中小企業診断士 財務・会計 試験想定編(1〜5問)|配当政策・株主還元

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
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問1:以下の資料に基づき、当社の配当性向と配当利回りの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・当期純利益 500百万円
・配当総額 200百万円
・発行済株式数 10百万株
・株価 400円

  • A:配当性向40%、配当利回り5%
  • B:配当性向40%、配当利回り12.5%
  • C:配当性向5%、配当利回り40%
  • D:配当性向60%、配当利回り5%
【第1問:正解と解説】

正解:A

・A
【論点】配当性向と配当利回りの計算。【考え方】配当性向=配当総額200÷当期純利益500=40%。1株当たり配当(DPS)=200百万円÷10百万株=20円。配当利回り=DPS20円÷株価400円=5%。【選択肢解説】正しい。

・B
【選択肢解説】配当利回りを益回り(EPS50円÷株価400円=12.5%)と混同した誤り。

・C
【選択肢解説】配当性向と配当利回りの数値を取り違えている。

・D
【選択肢解説】配当性向を内部留保率(1-40%=60%)と混同した誤り。

関連過去問:R5,問23/H30,問24


問2:当社の当期純利益は1,200百万円、発行済株式数は12百万株である。このたび、市場から自己株式2百万株を取得した。自己株式の取得が当期純利益に影響を与えないものとした場合、取得後の1株当たり当期純利益(EPS)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

  • A:約85.7円
  • B:100円
  • C:120円
  • D:150円
【第2問:正解と解説】

正解:C

・A
【選択肢解説】取得した株式数を分母に「加算」した誤り(1,200÷14≒85.7円)。自己株式の取得は流通株式数を減少させる。

・B
【選択肢解説】自己株式取得前のEPS(1,200÷12=100円)のままであり、株式数の減少が反映されていない。

・C
【論点】自己株式の取得(自社株買い)がEPSに与える影響。【考え方】取得後の株式数(自己株式控除後)=12-2=10百万株。EPS=1,200百万円÷10百万株=120円。純利益が不変でも、分母の株式数の減少によりEPSは上昇する。【選択肢解説】正しい。

・D
【選択肢解説】150円は分母を8百万株とした場合の金額であり、取得株数を4百万株と誤るなど株式数の計算を誤っている。

関連過去問:R4,問23/R1,問23


問3:以下の資料に基づき、定率成長配当割引モデルによる当社の理論株価として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、配当の成長率はサスティナブル成長率(ROE×内部留保率)とする。
【資料】
・当期の1株当たり当期純利益(EPS) 100円
・配当性向 40%(今後も一定)
・ROE 10%(今後も一定)
・株主資本コスト 8%

  • A:500円
  • B:1,040円
  • C:2,000円
  • D:2,120円
【第3問:正解と解説】

正解:D

・A
【選択肢解説】成長率を考慮せず当期配当を株主資本コストで割った誤り(40÷0.08=500円)。

・B
【選択肢解説】成長率の計算で内部留保率と配当性向を取り違えた誤り(g=10%×0.4=4%、40×1.04÷(0.08-0.04)=1,040円)。

・C
【選択肢解説】次期配当への成長の織り込み(×1.06)を忘れた誤り(40÷(0.08-0.06)=2,000円)。

・D
【論点】サスティナブル成長率と定率成長配当割引モデルの組み合わせ問題。【考え方】成長率g=ROE10%×内部留保率(1-0.4)=6%。当期配当=EPS100×配当性向40%=40円。次期予想配当D1=40×1.06=42.4円。理論株価=D1÷(k-g)=42.4÷(0.08-0.06)=2,120円。【選択肢解説】正しい。

関連過去問:R3,問23/H29,問24


問4:当社は1株を1.2株にする株式分割を行うことを発表した。分割直前の株価は1,800円である。株式分割そのものが企業価値に影響を与えないと仮定した場合、分割後の理論株価として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

  • A:900円
  • B:1,500円
  • C:1,800円
  • D:2,160円
【第4問:正解と解説】

正解:B

・A
【選択肢解説】1株を2株にする分割(1:2)と誤った場合の金額(1,800÷2=900円)である。本問は1株を1.2株にする分割である。

・B
【論点】株式分割が理論株価に与える影響。【考え方】株式分割は株式数を増やすだけで企業価値(時価総額)を変えないため、理論株価=1,800÷1.2=1,500円となる。1株の価値が分割比率に応じて薄まる。【選択肢解説】正しい。

・C
【選択肢解説】株式数の増加による1株当たり価値の希薄化が反映されていない。

・D
【選択肢解説】分割比率を乗じた誤り(1,800×1.2=2,160円)。株式数が増えるため1株当たりの価格は下がる。

関連過去問:R6,問23/H28,問24


問5:当社株式の配当権利付き最終日の株価は1,050円であり、1株当たり50円の配当が予定されている。配当以外の要因を捨象した場合、配当落ち日の理論株価として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、当社の1株当たり当期純利益(EPS)は100円である。

  • A:950円
  • B:1,000円
  • C:1,050円
  • D:1,100円
【第5問:正解と解説】

正解:B

・A
【選択肢解説】配当額ではなくEPS100円を控除した誤り(1,050-100=950円)。株価から抜け落ちるのは受け取れなくなった配当の分である。EPSは紛れの資料である。

・B
【論点】配当落ちによる理論株価の変動。【考え方】権利落ち日には新たに株式を購入しても直近の配当を受け取れないため、理論上、株価は配当額の分だけ下落する。配当落ち理論株価=1,050-50=1,000円。【選択肢解説】正しい。

・C
【選択肢解説】配当落ちによる株価の低下が反映されていない。

・D
【選択肢解説】配当額を加算した誤り。権利を失う分、株価は理論上下落する。

関連過去問:R2,問23/H30,問24


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