重要度:B 論点:景気循環と在庫
問31:意図せざる在庫の増加が生じやすい局面として正しいものはどれか。
- A:好況の過熱期にのみ起こり、後退局面ではみられない。
- B:回復局面にのみ起こり、後退局面ではみられない。
- C:需要が落ち込む後退局面で生じやすい。売れ残りが積み上がり企業は生産を縮小する。
【第31問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:意図せざる在庫増は需要不足の後退局面で生じるもので、過熱期に限られない。
・B:回復局面ではむしろ在庫が減少に向かいやすく、意図せざる在庫増が典型的に起こる局面ではない。
・C:正解はCです。意図せざる在庫増は需要が落ち込む後退局面で生じやすい。【試験対策】売れ残り増→生産縮小の連鎖が後退を深める。過熱期限定は誤り。
関連過去問:基礎知識
重要度:B 論点:労働生産性の国際比較
問32:労働生産性を国際比較する際の換算方法として適切なものはどれか。
- A:金利平価で換算し、各国の金利差を調整して比較するのが一般的である。
- B:購買力平価(PPP)で換算し、各国の物価差を調整して比較するのが一般的である。
- C:名目為替レートで換算し、物価水準の差は無視して比較するのが一般的である。
【第32問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:金利平価は為替と金利の関係を示す考え方で、物価差調整の換算方法ではない。
・B:正解はBです。国際比較では物価差を調整する購買力平価(PPP)換算が一般的。【試験対策】名目為替レートでは物価差の歪みが残る。PPPで調整。
・C:名目為替レートでは各国の物価差による歪みが残るため、比較には適さない。
関連過去問:R6,問2
重要度:C 論点:女性の労働参加
問33:女性の労働参加率の上昇が労働力人口に与える影響として正しいものはどれか。
- A:女性の労働参加は就業者を減らし、労働力人口を減少させる要因となる。
- B:就業または求職する女性が増えるため、労働力人口を増加させる要因となる。
- C:女性の就業は非労働力人口の増加であり、労働力人口には影響しない。
【第33問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:労働参加率の上昇は就業者や求職者を増やし、労働力人口を減少させるものではない。
・B:正解はBです。女性の労働参加率上昇は労働力人口を増やし、少子高齢化による労働力減少を補いうる。【試験対策】労働力人口=就業者+完全失業者。参加率上昇→増加。
・C:就業・求職する女性が増えれば労働力人口は増加し、非労働力人口の増加ではない。
関連過去問:R7,問2
重要度:B 論点:構造的失業
問34:産業構造の変化により求職者の技能と求人が合致せず生じる失業を何というか。
- A:構造的失業。技能のミスマッチにより生じる。摩擦的失業は転職・求職過程で一時的に生じる失業を指す。
- B:摩擦的失業。技能のミスマッチにより生じる。構造的失業は転職過程で生じる失業を指す。
- C:循環的失業。技能のミスマッチにより生じる。景気後退で需要が不足して生じる失業を指す。
【第34問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。技能のミスマッチは構造的失業である。【試験対策】構造的=技能ミスマッチ、摩擦的=転職過程、循環的=需要不足。
・B:摩擦的失業は転職・求職過程で一時的に生じるもので、技能ミスマッチによる構造的失業とは異なる。
・C:循環的失業は景気後退の需要不足で生じるもので、技能のミスマッチによるものではない。
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