重要度:B 論点:経常収支の正誤
問6:第二次所得収支が計上する内容として正しいものはどれか。
- A:無償資金援助など対価を伴わない移転を計上する。利子・配当を計上するのは第一次所得収支である。
- B:対外投資から得られる利子・配当を計上する。無償移転を計上するのは第一次所得収支である。
- C:財の輸出入の差額を計上する。無償移転を計上するのは貿易収支である。
【第6問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。第二次所得収支は対価を伴わない移転(無償援助等)を計上する。【試験対策】第一次=利子・配当、第二次=無償移転。取り違えが定番。
・B:利子・配当を計上するのは第一次所得収支で、無償移転を計上するのが第二次所得収支である。
・C:財の輸出入は貿易収支で、無償移転を計上するのが第二次所得収支である。
関連過去問:R7,問11
重要度:A 論点:円高と円安
問7:1ドル=120円から100円になる変化と輸出企業への影響の組合せとして正しいものはどれか。
- A:円高(円の価値上昇)。輸出品の外貨建て価格が下がり輸出企業には有利となる。
- B:円安(円の価値下落)。輸出品の外貨建て価格が下がり輸出企業には有利、輸入には不利となる。
- C:円高(円の価値上昇)。輸出品の外貨建て価格が上がり輸出企業には不利、輸入には有利となる。
【第7問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:円高では輸出品の外貨建て価格が上がって割高になり、輸出企業には不利となる。
・B:120円→100円は円の価値上昇なので円安ではなく円高である。
・C:正解はCです。120円→100円は円高で、輸出には不利・輸入には有利。【試験対策】数値が小さくなる=円高。円高は輸出不利・輸入有利。
関連過去問:R6,問9
重要度:A 論点:円安の影響
問8:円安の輸出入への影響として正しいものはどれか。
- A:輸出を抑制し輸入物価を低下させる。外貨建ての輸出品価格が上がり割高になる。
- B:輸出も輸入も抑制し、貿易全体を縮小させる。
- C:輸出を促進し輸入物価を上昇させる。外貨建ての輸出品価格が下がり割安になる一方、輸入品の円建て価格は上がる。
【第8問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:円安は輸出を促進し輸入物価を上昇させるもので、輸出抑制・輸入物価低下は円高の効果である。
・B:円安は輸出を促進する効果があり、貿易全体を縮小させるわけではない。
・C:正解はCです。円安は輸出促進・輸入物価上昇をもたらす。【試験対策】円安→輸出有利・輸入物価上昇。円高と逆の効果。
関連過去問:R6,問9/R5,問9
重要度:A 論点:購買力平価説
問9:為替レートは2国間の物価水準の比によって決まるとする長期の為替決定理論を何というか。
- A:アセット・アプローチ。同一財が同一価格になるように為替が決まる。
- B:購買力平価説。同一財が同一価格になるように為替が決まり、物価が相対的に高い国の通貨は減価する。
- C:金利平価説。同一財が同一価格になるように為替が決まり、物価が高い国の通貨は減価する。
【第9問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:アセット・アプローチは資産市場での期待に着目する為替理論で、物価水準の比による長期理論ではない。
・B:正解はBです。物価水準の比で為替が決まるのが購買力平価説である。【試験対策】購買力平価=物価、金利平価=金利。決定要因の取り違えに注意。
・C:金利平価説は2国間の金利差で為替が決まるとする理論で、物価水準の比によるものではない。
関連過去問:基礎知識
重要度:A 論点:金利平価説
問10:為替レートは2国間の金利差によって決まり、高金利通貨は将来減価が予想されるとする理論を何というか。
- A:購買力平価説。内外の予想収益率が等しくなるように為替が決まる。
- B:金利平価説。内外の予想収益率が等しくなるように為替が決まり、高金利通貨は先安予想で調整される。
- C:Jカーブ効果。内外の予想収益率が等しくなるように為替が決まる。
【第10問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:購買力平価説は物価水準の比で為替が決まる理論で、金利差によるものではない。
・B:正解はBです。金利差で為替が決まるのが金利平価説である。【試験対策】金利平価=金利差・予想収益率の均等化。購買力平価(物価)と区別。
・C:Jカーブ効果は為替変動後の貿易収支の推移を表す現象で、為替決定理論ではない。
関連過去問:R4,問9

コメント