重要度:B 論点:信用創造の総額
問26:本源的預金100、預金準備率20%のとき、信用創造によって生み出される預金の総額はいくらか。
- A:500。総額=本源的預金÷準備率=100÷0.2=500。うち新たに創造された信用は400である。
- B:120。総額=本源的預金100+準備20=120。
- C:400。総額=本源的預金÷準備率=100÷0.2の値から本源的預金を引かない値。
【第26問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。預金総額=本源的預金÷準備率=100÷0.2=500。【試験対策】総額500、うち純増(創造分)は400。総額と創造分を取り違えない。
・B:本源的預金と準備の和ではなく、本源的預金を準備率で割って総額を求める。
・C:500が預金総額で、400は総額から本源的預金を引いた純増(創造分)である。
関連過去問:R3,問7
重要度:B 論点:名目利子率の計算
問27:実質利子率が2%、期待物価上昇率が3%のとき、フィッシャー方程式による名目利子率はおよそ何%か。
- A:−1%。名目利子率=実質2%−期待インフレ3%=−1%。
- B:6%。名目利子率=実質2%×期待インフレ3%=6%。
- C:5%。名目利子率=実質2%+期待インフレ3%=5%。予想インフレの上昇は名目利子率を押し上げる。
【第27問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:名目利子率は実質に期待インフレを加えるもので、引くのではない。
・B:名目利子率は実質に期待インフレを加えるもので、掛けるのではない。
・C:正解はCです。名目=実質+期待インフレ=2+3=5%。【試験対策】フィッシャー方程式は加算。減算・乗算にしない。
関連過去問:R7,問9
重要度:B 論点:流動性のわなと財政政策
問28:流動性のわなの下での財政政策のクラウディングアウトとして正しいものはどれか。
- A:利子率が下限に張り付いて動かないため、政府支出を増やしても利子率が上がらず、クラウディングアウトはほとんど生じない。
- B:利子率が大きく上昇するため、クラウディングアウトが最大限に生じる。
- C:貨幣需要が利子率に反応しないため、クラウディングアウトが最大限に生じる。
【第28問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。流動性のわなではクラウディングアウトはほとんど生じない。【試験対策】利子率不変→投資が締め出されない→財政政策が最大限有効。
・B:流動性のわなでは利子率が動かないため、クラウディングアウトはむしろ生じにくい。
・C:貨幣需要が利子率に無限に弾力的なため利子率が上がらず、クラウディングアウトは生じにくい。
関連過去問:R3,問6
重要度:B 論点:金融緩和の波及経路
問29:金融緩和の波及経路として正しいものはどれか。
- A:貨幣供給を減らして利子率を引き上げ、投資を増やして総需要を刺激する。
- B:貨幣供給を増やして利子率を下げ、投資を増やして総需要を刺激する。
- C:貨幣供給を増やして利子率を引き上げ、貯蓄を増やして総需要を刺激する。
【第29問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:金融緩和は貨幣供給を増やし利子率を下げるもので、供給減・利子率上昇は引締の向きである。
・B:正解はBです。金融緩和=貨幣供給増→利子率低下→投資増→総需要増。【試験対策】緩和は供給増・利子率低下。供給減や利子率上昇は引締の向き。
・C:金融緩和は利子率を下げて投資を促すもので、利子率を上げて貯蓄を増やすのではない。
関連過去問:R7,問10

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