中小企業診断士 財務・会計 中級編(11〜15問)|財務諸表・制度会計・会社法

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
→ 免責事項の詳細

問11:保守主義の原則に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:保守主義の原則は、利益をできるだけ多く計上することを求める。
  • B:保守主義の原則により、事実に反する秘密積立金の計上が認められる。
  • C:保守主義の原則は、予測される将来の危険に備えて慎重な会計処理を求めるが、真実性を損なう過度な保守主義は認められない。
  • D:保守主義の原則は、収益を早期に、費用を遅く計上することを求める。
【第11問:正解と解説】

正解:C

・A
【論点】保守主義の原則の内容(慎重な会計処理)と、過度な保守主義(真実性を損なう処理)が認められない点を問う。【考え方】将来の危険への備えとしての慎重性と、その限界を確認する。【選択肢解説】保守主義は慎重な会計処理を求めるものであり、利益を多く計上することを求めるとする記述は誤り。

・B
【選択肢解説】事実に反する秘密積立金の計上は真実性の原則に反し認められないため、誤り。

・C
【選択肢解説】正しい。慎重な会計処理を求めるが、真実性を損なう過度な保守主義は認められない。

・D
【選択肢解説】保守主義は費用・損失を早めに、収益を確実になるまで計上しない方向であり、収益を早期・費用を遅くとする記述は誤り。

関連過去問:R6,問2


問12:継続性の原則に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:継続性の原則は、いったん採用した会計処理は正当な理由があっても変更できないとする。
  • B:継続性の原則は、企業が半永久的に存続することを前提とする原則である。
  • C:継続性の原則は、複数の会計処理のうち常に最も保守的な方法を選ぶことを求める。
  • D:継続性の原則は、採用した会計処理の原則・手続を毎期継続して適用することを求め、利益操作の排除と期間比較を可能にする。
【第12問:正解と解説】

正解:D

・A
【論点】継続性の原則の意義(毎期継続適用による利益操作の排除・期間比較可能性)と、正当な理由があれば変更できる点を問う。【考え方】会計処理の継続適用が果たす役割と、変更の可否を確認する。【選択肢解説】正当な理由がある場合には会計処理を変更できるため、変更できないとする記述は誤り。

・B
【選択肢解説】企業が半永久的に存続するとの前提は継続企業(ゴーイング・コンサーン)の公準であり、継続性の原則の説明として誤り。

・C
【選択肢解説】常に最も保守的な方法を選ぶことを求めるのは保守主義に関する誤った理解であり、継続性の原則の説明として誤り。

・D
【選択肢解説】正しい。毎期継続して適用することで利益操作を排除し、財務諸表の期間比較を可能にする。

関連過去問:R6,問2


問13:発生主義および費用収益対応の原則に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:発生主義は、現金収支ではなく経済的事実の発生に基づいて費用・収益を認識する考え方である。
  • B:費用収益対応の原則は、費用を現金支出の時点で計上することを求める。
  • C:発生主義では、収益・費用は必ず現金の入出金時点で認識する。
  • D:費用収益対応の原則は、収益と無関係にすべての支出を当期の費用とすることを求める。
【第13問:正解と解説】

正解:A

・A
【論点】発生主義(経済的事実の発生に基づく認識)と費用収益対応の原則(収益に対応する費用の計上)を問う。【考え方】現金主義との違いと、収益と費用の対応関係を確認する。【選択肢解説】正しい。経済的事実の発生に基づいて費用・収益を認識するのが発生主義である。

・B
【選択肢解説】費用を現金支出時点で計上するのは現金主義的な考え方であり、費用収益対応の原則の説明として誤り。

・C
【選択肢解説】現金の入出金時点で認識するのは現金主義であり、発生主義の説明として誤り。

・D
【選択肢解説】費用収益対応の原則は収益に対応する費用を計上するものであり、収益と無関係にすべての支出を費用とするとする記述は誤り。

関連過去問:R3,問6


問14:資産の分類に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:特許権や商標権は、有形固定資産に分類される。
  • B:建物や機械装置などの物理的形態を持つ固定資産は、有形固定資産に分類される。
  • C:のれんは、有形固定資産に分類される。
  • D:商品や製品などの棚卸資産は、固定資産に分類される。
【第14問:正解と解説】

正解:B

・A
【論点】有形固定資産・無形固定資産・流動資産(棚卸資産)の分類を問う。【考え方】固定資産のうち物理的形態の有無による分類と、棚卸資産の位置づけを確認する。【選択肢解説】特許権や商標権は物理的形態を持たない無形固定資産であり、有形固定資産とする記述は誤り。

・B
【選択肢解説】正しい。建物や機械装置など物理的形態を持つ固定資産は有形固定資産である。

・C
【選択肢解説】のれんは無形固定資産に分類されるため、有形固定資産とする記述は誤り。

・D
【選択肢解説】商品や製品などの棚卸資産は流動資産に分類されるため、固定資産とする記述は誤り。

関連過去問:R7,問2


問15:資産・負債の流動・固定分類に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:正常営業循環基準では、営業サイクル内の資産・負債であっても1年を超えるものは固定に分類する。
  • B:一年基準(ワン・イヤー・ルール)は、決算日の翌日から2年以内に期限が到来するかで流動・固定を区分する。
  • C:流動・固定分類は、まず正常営業循環基準を適用し、そこから外れるものに一年基準を適用する。
  • D:売掛金や買掛金は、回収・支払が1年を超える場合は必ず固定資産・固定負債とする。
【第15問:正解と解説】

正解:C

・A
【論点】流動・固定分類における正常営業循環基準と一年基準の適用順序を問う。【考え方】二つの基準の関係(営業循環基準を優先し、外れたものに一年基準)を確認する。【選択肢解説】正常営業循環基準では、営業サイクル内の資産・負債は期間にかかわらず流動に分類するため、1年超で固定とする記述は誤り。

・B
【選択肢解説】一年基準は決算日の翌日から1年以内かで区分するため、2年以内とする記述は誤り。

・C
【選択肢解説】正しい。まず正常営業循環基準を適用し、そこから外れるものに一年基準を適用する。

・D
【選択肢解説】売掛金・買掛金は営業循環内にあるため回収・支払が1年を超えても流動に分類され、必ず固定とする記述は誤り。

関連過去問:R6,問2


コメント

タイトルとURLをコピーしました