問26:ファミリービジネスの強みを説明する「4Cモデル」の構成要素として適切なものはどれか。
- A:企業・顧客・競合・チャネル
- B:顧客・コスト・利便性・コミュニケーション
- C:継続性・同族集団・良き隣人であること・自由な行動と環境適応
【第26問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。企業・顧客・競合は3C分析の要素であり、ファミリービジネスの4Cモデルではない。
・B:不適切。顧客・コスト・利便性・コミュニケーションはマーケティングの4C(買い手視点)であり、ファミリービジネスの4Cモデルとは別概念である。
・C:適切。4Cモデルは継続性(Continuity)・同族集団(Community)・良き隣人であること(Connection)・自由な行動と環境適応(Command)の4要素で、ファミリービジネスの長期志向や結束の強さを説明する枠組みである。【試験対策】ファミリービジネスの4C(Continuity/Community/Connection/Command)を押さえる。
関連過去問:基礎知識
問27:所有・家族・事業の3つの円の重なりでファミリービジネスの関係者の立場を整理する枠組みを何というか。
- A:バリューチェーン
- B:アドバンテージ・マトリクス
- C:スリーサークルモデル
【第27問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。バリューチェーンは企業活動を価値連鎖として捉える枠組みであり、ファミリービジネスの関係者整理の枠組みではない。
・B:不適切。アドバンテージ・マトリクスは事業の競争要因を分類する枠組みであり、所有・家族・事業の関係整理ではない。
・C:適切。オーナーシップ(所有)・ファミリー(家族)・ビジネス(事業)の3つの円の重なりで関係者の立場を整理するのがスリーサークルモデルである。事業承継における利害調整の分析に用いられる。【試験対策】3円=所有・家族・事業。事業承継の利害調整の枠組みとして押さえる。
関連過去問:R3,問9
問28:ファミリービジネスの一般的特徴として適切なものはどれか。
- A:後継者選定の課題は生じにくい
- B:所有と経営が分離しており短期志向になりやすい
- C:非同族企業と比べ意思決定が迅速で、長期的視点に立ちやすい
【第28問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。ファミリービジネスは後継者選定(事業承継)の課題を抱えやすい。
・B:不適切。ファミリービジネスは所有と経営が一致しやすく、むしろ長期的視点に立ちやすい。
・C:適切。ファミリービジネスは所有と経営が一致しやすく、長期的な視点や機動的な意思決定が可能になりやすい。一方で後継者選定などの課題も抱えやすい。【試験対策】強み(長期志向・迅速な意思決定)と課題(後継者選定等)を両面で押さえる。
関連過去問:基礎知識
問29:企業経営を規律づけ、株主等のステークホルダーを踏まえて健全な意思決定を促す仕組みを何というか。
- A:コーポレートガバナンス(企業統治)
- B:ディスクロージャー(情報開示)
- C:コンプライアンス(法令遵守)
【第29問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。経営を規律づけ、ステークホルダーを踏まえた健全な意思決定を促す仕組みがコーポレートガバナンス(企業統治)である。経営者の規律づけと持続的な企業価値向上を目的とする。【試験対策】ガバナンス=経営の規律づけ。コンプライアンスやディスクロージャーとの違いを押さえる。
・B:不適切。ディスクロージャーは情報開示を指す概念であり、経営の規律づけの仕組み全体ではない。
・C:不適切。コンプライアンスは法令・規範の遵守を指す概念であり、経営を規律づける仕組み全体を指すガバナンスとは範囲が異なる。
関連過去問:R7,問13
問30:コーポレートガバナンス・コードの運用方法として適切なものはどれか。
- A:原則を実施するか、実施しない場合は理由を説明する「コンプライ・オア・エクスプレイン」で運用される
- B:法令として一律に強制される規範である
- C:実施しない場合は罰則が科される強行法規である
【第30問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。ガバナンス・コードは原則主義に立ち、原則を実施するか、実施しない場合は理由を説明する「コンプライ・オア・エクスプレイン」により運用される。【試験対策】「コンプライ・オア・エクスプレイン=実施か、しない理由の説明か」を押さえる。
・B:不適切。ガバナンス・コードは法令として一律強制される規範ではなく、原則主義(プリンシプルベース)に立つ。
・C:不適切。実施しない場合に罰則が科される強行法規ではなく、理由の説明を求める柔軟な運用である。
関連過去問:R7,問13

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