選択の結果が気になる場面で強く生じやすい。「価格の安い日用品を習慣的に買う場面で最も強く生じ、高価で重要な買い物ではほとんど生じない」とする記述は、不協和が生じやすい場面を取り違えており誤り。購入後のフォローによる軽減もあわせて押さえる。
【選択肢解説】
本肢はa・cの正誤の判定を誤っている。aは本来「正」(正しい記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:誤 c:正 d:正)を正しく判定しており、正解である。誤りはbで、認知的不協和は高関与・重要な購買で強く生じやすく、安価な習慣的購買で最も強く生じるとする記述は取り違えである。
・C
【選択肢解説】
本肢はa・bの正誤の判定を誤っている。aは本来「正」(正しい記述)、bは本来「誤」(誤り記述)。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はb・cの正誤の判定を誤っている。bは本来「誤」(誤り記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている。dは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問5:関与度と購買行動に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 関与度とは、消費者がその商品や購買に感じる重要性・関心の高さを指すが、購買行動のタイプとは関係しないとされる。
b アサエルは、関与度の高低とブランド間の差異の大小の組み合わせで、購買行動を4つの類型に分けた。
c 関与度が高くブランド間の差異が大きい場合、消費者は情報を集めて慎重に比較検討する複雑な購買行動をとりやすい。
d 関与度が低くブランド間の差異が小さい場合、消費者は深く考えずに習慣的に購入する行動をとりやすい。
〔解答群〕
- A:ア a:正 b:正 c:誤 d:正
- B:イ a:正 b:正 c:正 d:誤
- C:ウ a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- D:エ a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- E:オ a:誤 b:正 c:正 d:正
【第5問:正解と解説】
正解:E
・A
【論点】
関与度とアサエルの購買行動4類型
【考え方】
関与度は購買行動のタイプを左右する重要な要因であり、アサエルは関与度の高低とブランド間差異の大小の組み合わせで購買行動を4類型に整理した。「関与度は購買行動のタイプとは関係しない」とする記述は、関与度が行動を分けるという理論の前提と矛盾しており誤り。
【選択肢解説】
本肢はa・cの正誤の判定を誤っている。aは本来「誤」(誤り記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はa・dの正誤の判定を誤っている。aは本来「誤」(誤り記述)、dは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はb・cの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)、cは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はb・dの正誤の判定を誤っている。bは本来「正」(正しい記述)、dは本来「正」(正しい記述)。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:誤 b:正 c:正 d:正)を正しく判定しており、正解である。誤りはaで、関与度は購買行動のタイプを左右する要因であり、購買行動のタイプと関係しないとする記述は誤りである。
関連過去問:基礎知識

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