重要度:A 論点:国際収支の構成
問1:国際収支を構成する3つの収支は、経常収支・金融収支と、あと1つは何か。
- A:第一次所得収支。経常収支+第一次所得収支−金融収支+誤差脱漏=0の関係が成り立つ。
- B:サービス収支。経常収支+サービス収支−金融収支+誤差脱漏=0の関係が成り立つ。
- C:資本移転等収支。経常収支+資本移転等収支−金融収支+誤差脱漏=0の関係が成り立つ。
【第1問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:第一次所得収支は経常収支の内訳の一つで、国際収支の3大区分ではない。
・B:サービス収支は経常収支の内訳の一つで、国際収支の3大区分ではない。
・C:正解はCです。国際収支は経常収支・資本移転等収支・金融収支から成る。【試験対策】第一次所得収支やサービス収支は経常収支の内訳。3大区分と混同しない。
関連過去問:R7,問11
重要度:A 論点:経常収支の内訳
問2:経常収支を構成する4つの収支の組合せとして正しいものはどれか。
- A:貿易収支・サービス収支・第一次所得収支・第二次所得収支。
- B:貿易収支・サービス収支・金融収支・資本移転等収支。
- C:貿易収支・投資収支・第一次所得収支・第二次所得収支。
【第2問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。経常収支は貿易・サービス・第一次所得・第二次所得の4収支から成る。【試験対策】金融収支・資本移転等収支は経常収支の外。区別が頻出。
・B:金融収支と資本移転等収支は経常収支の外の区分で、経常収支の内訳ではない。
・C:「投資収支」は経常収支の内訳の名称ではなく、正しくは第一次所得収支・サービス収支等である。
関連過去問:R7,問11/R5,問2
重要度:A 論点:第一次所得収支
問3:対外投資から得られる利子・配当などの収支と、近年の日本で経常黒字の主因となっているものの組合せとして正しいものはどれか。
- A:貿易収支。財の輸出入を計上し、近年の日本ではこれが経常黒字の主因である。
- B:第一次所得収支。海外資産からの利子・配当を計上し、近年の日本ではこれが経常黒字の主因である。
- C:第二次所得収支。無償援助を計上し、近年の日本ではこれが経常黒字の主因である。
【第3問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:貿易収支は財の輸出入の差額で、近年の日本の経常黒字の主因は第一次所得収支である。
・B:正解はBです。利子・配当を計上する第一次所得収支が近年の日本の経常黒字の主因である。【試験対策】近年は貿易黒字より第一次所得収支の黒字が中心。
・C:第二次所得収支は無償移転の収支で、利子・配当を計上する第一次所得収支ではない。
関連過去問:R7,問11/R5,問2
重要度:B 論点:貿易収支とサービス収支
問4:輸送・旅行・知的財産権使用料などの取引の収支を何というか。
- A:第一次所得収支。モノではなくサービスの国際取引を計上する。
- B:サービス収支。モノではなくサービスの国際取引を計上する。
- C:貿易収支。モノではなくサービスの国際取引を計上する。
【第4問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:第一次所得収支は利子・配当を計上するもので、サービスの取引ではない。
・B:正解はBです。サービスの国際取引を計上するのはサービス収支である。【試験対策】財=貿易収支、サービス=サービス収支。区別が基本。
・C:貿易収支は財(モノ)の輸出入の差額で、サービスの取引を計上するものではない。
関連過去問:R5,問2
重要度:B 論点:金融収支
問5:直接投資・証券投資・外貨準備などの対外金融資産・負債の増減を計上する収支を何というか。
- A:金融収支。資産の増加・負債の減少をプラスで記録し、経常黒字は対外純資産の増加(金融収支のプラス)として現れる。
- B:経常収支。資産の増加・負債の減少をプラスで記録する。
- C:資本移転等収支。資産の増加・負債の減少をプラスで記録する。
【第5問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。対外金融資産・負債の増減を計上するのは金融収支である。【試験対策】経常黒字↔対外純資産の増加(金融収支プラス)の対応が頻出。
・B:経常収支は財・サービス・所得の取引を計上するもので、金融資産・負債の増減ではない。
・C:資本移転等収支は対価を伴わない資本の移転等を計上するもので、金融資産・負債の増減ではない。
関連過去問:R7,問3

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