問1:顧客のニーズを満たし価値を提供することで企業の目的を達成する活動を何といい、どちらの視点を重視するか。
- A:販売促進/売り手の都合
- B:マーケティング/売り手の都合
- C:マーケティング/顧客の視点
【第1問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。販売促進はプロモーションの一部であり、顧客視点を起点とするマーケティング全体を指す語ではない。
・B:不適切。マーケティングは売り手の都合ではなく顧客の視点を重視する活動である。
・C:適切。マーケティングは、顧客のニーズを把握し、価値を創造・提供し、交換を通じて企業目的を達成する活動である。単なる販売促進や広告ではなく、市場分析、製品開発、価格設定、流通、プロモーション、顧客関係の構築まで含む広い概念である。【試験対策】マーケティング=顧客視点から価値を創造・提供する活動。販売促進だけではない。
関連過去問:R5,問28/R4,問29
問2:人間が感じる欠乏状態・それが具体的対象に向けられたもの・購買力を伴ったものを、それぞれ何というか。
- A:ニーズ・ウォンツ・需要
- B:需要・ウォンツ・ニーズ
- C:ウォンツ・ニーズ・需要
【第2問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。欠乏状態がニーズ、それが文化や経験によって具体的な対象に向けられたものがウォンツ、購買力を伴ったものが需要である。たとえば「空腹を満たしたい」がニーズ、「ラーメンを食べたい」がウォンツ、「代金を払ってラーメンを購入できる状態」が需要である。【試験対策】ニーズ→ウォンツ→需要の順に具体化・購買力が加わる。
・B:不適切。順序・対応が逆である。欠乏状態がニーズ、購買力を伴うのが需要である。
・C:不適切。欠乏状態はニーズであり、ウォンツではない。対応が誤っている。
関連過去問:R5,問28/R4,問29
問3:顧客が商品から得る便益と負担する費用を比較して感じる価値を何といい、これを高める方法は何か。
- A:顧客価値/便益を高めるか負担を下げる
- B:ブランド・エクイティ/価格を上げる
- C:顧客満足/期待を下げる
【第3問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。顧客価値は、顧客が得る便益と負担する費用・手間・時間・心理的コストなどを比較して感じる価値である。価値を高めるには、機能的・情緒的便益を高めるか、価格・時間・手間などの負担を下げることが有効である。【試験対策】顧客価値=得られる便益と負担の比較。便益↑または負担↓で向上。
・B:不適切。ブランド・エクイティはブランドの資産的価値であり、便益と費用の比較で感じる顧客価値ではない。
・C:不適切。顧客満足は期待と成果の比較による評価であり、便益と費用の比較で感じる価値(顧客価値)とは概念が異なる。
関連過去問:R5,問28/R4,問29
問4:購買前の期待と購買後に得られた成果との比較によって形成される評価を何というか。
- A:知覚リスク
- B:顧客満足
- C:顧客価値
【第4問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。知覚リスクは購買で損失が生じる不安であり、期待と成果の比較による評価ではない。
・B:適切。顧客満足は、購買前の期待と購買後に知覚した成果を比較して形成される評価である。成果が期待を上回れば満足が高まり、期待を下回れば不満につながる。顧客価値は便益と負担の比較、顧客満足は期待と成果の比較である。【試験対策】顧客満足=期待と成果の比較。顧客価値との違いに注意。
・C:不適切。顧客価値は便益と費用の比較で感じる価値であり、期待と成果の比較による評価(顧客満足)とは異なる。
関連過去問:基礎知識
問5:マーケティング・ミックス(4P)の構成要素の組み合わせとして適切なものはどれか。
- A:政治・経済・社会・技術
- B:製品・価格・流通・プロモーション
- C:顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーション
【第5問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。政治・経済・社会・技術はPEST分析の要素であり、4Pの構成要素ではない。
・B:適切。マーケティング・ミックスの4Pは、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション)である。企業がターゲット市場に働きかけるための基本的な実行手段である。政治・経済・社会・技術はPEST分析、顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーションは4Cである。【試験対策】4P=製品・価格・流通・プロモーション。
・C:不適切。顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーションは買い手視点の4Cであり、売り手視点の4Pではない。
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