問26:代替案評価の段階で、消費者が複数の商品を比較する際に用いる価格・品質・ブランド・デザインなどの判断基準を何というか。
- A:知覚リスク
- B:評価基準
- C:準拠集団
【第26問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。知覚リスクは、購買によって損失や失敗が生じるかもしれないという不安であり、比較の判断基準そのものではない。
・B:適切。評価基準とは、消費者が代替案を比較する際に用いる判断基準である。価格、品質、ブランド、機能、デザイン、口コミ、保証などが評価基準になりうる。どの基準を重視するかは、商品特性や消費者の価値観、関与度によって異なる。【試験対策】評価基準=代替案を比較する物差し。
・C:不適切。準拠集団は消費者の価値観や購買行動に影響を与える集団であり、比較の判断基準そのものではない。
問27:準拠集団が消費者に与える影響のうち、集団の期待や規範に合わせようとして行動が変わる影響を何というか。
- A:情報的影響
- B:価値表出的影響
- C:規範的影響
【第27問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。情報的影響は、準拠集団を信頼できる情報源として利用し、その情報によって判断が変わる影響である。
・B:不適切。価値表出的影響は、憧れの集団や人物と同一視したい、自分の価値観を表現したいという動機から購買行動が影響を受けることである。
・C:適切。規範的影響は、集団の期待、ルール、評価に合わせようとして行動が変わる影響である。周囲から浮きたくない、集団に受け入れられたいという動機と関係する。【試験対策】情報的=情報源、規範的=合わせる、価値表出的=同一視・自己表現。
問28:ロジャーズの普及理論において、新製品・新サービスの普及を促進しやすい特性として適切なものはどれか。
- A:相対的優位性が高く、既存の価値観と適合し、試用や観察がしやすいこと
- B:複雑性が高く、試用できず、効果が見えにくいこと
- C:既存の価値観とまったく適合せず、利用方法が理解しにくいこと
【第28問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。ロジャーズの普及理論では、相対的優位性、適合性、複雑性、試用可能性、観察可能性などが普及に影響するとされる。一般に、相対的優位性・適合性・試用可能性・観察可能性が高く、複雑性が低いほど普及しやすい。【試験対策】普及しやすい特性=優位・適合・試用・観察、複雑性は低い方がよい。
・B:不適切。複雑性が高く、試用や観察がしにくい場合、消費者は採用しにくくなる。
・C:不適切。既存の価値観や使用習慣と適合しない場合、受容されにくくなることがある。
問29:ロジャーズの採用者5類型において、比較的早期に新製品を採用し、他の消費者に影響を与えやすい層はどれか。
- A:ラガード
- B:アーリーアダプター
- C:レイトマジョリティ
【第29問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。ラガードは採用が最も遅い層であり、伝統的・保守的傾向が強いとされる。
・B:適切。アーリーアダプターは、比較的早期に新製品を採用し、周囲への影響力を持ちやすい層である。オピニオンリーダー的役割を果たすことが多く、普及の初期段階で重要となる。【試験対策】アーリーアダプター=早期採用者・影響力大。
・C:不適切。レイトマジョリティは、周囲の多くが採用した後に慎重に採用する後期追随者である。
問30:低関与商品のマーケティング対応として比較的適切なものはどれか。
- A:長時間の比較検討を前提に、詳細な専門情報だけを大量に提示する
- B:購買後の認知的不協和だけを重視し、店頭での接触を軽視する
- C:店頭での視認性、反復接触、覚えやすさ、買いやすさを高める
【第30問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。詳細な専門情報の提供は高関与商品の購買で有効な場合があるが、低関与商品では必ずしも中心的対応ではない。
・B:不適切。低関与商品では、購買前後の不安だけでなく、店頭での視認性、反復接触、買いやすさなどが重要になる。
・C:適切。低関与商品では、消費者が深く比較検討せずに購入することが多いため、店頭での視認性、ブランド名の想起、広告への反復接触、買いやすい陳列、価格訴求などが有効になりやすい。【試験対策】低関与=反復接触・視認性・買いやすさ、高関与=情報提供・比較検討支援。

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