重要度:A 論点:IS曲線
問11:財市場(生産物市場)を均衡させる利子率と国民所得の組合せを表す曲線とその傾きとして正しいものはどれか。
- A:IS曲線。利子率が下がると投資が増え所得が増えるため右下がりになる。
- B:IS曲線。所得が増えると貨幣需要が増え利子率が上がるため右上がりになる。
- C:LM曲線。利子率が下がると投資が増え所得が増えるため右下がりになる。
【第11問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。財市場の均衡を表すのはIS曲線で右下がりである。【試験対策】IS=財市場=右下がり、LM=貨幣市場=右上がり。取り違え注意。
・B:IS曲線は右下がりであり、右上がりになるのは貨幣市場のLM曲線である。
・C:LM曲線は貨幣市場の均衡を表す右上がりの曲線で、財市場のIS曲線ではない。
関連過去問:R7,問10/R5,問8
重要度:A 論点:LM曲線
問12:貨幣市場を均衡させる利子率と国民所得の組合せを表す曲線とその傾きとして正しいものはどれか。
- A:IS曲線。所得が増えると貨幣需要が増え利子率が上がるため右上がりになる。
- B:LM曲線。所得が増えると貨幣需要が増え利子率が上がるため右上がりになる。
- C:LM曲線。利子率が下がると投資が増え所得が増えるため右下がりになる。
【第12問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:IS曲線は財市場の均衡を表す右下がりの曲線で、貨幣市場のLM曲線ではない。
・B:正解はBです。貨幣市場の均衡を表すのはLM曲線で右上がりである。【試験対策】LM=貨幣市場=右上がり。IS(財市場・右下がり)と対。
・C:LM曲線は右上がりであり、右下がりになるのは財市場のIS曲線である。
関連過去問:R7,問10/R5,問8
重要度:A 論点:財政政策とISシフト
問13:政府支出の増加や減税がIS曲線・LM曲線に与える影響として正しいものはどれか。
- A:IS曲線を左方にシフトさせる。財市場の需要が減り、所得と利子率をともに低下させる。
- B:IS曲線を右方にシフトさせる。財市場の需要が増え、所得と利子率をともに上昇させる。
- C:LM曲線を右方にシフトさせる。貨幣市場の需要が増え、所得を上昇・利子率を低下させる。
【第13問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:政府支出増や減税は需要を増やすためISを右方にシフトさせ、左方ではない。
・B:正解はBです。財政拡大はIS曲線を右方シフトさせる。【試験対策】財政政策=ISシフト、金融政策=LMシフト。所得↑利子率↑。
・C:財政政策はISをシフトさせる。LMをシフトさせるのは金融政策である。
関連過去問:R7,問10
重要度:A 論点:金融政策とLMシフト
問14:貨幣供給の増加(金融緩和)がIS曲線・LM曲線に与える影響として正しいものはどれか。
- A:LM曲線を左方(上方)にシフトさせる。利子率上昇が投資を抑制し所得が減る。
- B:IS曲線を右方にシフトさせる。財市場の需要が増え所得が増える。
- C:LM曲線を右方(下方)にシフトさせる。利子率低下が投資を刺激し所得が増える。
【第14問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:貨幣供給増は利子率を下げるためLMを右方(下方)にシフトさせ、左方(上方)ではない。
・B:金融政策はLMをシフトさせる。ISをシフトさせるのは財政政策である。
・C:正解はCです。金融緩和はLM曲線を右方(下方)にシフトさせる。【試験対策】貨幣供給増→利子率低下→投資増→所得増。LMシフト。
関連過去問:R7,問10
重要度:A 論点:クラウディングアウト
問15:拡張的財政政策が利子率を上昇させ、民間投資を減少させて所得増を一部相殺する現象を何というか。
- A:クラウディングアウト。政府支出増→利子率上昇→民間投資減で財政政策の効果が弱まる。
- B:乗数効果。政府支出増が所得を何倍にも増やす効果である。
- C:流動性のわな。利子率が下限に張り付き金融政策の効果が弱まる現象である。
【第15問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。利子率上昇で投資が締め出されるのがクラウディングアウトである。【試験対策】財政拡大の効果を打ち消す。利子率上昇が経路。
・B:乗数効果は財政政策の効果を増幅する仕組みで、効果を打ち消すクラウディングアウトとは逆である。
・C:流動性のわなは金融政策が無効になる状態で、財政政策が投資を締め出す現象ではない。
関連過去問:R6,問11/R3,問6

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