重要度:A 論点:限界生産物逓減
問1:他の生産要素を一定にして労働などを追加投入するとき、追加1単位あたりの産出増加分が次第に減っていく法則を何というか。
- A:限界生産物逓減(収穫逓減)の法則。可変要素の追加投入に伴い限界生産物が次第に減少する。
- B:規模の経済。可変要素の追加投入に伴い限界生産物が次第に減少する。
- C:限界代替率逓減の法則。可変要素の追加投入に伴い限界生産物が次第に減少する。
【第1問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。追加産出が次第に減るのが限界生産物逓減の法則である。【試験対策】収穫逓減=限界生産物の減少。規模の経済や限界代替率逓減と区別。
・B:規模の経済は生産規模拡大で平均費用が下がる現象で、限界生産物の逓減とは別概念である。
・C:限界代替率逓減の法則は無差別曲線が凸である性質で、生産の収穫逓減とは異なる。
関連過去問:基礎知識
重要度:A 論点:固定費用と可変費用
問2:生産量に応じて増減する費用を何というか。また総費用との関係として正しいものはどれか。
- A:固定費用。総費用=固定費用+可変費用。長期にも固定費用が存在する。
- B:限界費用。総費用=固定費用+限界費用。生産量に応じて増減する。
- C:可変費用。総費用=固定費用+可変費用。短期には固定費用が存在するが長期にはすべて可変となる。
【第2問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:固定費用は生産量にかかわらず一定の費用で、生産量に応じて増減する費用ではない。
・B:限界費用は追加1単位の費用で、総費用を構成する固定・可変費用とは別概念である。
・C:正解はCです。生産量に応じて増減するのが可変費用である。【試験対策】総費用=固定費用+可変費用。長期はすべて可変になる点が頻出。
関連過去問:R5,問14
重要度:A 論点:平均費用と限界費用
問3:生産量を1単位増やしたときの費用増加分を何というか。
- A:限界費用(MC)。追加1単位の費用で、供給行動を決める鍵となる概念である。
- B:固定費用(FC)。追加1単位の費用で、供給行動を決める鍵となる。
- C:平均費用(AC)。総費用を生産量で割ったもので、供給行動を決める鍵となる。
【第3問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。追加1単位の費用増加分が限界費用である。【試験対策】限界費用=追加1単位の費用、平均費用=総費用÷生産量。区別が頻出。
・B:固定費用は生産量にかかわらず一定で、追加1単位の費用増加分ではない。
・C:平均費用は総費用を生産量で割ったもので、追加1単位の費用増加分(限界費用)ではない。
関連過去問:R7,問15/R5,問14
重要度:A 論点:限界費用と平均費用の関係
問4:限界費用曲線と平均費用曲線の関係として正しいものはどれか。
- A:限界費用曲線は平均総費用曲線・平均可変費用曲線それぞれの最大点を上から下へ通る。
- B:限界費用曲線は平均費用曲線と常に平行で、交わることはない。
- C:限界費用曲線は平均総費用曲線・平均可変費用曲線それぞれの最小点を下から上へ通る。
【第4問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:限界費用曲線が通るのは平均費用曲線の最小点であり、最大点ではない。
・B:限界費用が平均を下回るか上回るかで平均が変動するため、両曲線は最小点で交わる。
・C:正解はCです。限界費用曲線は各平均費用曲線の最小点を下から上へ通る。【試験対策】MCが平均を下回ると平均低下、上回ると平均上昇→最小点で交差。
関連過去問:R5,問14
重要度:B 論点:平均可変費用
問5:可変費用を生産量で割った費用と、生産継続の判断への関わりの組合せとして正しいものはどれか。
- A:平均固定費用(AFC)。価格がAFCを下回ると操業を止めた方がよい(操業停止点の判断基準)。
- B:平均可変費用(AVC)。価格がAVCを下回ると操業を止めた方がよい(操業停止点の判断基準)。
- C:平均総費用(ATC)。価格がATCを下回ると操業を止めた方がよい(操業停止点の判断基準)。
【第5問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:平均固定費用は固定費用を生産量で割ったもので、操業停止判断の基準ではない。
・B:正解はBです。可変費用÷生産量が平均可変費用で、操業停止判断の基準となる。【試験対策】操業停止点の基準はAVC(ATCではない)。ここが頻出の落とし穴。
・C:操業停止の基準は平均可変費用であり、平均総費用ではない。
関連過去問:R6,問16/R5,問14

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