問11:ある製品が3つの工程を順に通過する。各工程の直行率(手直しなく通過した割合)が下記のとおりであるとき、全工程を通した直行率として、最も適切なものはどれか。
資料:第1工程 95%/第2工程 90%/第3工程 80%
- A:約88.3%
- B:約26.0%
- C:約68.4%
- D:265%
【第11問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】工程直行率【考え方】複数工程を通した直行率は、各工程の直行率の積で求める。0.95×0.90×0.80=0.684で約68.4%となる。各工程の直行率を平均したり合計するのは誤りである。【選択肢解説】各工程の直行率を単純平均しており、正しくない。
・B
【選択肢解説】積の計算を誤っており、正しくない。
・C
【選択肢解説】各工程の直行率の積0.684を百分率にした約68.4%であり正しい。
・D
【選択肢解説】各工程の直行率を合計しており、正しくない。
関連過去問:R5,問9
問12:検査に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:破壊検査では、原則として全数検査を行うのが望ましい。
- B:抜取検査は、合格ロットに不良品が一切含まれないことを保証する。
- C:全数検査は、検査コストや時間を最も抑えられる検査方法である。
- D:抜取検査は検査コストを抑えられる一方、合格ロットに不良が混入するリスクがある。
【第12問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】全数検査と抜取検査【考え方】全数検査は全品を調べ重要保安部品などに用いるがコストがかかる。抜取検査は一部を調べロットの合否を判断し、コストを抑えられるが合格ロットに不良が混入するリスクがある。破壊検査では全数検査は困難である。【選択肢解説】破壊検査では全数検査は困難であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】抜取検査は不良の混入をゼロにはできないため、正しくない。
・C
【選択肢解説】コストを最も抑えられるのは抜取検査であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】抜取検査のコストとリスクの関係を正しく説明しており正しい。
関連過去問:R2,問10
問13:工程能力指数CpとCpkの違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:Cpはばらつきのみを、Cpkは平均のかたよりも考慮した工程能力指数である。
- B:Cpは平均のかたよりを考慮し、Cpkはばらつきのみを考慮する指数である。
- C:工程平均が規格中心からずれると、CpkはCpより大きくなる。
- D:Cpが1のとき、規格幅は3σと等しい状態を意味する。
【第13問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】CpとCpkの違い【考え方】Cpは規格幅とばらつき(6σ)の関係のみを表し、Cpkは加えて平均のかたよりも考慮する。平均が規格中心からずれるとCpkはCpより小さくなる。Cp=1は規格幅が6σと等しい状態である。【選択肢解説】Cpはばらつきのみ、Cpkはかたよりも考慮するという説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】CpとCpkの考慮要素が逆であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】平均がずれるとCpkはCpより小さくなるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】Cp=1は規格幅が6σと等しい状態であるため、正しくない。
関連過去問:R5,問9
問14:TQM(総合的品質管理)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:TQMは製造部門のみで完結する品質管理活動である。
- B:TQMは全社的・全員参加で品質向上を進め、トップの関与を重視する活動である。
- C:TQMは最終検査で不良を取り除くことを唯一の目的とする活動である。
- D:TQMは顧客満足よりも短期的なコスト削減を最優先する活動である。
【第14問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】TQM【考え方】TQMは製造部門だけでなく営業・設計・購買・管理部門も含めた全社的・全員参加の品質管理活動で、トップマネジメントの関与と顧客満足を重視する。最終検査のみに依存しない予防的な取り組みである。【選択肢解説】TQMは全社的な活動で製造部門のみで完結しないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】全社的・全員参加でトップの関与を重視するという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】TQMは最終検査のみを目的とはしないため、正しくない。
・D
【選択肢解説】TQMは顧客満足を重視するため、正しくない。
関連過去問:R3,問11
問15:小集団活動(QCサークル)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:QCサークルは、経営者だけで品質方針を決定する会議体である。
- B:QCサークルは、外部コンサルタントが品質改善を代行する仕組みである。
- C:QCサークルは、現場の作業者が自主的に小集団で品質改善に取り組む活動である。
- D:QCサークルは、抜取検査の合否を統計的に判定する手法である。
【第15問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】QCサークル【考え方】QCサークルは現場の作業者が自主的に小集団を作り、品質や職場の問題をQC手法を用いて改善する活動で、全員参加のTQMを支える取り組みである。【選択肢解説】現場の自主的な改善活動であり経営者だけの会議体ではないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】外部への代行ではなく現場主体の活動であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】現場の作業者が自主的に小集団で改善に取り組む活動という説明であり正しい。
・D
【選択肢解説】抜取検査の判定手法ではないため、正しくない。
関連過去問:R3,問11

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